平標山を振り返る
平標山は、ガスの中
山歩き行程 (写真を撮りながらなので、あくまで参考です)
元橋駐車場-52分-鉄塔-31分-松手山頂-1時間19分
-平標山頂-10分-お花畑昼食休憩17分-43分-仙ノ倉山頂休憩24分
-54分-
平標山頂-55分-松手山頂-29分-鉄塔-32分-元橋駐車場       全工程 6時間56分休憩41分含む   
平標山 お花畑ベンチ 13:39

 誰もいないベンチには、仙ノ倉山まで行ったのだろう、ザックが3つデポしてある。
ここは風の通り道、普段は強風でお弁当など広げられないが、今日は風も穏やかで気持が良い。
早速だいぶ遅れた昼食を摂る。コンビニ弁当だが、奇麗な景色と花を囲んで最高の贅沢この上ない。
後に若い男女とザックの主が帰って来たので、ベンチを譲り先に行く。
平標山手前ピークより北斜面
松手山から平標山

 階段の途中で休んでいる人達から、浅付のキュウリをもらってとても美味かった。
ガレ場の北側には、ハクサンイチゲの群落があり、まだ見られる。
ヨツバシオガマの赤紫の花も点々と咲き、高山植物の季節到来。
平標山手前のピーク
アカモノ

仙ノ倉山

 お花畑を過ぎると仙ノ倉山へは、ハクサンイチゲしか見られなくなる。
半袖半ズボンのトレラン姿の下山者と行き会ってから、誰も居なくなり、私一人だけの独占コースになってしまいました。
平標山 お花畑

 賑やかな頂上を後に、お花畑への階段を下りていく。
鞍部一面が、高山植物のお花畑となってそれはもう見事です。
ハクサンイチゲ・ハクサンコザクラ・チングルマ・ミヤマキンバイ他。
これだけの種類が沢山集まっている場所は、ざらには無いですね。
ベンチへ向かう
平標山からお花畑へ
平標山から仙ノ倉山へ

平標山頂  13:29

 雨具や傘を乾かしたり、昼食を摂る人達で山頂は、45人も休んでいて大賑わい。 
平標山では晴れ渡り、嘘のようなお天気になりました。ここにいる皆さんは雨の中登った人達です。
朝天気が悪くても、ぐずぐずしていないで、行動第一ですね。
平標山への稜線

 階段を登り切ると心地よい稜線の山歩きとなる。
ハクサンイチゲもここぞと咲き誇り、平標山へと誘ってくれる。
頂上手前のピークからは、笹原で歩きたくなるような平標新道が見下ろせる。
松手山から平標山

 枯れ木の奥は、苗場山の方向だが山頂はガス気味のようだ。
ジグザグの木段は、荒れて浮いた箇所を切り揃え歩きやすくなっていた。
冬の凍上や登山者が多いので痛みも早くなる。
この階段が無かった時には、ガレ場は登りにくかったそうです。
階段脇のハクサンイチゲ
ヨツバシオガマ
笹原を行く団体さん
ジグザグの階段を振り返る
松手山はガスの中に
階段で休む登山者
ガレ場
松手山から平標山へ

松手山頂
登山口から松手山へ H21  6月21日

ツツジと苗場山
苗場山アップ
ツツジ平?
登山道脇のヤマツツジ

松手山登山道入口 10:51

 行動が遅かった、この時間からの登山者は誰もいないぞ。
車が沢山あったので、雨の降る中、既に山頂にみなさん向かったようです。
熊注意の看板が気になるが、山の中へ入り込みます。

元橋駐車場   10:47

 入口に昨年は無かった料金所が出来ていました。
しかし徴収人は留守でした。
駐車場に車は半分程度、朝から雨だったので日曜の最盛期ですが、登山者はやや少なめかな?
 熊谷女子高校登山部の女学生が、山を降りて来た所だった。
昨日泊まり今日は、雨に降られたようだが、とても元気でありました。
土曜は、朝7時で駐車場が満車だったそうです。

