雪庇を進む
2月21日の晴天の日だろうか、沢山の登山者やB.Cの方達が歩いたトレースが沢山出来ていた。
踊っているように北側へ枝を曲げたダケカンバを過ぎ坂を登るとその先に亀裂が走っていた。
トレースは、これを避けるように左の林へ入り込んでいた。
大きな穴は、2月10日に私が落ちた所です。
あの時は新雪が深く苦労しましたが、今はずっとアイゼンで歩ける程締まっているのです。
左の林には、小規模ながら霧氷が付いています。期待しなかったが嬉しい誤算です。
あれ雪庇が続くのにトレースが林の中に入り込んでしまいました。
獅子ヶ鼻山へ
霧氷は綺麗でも、お天気がもう少し。
青空にならないだろうか。
雪原には、うさぎやカモシカの足跡だけです。
だんだんと岩場が近付く。
上を越えられないし、右はとても行けないし、左の林に入るほか無さそうだ。
白毛門山
赤城さん提供
武尊山
獅子ヶ鼻山
霧氷
根元がしっかり凍って完全な霧氷と言えるものでした。
振り返るとP1,710に後続者が見えました。
これから先にトレースはありません。
自分の判断で進みます。
太陽がもう少し頑張ってくれないかな。
トマノ耳
オキノ耳
一ノ倉岳
西黒尾根
白毛門下のクラックに人が
鹿俣山直ぐ先のパックリ割れた雪庇は、既にずり落ちていました。山頂先端も見えない亀裂が入っているようです。
ここから獅子ヶ鼻山まで見事な雪庇が続いています。そして北斜面には霧氷が付いているようです。
大烏帽子
朝日岳
ジャンクションピーク
ペンション村先 7:37
玉原スキーパークは、平日なので駐車無料ですが、奥まで行き除雪スペース脇に車を停める。
雪は締まっているので最初はアイゼンで行って見ましょう。
ゲレンデを歩いているとパトロールの方が近付いて来て8:30からの営業が始まったら外に出てとの事。
鹿俣山頂 8:55
大きなマシュマロの様に張りだ出した雪庇が鹿俣山です。
だだの丘のようで獅子ヶ鼻山に続く尾根の一部でしかありません。
曇り空と同化しているが、何とか谷川岳も見えました。あれ白毛門へ4人登っています。
昼頃は、晴れ間も出る予報なので期待。
笠ヶ岳
1,710ピーク 9:32
2月21日は、天気が悪くここで引き返した。
沢山有ったトレースもここで途絶えている。
この先は、カモシカのトレースが有るだけで最近は、獅子ヶ鼻まで行ってはいないようである。
雪庇が黒い岩の所で途絶えているので、先へ行くのを諦めたようだ。
衝立岩
第2リフト上 8:34
ブナ林に囲まれたスキー場、玉原が開発される前はさぞかし美しかったろうに。
ブナに絡みつくツルアジサイは、ドライフラワーだ。
今日の天気はどうだろう。谷川岳は白く霞んでいる。
ここから山歩き、第2リフト手前からアイゼンを利かせて雪の壁を乗り上げて行く。