イワウチワ

白毛門-笠ヶ岳 2へ

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白毛門山の地図

マチガ沢
ハナゲノ滝
谷川岳と霧氷
白毛門-笠ヶ岳山歩き 1  H.25 04-28(日)
雪庇が残る
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
土合登山口-1時間8分-ヒノキのウロ1時間9分-松ノ木沢の頭
休憩10分-49分-白毛門山頂休憩24分-55分-笠ヶ岳山頂
昼食休憩47分
-1時間7分-白毛門山頂休憩9分-34分-松ノ木沢の頭休憩19分-31分-ヒノキのウロ-休憩8分-1時間8分-登山口
全歩行工程 9時間18分
(休憩1時間49分含む)

鞍部より笠ヶ岳へ

 幾つか小ピークを越え笠ヶ岳への鞍部に来ると単独の下山者がやって来た。
こちらも縦走断念組だろう。
 笠ヶ岳へ取り付くと、この季節には珍しくカチカチにクラストしている。
またもやピッケル・アイゼンを思いっきり突き刺し、四つん這いで登る。

雪斜面が崩壊した跡
直登する
雪が見えた
白毛門山 標高1,720m
(単独行)
天気:曇り

山頂気温:2.9℃
笠ヶ岳 標高1,852.1m
(単独行)
天気:曇り

山頂気温:1.1℃
笠ヶ岳避難小屋
小屋内部
鎖が少し見えました

松ノ木沢ノ頭へ

 松ノ木沢ノ頭手前の急斜面は、3-40cm程の新雪で下がクラストして固くなっている。
アイゼンを付けているうちに一人先を譲る。
天気は依然として回復が遅れ、風が雪を舞い上げトレースもたちまち消し去ってしまいます。

 ゴールデンウイークの日曜日、何処に行こうかな。谷川岳や尾瀬は混みそうだ。
13日に谷川岳から見た白毛門は、雪解けが進み私でも登れそうだった。
29日は、農作業の予定が有るので連休前半の休みは今日だけなのである。

 上牧から生憎雨が降って来た。湯檜曽の気温は、3℃。7時前に白毛門登山口駐車場に着いても雨は止まず、時折あられも交じっている。これは待つしかありません。
殆どの登山者は車で待機ですが、雨の中でも歩き出す人も出て来た。
そして雨は小降りに変化したでも上は雪なのであろな。まあ「松ノ木沢ノ頭」まで行って見ましょうか。

 ※ 登って見た結果は、綺麗ですけど決して進められません。今年は、遅れて雪が降りいまだ冬山の様相です。

霧氷の中を歩く登山者

清水峠

大源太山

七ッ小屋山

笠ヶ岳山頂  12:14

 苦労した甲斐も有り意外と早く笠ヶ岳へ来られた。
予報では、昼ごろから晴れると有ったのに回復は今しばらく掛かりそうだ。
強い風で寒いのでまずは避難小屋に逃げ込もう。

 笠ヶ岳避難小屋は、山頂から少し東に降った所にある。
ドアの雪をかいてみたが、しっかり締まらず雪が吹き込んでくる。
おまけに湿り気で天井や壁は、露でびっしょりだ。
この状態で5人も泊れば難儀だったろうに。
単独の下山者も泊りたくないと言っていたのがうなずける。
 昼食のオニギリを食べていると後続者がやって来てまだ先に進むと言う。

谷川岳方向
白毛門を振り返る
再び山頂
後続の登山者と避難小屋
ガスが晴れません
下山者
稜線へ出る
 白毛門稜線上は、新雪で出来た雪庇に亀裂が入って今にも落ちそう。
馬蹄形縦走を諦めた単独者が戻って来ました。この状況、明日一日では到底無理であろう。
ダケカンバにエビの尻尾が付き、これまでの雪が横殴りで激しく吹き付けた事を物語る。
白毛門山へ

 ここからが正念場、ガスが出て来てホワイトアウト目前なのだ。先行していた高齢者は、先を見据え戸惑っていた。
 13日に谷川岳からクラックは無いと確認していたので、このまま直登すれば良い。
しかし、新雪の下はクラストしていてガチガチである。ピッケル・アイゼンを思いっきり突き刺し、四つん這いで登る。
クラストした壁
松ノ木沢ノ頭

