白毛門山
ジジ岩
ババ岩
武能岳
白毛門山 標高1,720m
(単独行)
天気:曇後ガス
山頂気温:4.8℃
急な雪面を登る
亀裂が多いが、トレースを辿れば大丈夫だ。
大岩の左を目指し直登して行く。
かなり急な斜面ですが、アイスバーンと違い緩い雪なのでステップを刻んで行けば滑り落ちる事もない。
ピッケルを突きたて一歩一歩高度を上げます。
白毛門山
ヒノキノウロ 10:25
ヒノキノウロは、左を巻いて行く。
もちろんウロは、雪の下で気付かないで行く人も多いだろう。
疲れたので青の先で一息いれ、ストックをピッケルに変更。
谷川方向を見ると真新しい雪崩の跡がある。
先程雷の様な轟音がしたので今崩壊したばかりだろう。
先端は、湯檜曽川近くまで行っていました。
反対側の白毛門大滝は、一部穴が空いていた。
稜線に出る
稜線に出て振り返ると急な斜面の途中で横に走る大きな亀裂が見えます。
あそこをまた通過するのは、嫌ですね。
登り上げても雪庇が割れているので注意しなければならない。
踏み跡もカンジキが抜け込んでいる所もありました。
トレースを辿ると亀裂に行き当たりまた引き返す。
ガスも出て来たので前が見えるまで少し立ち止まる。
もうここが山頂だと思って引き返すか少し考える。
先が見えない所は進めません。
また視界が開けたので先に行く。
山頂手前の鎖は、見えていた。
良しもう少しだ。
谷川ロープウェイ
登山道
積雪期は、夏道と違い最初から尾根に取り付く。
これがかなり急なのです。
土曜日にだいぶ人が入ったようでトレースは、いろいろあります。
グサグサの雪は、ワカンとダブルストックで登るがピッケルが良いかも。
松ノ木沢ノ頭 11:44
腹も減ったしカップうどんと菓子パンでお昼にしましょう。
ガスが激しくなったし、もうここで終了か。と思ったらガスが何度か抜けると山頂が判って来ました。クラックはあるが、4人のパーティーが危険個所を降りている。
ガスの中、前も見えない所を良く登れますな。自分なら無理です。
ガスが時折抜けて行きます。これはもしかしたら行けるかな? 天気も良くなる感じがするぞ。
この先が危険なので、やな予感を感じたら何処でも引き返しましょう。
土合駅 8:36
土合駅前は、他に車が3台だけ。
天気予報では、お昼頃に晴れ間が出るとあったので谷川岳が見えるといいなあ。
白毛門山へ登る人は、他にいるでしょうか。
2m以上ある雪の斜面を乗り上げ駐車場へむかいます
白根山
武尊山
東黒沢登山口 8:59
ボーダーが遊んだのでしょうか。
広場先に小さなジャンプ台が有りました。
登山届や馬蹄形概念図は、すっかり埋まっている。これは最初からカンジキです。
東黒沢に掛かる橋は、雪がナイフリッジで片足滑り落ち尻もちをつく。
川までドボンしたら怪我します。
松ノ木沢ノ頭へ
マシュマロを潰したような雪庇の上を歩いて行くとだんだん急になる。
夏場ならつまらない登りでも雪景色は美しい。
ただ谷川岳が見えないのは残念だ。
先行者は、2人以上でカンジキを履いているようだ。
2月11日に谷川岳に登り白毛門を見たら大きなクラックが入っていた。
ゆうやけさんが、次の2月12日に白毛門へ登り、大きなクラックの所で引き返したそうだ。
白毛門が、修羅場門と化していたそうである。
今の時期は、雪の状態次第なので松ノ木沢ノ頭までの方が無難でしょう。
昨夜も雨が降っていたので雪崩の危険もあります。
白毛門山 13:25
方位版と道標の上部が見えたのでここが山頂だ。
しかし、ガスが濃くなり細かい雨粒が横殴りになって来た。
気温が高いのでまだいいが、殆どホワイトアウト状態である。
恐るおそる自分のトレースを辿りながら何とかやっと降れる状態。
至仏山
小至仏山
笠ヶ岳
白根山
土合駅