仙人ヶ岳山歩き H.27 04-06(月)
山行図
このごろずっと雪山ばかり行っているので花が恋しくなる。
アカヤシオ咲く仙人ヶ岳か鳴神山だろうか。
仙人ヶ岳は、7年前、「しんぷるライフ@山歩き」さんと登っている。
あの時は、岩切から沢を登り、尾根を歩き何処か中から藪を降ったっけ。
今日は一人で出かけよう。待てよ天気が良さそうなので、「気ままな男の山歩き」の赤城さんに電話してみると仙人ヶ岳に行くと言う。
ただし歯医者に行ってからなので10時頃に鳴ってしまうそうだ。
岩切に着いたのでもう一度電話するとこれから歯医者に向かうとの事。
511地点がアカヤシオが良いので待ち合わせ場所とする。
赤城さんは、岩切から登りそうなので、自分は猪子トンネル出口から猪子峠へ登って合流しましょうか。
さて上手く落ちあえるかな。
この付近は、昨年4月15日深夜から19日に掛けて大規模な山火事が発生しました。
このコースを含めた仙人ヶ岳トレランが、3月29日に有りました。
猪子トンネル→石尊山登山口→石尊山→深高山→猪子峠→犬帰り→熊の分岐→仙人岳→熊の分岐→生不動→岩切登山口
5キロの米を背負い、2時間弱でトップは、走ります。
熊の分岐 13:15
赤松も松枯れ病に侵されほぼ全滅状態です。
山火事の被害と合わせ、綺麗なアカヤシオが咲いても林の景色は無残です。
幾つものピークを越え熊の分岐に来ましたが、山頂はまだまだ遠い。
ただその先にもピンクの花が多く咲いていた。
犬帰り 12:11
P500維ノ岳と言うピークを過ぎると、犬帰りの岩場が有る。このコース唯つの鎖場なので慎重に登ります。
怪我をしたばかりの足には辛い。
赤城さんにアカヤシオは、「当たり年ですか」と聞くと「普通かな」と答えてくれた。
山火事の時にはもうだめかと思ったそうです。
仙人ヶ岳 標高662.9m
(途中より赤城さん同行)
天気:晴後曇り
山頂気温:15.1℃
P500維ノ岳
山歩き行程 (花を見ながらゆっくり歩きました。)
猪子トンネル東-1時間31分-P511(猪子山)軽食休憩38分-2時間16分-仙人ヶ岳昼食休憩24分-1時間38分-岩切登山口P
全行程 6時間27分休憩等1時間2分含む
P511猪子山
大きくなります
岩切へ
滝を高巻き、林道へ出る手前で赤城さんが取り付いた尾根を見上げる。
よくまあ急な藪を登ったもんだな。
確か前回は、ここを降りて来たような気もするるが・・・
カタクリ群生地と有っても気配も無いのでこれも動物にやられたのかな?
生不動 14:55
沢沿いの花を探しながら生不動へ来た。
以前沢山見られたニリンソウは、とても少なくなっていました。
赤城さんによると動物に食べられたのかも。
不動の滝は、とても小さな滝壺も持っていました。
ヤマルリソウ
ニリンソウ
エイザンスミレ
沢を歩く
沢沿いの濡れた岩場は、とても滑り易いうえに落ち葉が敷き詰められ足取りはかなり慎重になる。
この辺りは、岩切鉱山跡でマンガンを掘っていたので至る所、立穴横穴が数多く見受けられる。
熊の分岐 14:27
一旦、熊の分岐まで戻り、トラロープの張られた滑り易い急坂を沢へ向かい降りて行く。
まだ足が痛いので、ずるっと滑り転んだら大変だ。
赤城さんには悪いが自分のペースで歩かせてもらいます。
仙人ヶ岳を降る
仙人ヶ岳 13:40
山頂手前のピークに騙されやっと仙人ヶ岳へ到着。足利で最も高い山と言われるが、林に囲まれ眺望は無い。
丸太に腰掛け遅いお昼を摂っていると小雨がパラパラ降り出した。
この時間、もう登山者は私達だけです。下りは沢コースを帰りましょう。
山頂手前のピーク
←宗ノ岳 12:43
→知ノ岳 13:00
誰が名付けたか小ピークには、山名の書かれたラミネート紙が貼ってある。
山火事の跡が痛々しく山肌を覆っている。細かい木々は、その後生えた物と赤城さんは言っていた。
杉林も根元が焼かれているので涸れるかも?
P561知ノ岳
P530宗ノ岳
アクシデント
P511から下りの岩場でバランスを崩し私が転倒。いきなり雪山から岩山へ変化したので調子が狂ったかな。
濡れた岩で滑り、弁慶の泣き所を打撲と擦りキズ。たちまち腫れあがり、赤城さんに応急手当てをしてもらいました。
どうも咄嗟にカメラを庇ったみたいです。
P511猪子山 10:46
P511に着き、周辺のアカヤシオを撮影しながら5分もすると、下の方から「tomoさんー」と声がする。「ゆっくり登って来てください」と返事をし、待つ事20分赤城さんが最短距離で藪道をを登り上げて来た。
お疲れ様、コーラを飲んで一息入れて下さいと差し出します。花が多いので退屈しませんでした。
P511から仙人ヶ岳へ
猪子トンネル東側 9:15
岩切集落奥には、車が3台路肩駐車されていた。
私はその先猪子トンネルに向かう。
東側に駐車スペースが有ったが、登山口が見当たらない。
車で少し進むとカーブの所に表示が有ったのでこちらが登山口だろう。
路肩に車を停め、階段道を登り出す。
猪子峠からP511へ H.27年 4月 6日
猪子峠 9:24
峠まで登ると林道は、南側まで来ているではないか此処に車を止めれば良かった。
奥利根と違いこの辺りの里山は、既に花の季節です。
キイチゴ・ヤマツツジ・スミレ等が咲いています。
P428付近には、山火事予防の表示。
←岩切駐車場 15:42
→猪子トンネル東側 15:48
岩切の登山口には、コースを説明した案内板が有りました。
散り始めた桜舞う場所に赤城さんの車が有りました。
トンネル東側まで送ってもらい別れます。
赤城さん、案内・傷の手当他いろいろありがとうございました。