松ノ木沢ノ頭  9:56

 松ノ木沢ノ頭に着くと男女の下山者がやって来ました。
岳人に出ていたとかで、巻機山まで縦走の計画だったが、悪天候とラッセルで白毛門まで5時間費やしてしまったので到底達成出来ずに引き返すそうだ。
お礼を言って、これで私と前後の登山者も白毛門に向かう事が出来る。

雪道を登る

 ヒノキのウロから先は、完全なる冬山の様相となった。
新雪は、20cm以上積もりこれから先はピッケルを使いましょう。
下を見下ろすと雪の間から白毛門大滝が見えます。
 足元のトレースを見ると本日先行の方は、あと数人いるようである。
よくまあ朝方の悪天候でも登って行きましたね
ありがたい事で、もし自分が先頭であればそろそろ引き返す心構えを始める時期だろう。
新雪は覚悟の上で、厚着をし冬山装備で来ましたが、ここまで厳しい状況だったとは!
予想を遥かに超えています。

ヒノキのウロ  8:47

 先行者に追いつくと一層雪は多くなる。
笠ヶ岳まで避難小屋が無いので、荒天でどうしようもなくなれば、このヒノキのウロもビバークの役に立つかもしれません。

白毛門大滝

稜線に出る
東黒沢登山口より松ノ木沢の頭へ H.25 4月28日
笠ヶ岳山頂に戻る  12:38

 私の体力・装備では縦走は到底無理なので天気の回復を期待して笠ヶ岳山頂に戻る。
また巻機山を目指す単独の後続者と2人組がやって来た。避難小屋を過ぎて行くのでいったい何処でテントを張るのだろうか?
急斜面を登る

 先行者は、クラストを嫌い右へ進んだけれど此処は直登である。
さっき2人が降ったトレースは、地吹雪にかき消されたうえにガスって周りが見えず。
直感と経験でルートファインディングとなる。稜線上の少し窪んだ箇所が夏道なのだ。
雪庇の亀裂
先行者と霧氷

白毛門-笠ヶ岳間

 雪原を歩いていると笠ヶ岳から3人の下山者が戻って来た。
このグループも巻機山縦走を断念したそうで避難小屋泊は、計5人。
満員の小屋は、雪が吹き込み辛かっただろう。
山麓はブッシュが出て夏道の稜線を辿る。


土合 東黒沢登山口   7:39

 本降りの雨の中、殆ど車で待機中か?
様子を見て帰って行く人もいた。
予報ではあと数時間で雲が切れる予定。
雨が降る中、車から出て登山の準備。
新調した赤いザックのお披露目には、あまりに悲惨な天気である。

小烏帽子に向けラッセル

白毛門山頂  10:55

 白毛門山頂では、ガスで何も見えず。
写真を撮ってもらっていると笠ヶ岳避難小屋に泊ったと言う若い男女がやって来た。こちらも巻機山縦走を予定したが、昨日からの悪天候で断念したとの事。
残念だが賢明な選択である。
一緒に登った人は、ここまでで私は笠ヶ岳を目指す。

松ノ木沢の頭より白毛門山へ
雪庇が出来ている
ジジ岩ババ岩を右に見て
レリーフの岩を左へ巻く

白毛門登山道

 湯檜曽川対岸の谷川岳方面は、むろんガスに巻かれている。
こんな日でも西黒尾根を登っている人はいるだろうか。
 この急坂も雪が見え出し、イワウチワにも雪が付いている。

雪の中を進む先行者
ヒノキノウロ
東黒沢に架かる橋
ブナの林
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白毛門-笠ヶ岳 2へ

登山道入口

 登山届をポストに投下して橋を渡る。
雨具は着なかったけれど直ぐに雨は上がるだろう。
雪は融けてもブナ林は、まだ若芽を出していない。
下を見るとイワウチワが、冷たい雨にもめげず可憐に咲出していました。

笠ヶ岳

 山頂は、相変わらず強風で寒い。
すこし青空が出て天気が良くなる兆しが見えました。
まだ下から3人の後続者がやって来る。この天候をもろともせず登って来る強者ばかりなのか。
先頭の人は、小烏帽子に向かい単独ラッセルの最中だ。
北方の山が少し見え、清水峠や大源太山が顔を覗いて来た。
おお!谷川岳も出て来たのでもう少し下山を遅らせよう。

地吹雪が舞う

白毛門山から笠ヶ岳へ
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