笠ヶ岳より下山
4人の登山道は、たちまち下山して行く。
こんな所で雷に遭ったらたまらない。
気のせいか、新潟方向で音がしたような気がする。
3人追い越し、残雪を幾つか越え白毛門へ戻る。
笠ヶ岳へ
3/4程度は、夏道が出ていました。
先行者に追いつくが、写真を撮っているうちに先へ行ってしまいました。
この辺まで来るとシャクナゲが、見頃となっていました。
白毛門とシャクナゲ、笠ヶ岳とシャクナゲもバッチリカメラに納められました。
白毛門山への急坂
シャクナゲ・タムシバが目立ちますが、足元には、イワウチワ・ナエバキスミレ・イワナシ・タテヤマリンドウ・ミツバオウレンも咲く。
真冬に、直登した場所は、岩が転げ落ち表土が剥げ落ちて雪の量を察する。
ちょうどジジ岩・ババ岩の頭にシャクナゲが咲いていました。
白毛門山へ
苦労して登った雪の壁も小さな残雪が湧水となって流れ落ちていた。
稜線の雪庇箇所は、シャクナゲが咲き笠ヶ岳の雪に色を添える。
これを見たらどうしても笠ヶ岳まで行きたくなってしまいます。
振り返るとぼんやり霞んだ谷川岳とシャクナゲも梅雨の季節を感じさせる。
でも青空が恋しいなあ!
暖かくなったので、ヘビも出ています。ヤマカカシを2匹見ました。
松ノ木沢ノ頭 7:51
ヒノキのウロより一度アップダウンしてから、急な樹林帯をひたすら登る。
汗がだらだら、蒸し暑くて仕方ない。
だいぶ登ると、足元にイワウチワ、上にはタムシバの咲き残りが見えてきました。
松ノ木沢ノ頭で休んでいると追い越したご夫婦が、やって来ました。
谷川岳とシャクナゲの定番写真もご覧の通り無残な姿です。
いったい何しに此処まで来たのでしょうか。
この所2週連続で日曜日は、雨降りである。今日の予報も午後から雷とか、でも歩かないと体力が落ちてしまうので消化試合の様相で白毛門へ行ってみる。
昨年の6月 6日に白毛門から朝日岳そして蓬峠から土樽に下った時、シャクナゲが綺麗に咲いていたので、今年も良いだろうか。
昨年松ノ木沢の頭のシャクナゲは、盛りを過ぎていた。今年は雪解けが遅く花も遅れ気味なので、もしかしたら上手く行くかも?
歩き始めると日が照っていないのに蒸し暑くてしょうがない。おまけにブヨがうっとうしいほど纏わり付いてくる。
天気も回復しないし、余計に悪くなり終いに雨が強く振り出す始末で最悪でした。
土合 東黒沢登山口 5:35
大きな土合駐車場に車は、10台に満たず。午後は、雷雨の予報なので早めに降りなければなりません。
東黒沢で1グループが、朝食の準備中で煙が見えました。
白毛門登山道
初っ端から急登でもブナ林の新緑が目を休める。
2人は若いねとペンキで書かれた岩を過ぎると、木の根と岩が絡み合う尾根をひたすら汗を流しながら登って行く。
温度計は、18℃でも今日はとても蒸し暑くいつものペースで登れない。
1.5リットルの水分で足りるだろうか。
汗を拭うご夫婦さんを追い抜いて行くと、タムシバやシャクナゲの萎れた花が、目に付くようになった。
ヒノキのウロ 6:36
ヒノキのウロまでは、45で登る時もあるのに1時間も掛かってしまいました。
運動不足が、たたったようだね。
天気が良くないので気分も、もう一つ。
雪解けで増水した白毛門大滝は、音を立てて流れ落ちている。
白毛門-笠ヶ岳間
白毛門山の北側には、雪原が広がります。
雪の上から夏道へ出てのシャクナゲは、終わりでした。
鞍部より笠ヶ岳へ
登山道には、ショウジョウバカマ・イワナシ・タテヤマリンドウ・キジムシロ等咲いていました。
笠ヶ岳手前の鞍部の雪原を見て、アイゼンを付けて雪を登るか、夏道を行くか迷いましたが、上の方は笹原なので夏道を選択。
笠ヶ岳山頂 10:09
笠ヶ岳山頂に2人、朝日岳から1人、後から2人の私を含め計6人程今日は登った事になる。
谷川山系や全ての山が霞んでいる。
午後から雷雨の予報である。
コンビニで買った冷やしたぬきうどんとコーラで、昼食をたちまち食べて直ぐに退散。
虫が多くて一箇所にいられません。
白毛門山頂 9:01
天気の良い日ばかり白毛門山に登っているので、なんとなく気落ちがする。
蒸し暑く風も無いのでブヨがまとわり付く。
パンとコーラで、少休止して、後から数人登って来たので笠ヶ岳に向かって歩こう。