 毎年この時期登るので今年も外せないが、最近日曜は雨ばかり。
朝起きて外を見たらだいぶ雨が降っていたので二度寝してしまい、9:30頃目が覚めると小降りになっているではないか。
これは、毎年恒例の平標山の高山植物を見に行かねば、天気は何とかなるでしょう。
ハクサンイチゲはそろそろ終盤、ハクサンコザクラ・チングルマは満開でした。

 

仙ノ倉山頂 14:39
 沢山のハクサンイチゲの大群落に出迎えられて頂上に到着。山頂は、やはり誰も居ない。 
今日は、夏至である。 日が長いので少々遅くなっても暗くなる事は無いので安心して居られるのに皆さん下山が早いのです。

大鉄塔   11:38

 巨大鉄塔が見えて来た、それと同じくして雨が降り出して来たのである。参ったなー天気が良くなると思ったのに。
団体さんが、鉄塔で休息後出発しました。出足が遅いので平標山の家に泊まるのかな?
先を譲ってもらうと、げっ!ここにも
ヤマヒルが出ました。 まさかまさかです!

平標山-仙ノ倉山歩き-1  H21 06-21
平標山-仙ノ倉山2へ
松手山登山道

 階段を登り出すと湿度が高く、湿った空気で汗がだらだら、急な登りで、息が切れます。
林の中をずっとこんな感じで登るので、嫌な感じですね。
 登って行くとヤマツツジがちらほら目に付く、視界の開けた場所から苗場山が顔を出している。
雲が切れてきたので、天気が回復するかも?
ちょっぴり期待しながら、蒸し暑さの中を登って行く。
急坂を登り上げ、ツツジ平(勝手に名前を付ける)はヤマツツジが満開です。
登山道両脇もヤマツツジのお出迎え、足元に散り始めたアカモノが咲いている。
がぜん気分が良くなり調子が出てきたぞ、後はガスが晴れるのを願うだけ。
仙ノ倉山 標高2,026.2m
(単独行)
天気:晴れ
山頂気温:24.9℃
朝日岳手前の小ピーク
朝日岳へ続く木道
松手山から平標山

 松手山からは、眺望の良い稜線歩きで気持が良い。
ましてや天気がどんどん回復して雲が取れていくのがわかる。
 「高山植物や昆虫を自然の姿で残そう。」と看板に書いてあるように、植生が高山植物に替わっていく。
ハクサンチドリ・ハクサンイチゲ・ヨツバシオガマが見られるようになる。
松手山頂  12:10

 雨が上がったが、もうお昼になってしまいました。
腹が減ったが、団体さんが休憩を取りそうなので、カレーパンを口にし先を急ぐ。
ここからは花や景色を楽しめながら登れるので、急坂の階段でも苦にならない。
足元の両脇には、ずらりとアカモノのかわいい花が並んでいる。
他には、咲き残ったイワカガミが少々、ツマトリソウもかわいらしい。
松手山登山道

 ヤマツツジが少なくなると今度は、タニウツが多くなります。
木々の間から振り返ると、苗場スキー場のコースが蜘蛛の巣のように山肌を這っている。
遠くに白いプリンスホテルが大きく見え、金儲けの浅ましさの象徴か。
だんだん苗場山が泣き出しそうな天気になってきたな。
料金表

普通車
500円
マイクロバス
1,000円
大型バス
2,000円
二輪車
200円
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日付順山行記録
平標山-仙ノ倉山の花へ
ウラジロヨウラク
松手山登山道

 こんな湿った林は、ヤマヒルが取り付きそうで下ばかり見て歩いて行く。林を抜け稜線に出ると、ベニサラサドウダンばかりが目に入るがウラジロヨウラクもある。
元気な女生徒達
平標山-仙ノ倉山の花へ

平標山の地図

平標山-仙ノ倉山2へ
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平標山   標高1,983.7m
(単独行)
天気:晴れ
山頂気温:23.9℃
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