白毛門山 標高1,720m (単独行)
天気:晴れ
桧の洞 ヒノキのウロ 7:55
ヒノキのウロは、雪に埋もれて様子がまるで違います。
ここに来るだけでも苦労したので、この上で進むのを諦めました。
天気が良すぎて、山を諦めるのは初めての経験ですが、尾根歩きでも雪崩の危険がまったく無いとは言い切れません。
白毛門登山道
上に行くにつれ、登山道には残雪が多くなって来て、登り難くなりました。
うっかりすると、ずぼっと踏み抜ける。雪が腐ってとても状態が悪い。
これでは上まで行けないかも?
アイゼンが利くような雪では、ないので滑ると大変だ。
白毛門登山道
白毛門登山道は、このように黒桧の根が張り、夏道が出ています。
イワウチワも蕾が膨らみ、もう直ぐ咲きそうな花もありました。
土合 東黒沢登山口 6:34
湯檜曽から見た白毛門は残雪たっぷり、クラックは無さそうだが、頂上は無理でも谷川岳が見える所まで登ってみたい。
登山口の駐車場は、除雪していなく雪がたっぷりありました。
道路脇の空き地に駐車し、アイゼンを持ち歩き出す。
谷川岳
登って行くと谷川岳が、立木の隙間から見えました。
西黒尾根には、沢山雪が残っていた。
岩場の雪は、だいぶ落ちてマチガ沢には雪崩の跡も見えました。
これからは、ブロック雪崩が多く発生するでしょう。
湯檜曽から見た白毛門 まだ雪がだいぶありました。
まだまだ残雪があると思いますが、松ノ木沢の頭までと思い出かけました。
道路には雪がありませんでしたが、土合駐車場は除雪していなく、まだ雪ががっちり残っていました。
ヒノキのウロ周辺を見回す
ヒノキのウロから上は平らになっていて、テントの張った跡も有りました。山頂が見える所まで、ザックを置き行ってみる。
松ノ木沢の頭と白毛門山が並んで見えた。
以前登った時松ノ木沢の頭手前は、立木が無い雪の急斜面で危険な所だった。今回は雪面が緩んでより危なそうだ。
白毛門山手前は、斜面をトラバースしていかなければならない。
滑ったら一貫の終わりで、とても私には自信がない。
左を見ると天神平スキー場がしっかり見えた。
雪はたっぷりあるので、まだまだ十分滑れそうだ。
経験ありそうな方が2人登って来た。付いて行けば登れそうだが、食事を摂り降る事にする。
途中で夫婦らしき方が休んでいた。
以前スノーシューでも登ったそうだ。
あの急斜面をどうやって登るのか疑問に思った。
帰りに湯檜曽川から谷川岳を写していこう。
白毛門沢 タタラノセン
雪渓の間から滝が見えました。
まだ水量は、少ない様です。
マンサク
ヒノキのウロまでの中ほどには、沢山の花を付けた黄色のマンサクが朝日に輝いて」キラキラ光り輝いていました。
白毛門登山道
少し登ると日向は雪が消え、夏道が出ています。
イワウチワも蕾が膨らみ、もう直ぐ咲きそうな花もありました。
白毛門登り出し
東黒沢の橋を渡ると辺りが、雪原になっていました。
夏道はすっかり消え、雪の斜面を直登です。
この所気温が上昇し、雪はグサグサ、ずぶずぶ踏み込み、坂を登るのに難儀をしました。