白毛門-笠ヶ岳山歩き-2  H21 04-19

松ノ木沢の頭  12:05

 松ノ木沢の頭に到着。
途中で男女の若い登山者に出会った。
雪が緩んでいるから気を付けてと一言アドバイス。
松ノ木沢の頭で見ていると、これから雪の急斜面を登って行く所であった。
あの人達が今日の最終登山者だった。
皆さん行動がはやいなあ。

白毛門下山

 写真では判り難いが、この辺りの登り口にはこれからイワウチワが群落で咲き誇る。
下山では頂上近くで2人出会ったきりで、みんなたちまち降りてしまったようだ。

桧の洞 ヒノキのウロ  12:37

 ヒノキのウロ付近は日陰なので雪が残っている。
ズボズボ雪の中に足を落としながら降る、とても歩き難い。
朝に比べてイワウチワが花開いてきたようだ。
ヒノキのウロ付近は、蕾が多いが下に行くにつれ花が開いている。
シャクナゲは、まだ蕾だがタムシバは、ぽちぽち花が膨らんでいる。
今度は、白毛門-笠ヶ岳間にシャクナゲが咲く頃登ってみたいな。

白毛門下山

 急斜面降りると雪庇の名残が続いた。
夏道も西側に見えるが、歩く人はいない。
岩と木の根の張った道を歩くよりも雪の上の方がずっと楽なのだ。
ヒノキのウロに近づくと雪は消え、岩だらけの道が顔を覗く。

イワウチワ(岩団扇)

イワウチワ(岩団扇)


白毛門で出会った植物  (まちがっていたら教えてください)

白毛門下山

 白毛門山には、大きな雪庇が張り出し、だんだん口が開いて動いているようだ。
今年は、雪が少なく早めに登れたがいつも上手く行くとは限らない。

白毛門直下は、夏道でも少し危険な所なので細心の注意を払ってゆっくり、足元を確かめながら降りていく。

白毛門山下の岩場から雪庇と谷川岳

白毛門山頂   11:37

 白毛門山へ戻ったが、沢山の足跡のみで人は居ない。
暖かくなり、雪が緩んで雪崩の危険があるからだろう。
腹も減らないので、休まないで降るとしよう。

白毛門へ

 幾つかピークの東を渡り白毛門山へ向かう。
今日の笠ヶ岳は、私だけだったようだ。

笠ヶ岳から白毛門へ H21 4月19日
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山域別記録

白毛門下山

 岩場から下は、雪の急斜面だが、足跡だらけですべり降りる事も出来ないほどになっていた。
昨日今日と週末なのでだいぶ登ったのだろう。

日付順山行記録

白毛門-笠ヶ岳山歩き 1

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松ノ木沢の頭 

 一ノ倉沢を正面に見下ろす。
駐車場は除雪が済んでいるが、トイレの前は雪の壁になっていて使えないようだ。
雪崩跡が豪快に見えて取れる。
ここで3時頃まで待っていれば、一ノ倉沢から雪崩の音が響き渡るのが聞こえるはずだが、そうは待っていられないので写真を撮っただけで下山する。

白毛門山 標高1,720m  
(単独行)
天気:晴れ

笠ヶ岳 標高1,852.1m
(単独行)
天気:晴れ
山頂気温:23.3℃

白毛門-笠ヶ岳山歩き 1

白毛門山の地図

土合 東黒沢登山口   13:35

 駐車場には車がけっこう止まっていた。
付近を散策している観光客もいたが、他は何処へ行ったのだろうか?
 今回の白毛門登山は、天気と雪の状況に恵まれ大成功であった。
つくづく山登りは、好天にかぎるなと、自己満足でした。


白毛門下山 H21 4月19日
武尊山

武尊山
笠ヶ岳
至仏山
燧ヶ岳
巻機山

笠ヶ岳山頂 10:39-11:06

 笠ヶ岳で周りの山を見回す。
まだ雪が多いが、登ったことのある山ばかりなので、懐かしみながら感慨に浸れる。
遠くの山は少し霞んでいるが、尾瀬の山々も見えている。
残雪の至仏山も良いだろうな。

天神平
苗場山
武能岳
笠ヶ岳山頂から湯檜曽谷を見下ろす

笠ヶ岳を降る

 初夏のような暖かさだった笠ヶ岳を後にします
小笹の斜面を抜けると、雪の急な下り斜面になる。
すべり降りるのは危険なので、アイゼンで踵に力を入れながら降る。
ぼそぼその雪なので、尻餅をついても直ぐ止まれるだろう。
下りは最短コースを取れるので速いのだ。
 斜面のトラバースは気を使う、ブッシュに足を取られ、ズボッと踏み抜いてしまう。
雪崩の心配は無さそうだが、稜線の夏道を歩いた方が賢明だったかも?

朝日岳
清水峠
笠ヶ岳山頂 H21 4月19日

イワウチワ(岩団扇)

タムシバ

マンサク(満作) 登山道

キブシ(木五倍子) 登山口

イワナシ(岩梨) 登山道

白毛門下山

 急斜面を振り返り、降りてきた所を見上げる。
足跡が沢山あったので助かったが、トレース無しでは登れないだろうな。

 左のジジ岩ババ岩を見ながら降りていく。

七ッ小屋山
谷川岳 トマノ耳
谷川岳 オキノ耳
松ノ木沢の頭より白毛門山
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