藪へ入る
左の樹林帯に入るが、入り組んでいるので非常に進みにくい。
おまけに腰まで埋まってしまう。
岩場を廻り込んだようなので雪庇に出て見ると丁度良い場所であった。
赤城さんを振り返ると木の隙間に落ち込んでいました。
鹿俣山へ
これほどの青空でも上越国境の雲は取れません。
赤城さんが回復したので歩き出す。
自分が前を歩くが、人生では私が追いかける立場だ。
尊敬に値する体力と気力は、よほど体調管理と普段からにのトレーニングが出来ていなければこうは歩けまい。
獅子ヶ鼻山 10:59
南北に狭い獅子ヶ鼻山でよろけたら大変だ。
切れ落ちた尾根の先にもカモシカのトレースがずっと続いている。
人が進むには、かなりの技術と装備が必要だろう。
自分達には、行く事の出来ない領域である。後続の単独さんと山頂を交代。
獅子ヶ鼻へもう少し
雪庇に出ても山頂は、まだまだ先である。
新雪が深くけっこう踏み込んでしまう。
いまさらカンジキも面倒なので進んで行くがおっと片足が抜けません。
バランスを崩せば、真っ逆さまに滑落してしまいそう。ビクビクしながら突端へ進む。
鹿俣山
鹿俣山 14:18
車に直接戻るなら、山頂の雪庇を避けて南に降る事も出来る。
時間は、倍もかかるがブナ平を経由しゲレンデを北に回り込み戻るコースもある。
私も冬のブナ平を歩いた事が無いので、相談して後者としました。
鹿俣山頂は、本日登った人もいたらしく足跡が多かった。
ここだけでは武尊が良く見えないのでもう少しだけ、進んで見たら素晴らしい景色が目にできたのにな。
獅子ヶ鼻、名前は怖いが良い所でした。
岩場を北側に巻く
この場所さえ無ければずっと雪庇歩きが出来るのに。
仕方がない右の藪に入ります。
ピンクテープを4か所付けておいたので、この次は目印になるでしょう。
ゆうやけさんが来ないかな。
岩を巻きまた雪庇に出ます。
武尊方面は、青空が広がり赤城さんも自分も振り返ってばかりで足が進みません。
赤城さんは、平成24年4月9日に来た時はもっと天気が良かったと言う。
年を重ねてもまた新たな感動が有るのだろう。良い場所は何度来ても良いな。
それに今日は雪が締まって歩き易い。
もう春山の季節になったのだろう。
尼ヶ禿山
吾妻耶山
鹿俣山
P1710
獅子ヶ鼻山を後に
山頂から少し戻った窪みで昼食。
今日は、お湯を忘れて来たのでカップラーメンはお預けです。そこまで寒くないのでまあいいや。
食事の後、また先端まで戻って撮影。
谷川岳が現れないのが悔しいが、いっぱい写真を撮って下山です。
赤城さん提供
P1710
赤城さん提供
赤城さん提供
P1710へ
後から来た方は、とっくに鹿俣山まで戻ってしまった。
赤城さんP1710への登りで足が攣ったようです。
ずっと降りがいきなり登りになると筋肉と筋とのバランスがついて行かないかもしれない。回復するまでゆっくり立ち止まります。
雪庇を降る
剣ヶ峰山は、堂々と風格が有ります。
武尊山より存在感が有るかも?
鹿俣山までずらりと雪庇が続いています。
それほど張り出していないのでもう少し前に出ても大丈夫かな。
風が弱いので北側の霧氷は、まだ落ちません。
玉原湖
剣ヶ峰山
武尊山