大源太山

清水峠歩き 1  H.24 08-05(日)

清水集落先   7:00

 清水集落から道は狭くなり、少し進むとロープで鍵が掛かって通行止めとなっている。檜倉沢砂防工事のためだそうだ。
 此処には駐車できないので、少し戻り車両交換場所脇に車を留める。
まあ、日曜なので工事の迷惑にならないだろう。

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清水峠 2

清水峠 標高1,448m  
(単独行)
天気:晴
峠日陰気温:26.5℃

清水峠
清水峠 2

清水峠の地図

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 峠を少し降りた所から檜倉沢の大規模な工事現場が見えました。
井坪坂は、あそこまで一気に降ります。

十五里尾根取付

 なんとjか対岸に渡ると登山道が良く判らない。
右へ進みロープを発見、どうやら道は昨年の豪雨で崩れ落ちたらしい。
ロープが吊るしてあったので、登ると山道が有りました。
崖から右を見ると大源太山が見えた。

大源太山
大源太山
尾根に登る
清水集落先からの車道歩き H.24  8月 5日
自転車がやって来た
谷川岳方向
山歩き行程 (写真を撮りながらなので参考です)
清水集落先-48分-登山道分岐-15分-渡渉点-49分-鉄塔休憩18分-53分-鉄塔休憩11分-20分-殉職碑分岐頂-27分-

水場休憩9分-7分-清水峠昼食休憩35分-1時間18分-兎平休憩31分-44分-登山道分岐-45分-清水集落先
全工程 8時間20分(休憩1時間44分含む)

縦走路合流 

 山腹を横に進むと三角屋根の大きな送電線監視所が見えて来る。
清水峠に溶け込んだこの建物を設計された方は、良い仕事をしました。
綺麗に笹刈され道が広くなると馬蹄形縦走路と合流する。

檜倉沢の大規模な工事現場
堰堤工事中
此処まで降ります
慰霊碑

鉄塔  8:52

 尾根に上がるまでは、なかなかの急坂である。
なんて暑いのだろう気温は、29℃を越え汗だらだらでもう限界。
木陰で一休みしてコンビニおにぎりと水で腹を満たす。

 登るにつれ高い木が無くなり日陰が恋しい。
もう30℃は越えているだろうな。暑くてとてもたまりません。
3つ目の鉄塔でたまらず休んでしまう。
パンツまでびしょびしょになってしまった。
誰も来ないだろう、上半身裸でズボンまで下ろし、風に当ると気持が良いな。
もったいないがタオルに飲み水をしみこませ首に巻く。


 毎日暑い日が続きます。これほど暑いと長距離は無理だろう。
そうだまだ谷川山系で謙信尾根と井坪坂は歩いていないな。
此処を歩けば谷川山系の登山道は、湯檜曽川沿いの間道を除き全部制覇した事になるぞ。
この際行って見るか、北斜面なので照りつける太陽は幾分和らぐかもしれません。
 
 注 国道291号線は、工事のため清水集落の先で通行止めとなっています。一時間近くの舗装路歩きを強いられます。駐車場もありません。

送電線監視所   11:27

 谷川岳は、ガスに隠れている。冬路ノ頭から七ッ小屋山に登るのは、諦めました。
 送電線監視所の日陰でコンビニうどんを食べ休んでいると、人の声が聞こえて来た。なんと自転車を押す人が3人現れ、土合から清水峠を目指しやって来たと言う。
まあ殆ど自転車に乗れなかったらしいが。
この様子がYouTubeにUPされていました。

清水峠

 避難小屋から少し東へ降り、窪んだ所が旧国道です。
案内板も倒れ、中部北陸自然歩道整備も昔の事になりつつある。
峠に別れを告げ、井坪坂に向かうとするか。自転車の人に追い抜かされぬよう飛ばしましょう。

倒れた案内板

水場   11:11

 冬路ノ頭へは、笹刈りされていないので仕方なく十五里尾根コースへ降る。
少し山腹を進むと水場が有りました。
でもこの暑さのせいかちょろちょろ流れているだけです。
飲み水に適さないようなので、タオルを濡らし頭に被ります。冷たくて気持が良い。

天狗岩

割引岳

巻機山

清水集落

巻機山

大栗ノ頭

殉職者慰霊碑分岐   10:44

 冬路ノ頭方向が駆り払われている。上手くすればこのまま七ッ小屋山に行けるかも?
 右に進路を取り笹原を登って行くと、鉄道省の時代昭和11年1月23日送電線を巡回中猛吹雪で2人の方が、殉職した碑が建っていました。景色の良い場所です。

清水集落を振り返る
正面は、冬路ノ頭
分岐より十五里尾根を登る

工事道路・登山道分岐  7:48

 舗装道路が川原の方に降りて行くと、登山道分岐が見えた。十五里尾根を登るので右を進む。
 此処まで自転車で来れば良かったかも?
今度はそうしよう、でもその時は此処まで車が入れるかもね。

 上杉謙信も使用した十五里尾根、清水越の道は、越後から関東へ通じる最短ルートである。しかし江戸時代は、三国街道が本街道のため、裏街道のこの道は通行を禁止されていたと言う。
 明治初期にその重要性から清水峠が整備され、明治18年馬車道も開通した。
しかしその翌年、雪崩と大雨のため至る所で崩壊し、使われなくなってしまった。
その後、短絡ルートの居坪坂が整備されたので、新潟側の国道は放棄されてしまい現在辿る事は、大変困難である。
 群馬側も数箇所崩壊が進み、新道を歩く人が多い。
この歴史ある道が、再び整備される事を望む。
朝日岳方向
縦走路と合流
清水峠へ降る
JR送電線監視所
白崩避難小屋

冬路ノ頭

水場

大烏帽子山

檜倉山

登山道合流

柄沢山

清水集落

タテヤマウツボグサ
殉職者慰霊碑分岐
アカモノの実
巻機山
清水峠
送電線管理小屋
五十里尾根
また鉄塔で休む
割引沢
鉄塔が見えた
井坪坂分岐
大きな堰堤を越える

井坪坂分岐  7:57

 大きな堰堤の右岸を乗り越え、荒く駆り払われた道を進み井坪坂登山道分岐が見えたので右の十五里尾根方向へ足を向ける。
「増水時には、井坪坂コースへお廻りください。」と書かれた看板もある。

広い川原
渡渉点
対岸
崩れ落ちた登山道

渡渉点  8:03

 登川本谷の河川敷は、思いの他広く、泳げない私はこんな場所が増水していたらと思うとゾッとします。
マーキングを頼りに進み、渡渉点を探す。
渇水時期でも意外と水が多いな。
うろうろするが、なかなか飛び石が見当たらない。やっと渡れる場所を探し何とか靴を濡らさずに済みました。

国道291号線を歩く

 河川敷の広がる登川を下に見て、先を眺めるとずっと奥に清水峠付近の山並みが見える。
 真新しい舗装道路は、重機の跡が付いているだけで、あまり車は走っていないようだ。雷雨の多い時期は、砂防工事も困難だろう。

川に降りて行く
工事道路・登山道分岐
災害復旧箇所
遠く清水峠を望む
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