白毛門下山
気温が低かったおかげで、木々に付いた雪も落ちずに残る。
登りと違いトレースがしっかりあるけど、新雪が大量に積もっているので慎重な足運びを要する。
真新しい雪庇の亀裂も広がって今にも落ちそうだ。
急斜面は、後ろ向きでゆっくりと。
笠ヶ岳下山
下から3人の若者がやって来た。
馬蹄形縦走をすると言っていました。
青空が出て来たので明日は良い天気になるでしょう。
笠ヶ岳を下山し出すと風は相変わらず強いが、青空が少しずつ広がり、一ノ倉沢もすっきり見えて来た。
クラストした急坂を下るとダケカンバに着雪や霧氷が付き、やっと綺麗な景色が撮影出来る。
下山を遅らせた甲斐が有りました。
白毛門山頂 14;08
白毛門に戻って来るともう誰もいない。
締め固められた踏み跡から多数の登山者がやって来たに違いない。
傾いた軟らかな日差しに照らされて霧氷が輝く。
気温は、8.4℃と少し上がったので寒くは無い。
笠ヶ岳まで歩いたおかげで綺麗な谷川岳を拝む事が出来ました。
この分では明日は、良い日になるだろうな。
私は、稲の種まきの予定が入っているので少し無理をして今日登ったけれど・・・。
さてとパンをかじっただけで早めに下山しますか。
ずっと下の方に2人見えます。
追いつけるでしょうか?
周囲の山
何処も山も雪が有るうちに登って見たい所ばかりだ。
武尊山、最近行っていないな。
袈裟丸山、直にアカヤシオが始まる。
阿能川岳、今年も行けずじまい。
谷川岳、今度は西黒尾根かな。
燧ヶ岳、残雪時期に行きたいな。
白毛門へ
雪原を戻る頃には、どんどん天気も回復し出して辺りの山も良く見えて来た。
今のうちに望遠で撮影しておこう。
もう直ぐ5月なのに一向に暖かくならない。新雪が50pもあるのは異常である。
上越の山に花の季節が訪れるのは、6月だろうか。
白毛門へ戻る
この時間でも登山者が登って来た。
さすがゴールデンウイークです。
待ちに待った太陽が照らす霧氷が美しい。
幾つかの小ピークをショートカットして雪原を歩きたいけどブッシュが顔を出し、夏道を辿る事にする。
雪庇を降る
下山は、トレースの無い所を歩いた方が楽なので足跡も広がる。
私は、あえて雪庇を辿り降りて行く。
此処は、最後まで残り崩壊の心配もないし、膝の負担も軽減できる。
1人、小烏帽子先まで行った人に追い越されました。