長蔵小屋西の水芭蕉
長蔵小屋西の水芭蕉
長蔵小屋西の水芭蕉
長蔵小屋東の水芭蕉とリュウキンカ
長蔵小屋へ
尾瀬沼の地図
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尾瀬沼歩き 1 H.24 05-04(金)
山域別記録
日付順山行記録

尾瀬沼歩き 2

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山歩き行程 (写真を撮りながらなので、ゆっくり歩きました。)
大清水-57分-一之瀬-1時間10分-三平峠-10分-三平下-25分-
長蔵小屋
花撮影昼食46分-26分-三平下-17分-三平峠-41分-
一之瀬-45分-大清水


全工程5時間37分
休憩46分含む
長蔵小屋東の水芭蕉
沼上の歩行危険
凍結した尾瀬沼
尾瀬沼 標高 1,565m
(単独行)
天気:雨後曇
湖畔気温:12.8℃
山行図

 ゴールデンウイーク後半は天気が悪そうだ。
まきまきさんと21年至仏山に登り、21年景鶴山に行った。
今年の29日に、まきまきさんと笠ヶ岳に登って山から見えない凍結した尾瀬沼を見たくなりました。

 朝4時ごろ起きると天気は何とかなりそうである。
谷川方面はだめだが、尾瀬方向はどうだろう。
7:00頃大清水に着くと雨が本降り状態。
雨の中、大清水の水芭蕉をぶらぶらしながらカメラに収め少し車の中で思案する。
 移動した大清水手前の空き地は、駐車料金が掛からないので車を止め暫し待つ。
ずっと待っても小降りにならず。まあ歩いてみようと車を降り奥に歩き出しました。

尾瀬沼歩き 2

長蔵小屋  11:36

 長蔵小屋の手前西側に水芭蕉の群落がありました。排水で栄養が良いので大きいのかな?
裏を回り元長蔵小屋の脇を通り、ビジターセンター東側にも水芭蕉の群落が有りました。
こちらは少し小さく、リュウキンカの黄色い花も少し咲いています。
長蔵小屋へ

 左側の白い尾瀬沼と燧ヶ岳が見えた時は、感動しました。
白い世界でも流れ込む沢の先は、氷が溶け水溜りのようになっている。
丁度燧ヶ岳山頂が顔を出し、水面に映し出される。
あー来て良かった!!
また歩き出すとたちまち隠れずっと現れませんでした。
溶け出した尾瀬沼
水芭蕉の芽吹き
沼の畔を歩く

 長蔵小屋の東には、100坪程の場所で水芭蕉が咲いている。と降りて来た人に聞いたので、三平下から右に進路を取り長蔵小屋へ向かう。
「沼上の歩行危険」の看板が目に付いた。
雪上の沼も氷が溶け出しいかにも落ちそうである。
なるべく新しいトレースを辿り、沼の畔を歩く事にしよう。
湧水が流れ込み溶け出した沼
白樺と燧ヶ岳
三平下  11:11

 三平峠から目印を目当てに進むとダケカンバの林の奥から尾瀬沼が見えた。
あとは真っ直ぐとっとと降りるだけ。
左に尾瀬沼山荘、右に尾瀬沼休憩所が見えた。
どちらも冬囲いをしたままで誰もいない。
三平峠へ

 岩清水から道は急になる。夏道は急な階段も雪の上を歩くので少し楽だが、踏み抜きに注意しなければならない。
 上に上がると木道がスッポリ隠れ左の林の中に入って行く。
赤い布切れがあるので迷う事は無い。
コメツガの森
三平峠
ナメ沢の激流

一ノ瀬から三平下へ
大清水尾瀬入口  8:54

 雨のためだいぶ出遅れてしまいました。
上で泊まっているのだろうか、第二駐車場にも車が十数台停車している。
片品川雪解けで大増水。
東京電力は、水源確保のため尾瀬は手放さない事になった。
少し進むと道端に、フキノトウとキクザキイチゲが目に付いた。
これから登る登山者のグループ
一ノ瀬橋
第二駐車場
大清水口

大清水から一ノ瀬へ
大清水湿原の水芭蕉    7:20

 車から外に出たくない程雨が降っている。
昨日も午後から雨だったので川の水も多い。
カメラもレンズも防埃防滴なので雨具を着込み写真を撮る事にする。
雨に濡れた水芭蕉も綺麗なもんだな。
でもレンズを換えられないのが、残念だ。
こんな日でも流石にゴールデンウイークなので観光客もぼちぼちやって来た。
天気が良ければ、大混雑だろう。
 一旦車に戻って携帯で雨雲の状況を見ると、大きな塊が北に移動して行く。
多分これ以上悪くなる事は無いだろう。
 スパイク長靴を履き、開き始めた売店の横を通り、尾瀬登山口に向かう。
 雨だったせいかハイカーは、極端に少なく、長蔵小屋の従業員だけが忙しそうに動いていた。
ビジターセンター前でパンとオニギリで昼食とする。腰掛けたベンチは、雪の上に置てあるだけなので座り心地が良くない。
暖かい物が欲しいが今日はザックを軽くするためポットは持って来ませんでした。
燧ヶ岳へ登るには、時間も装備も無いので此処で引き返しましょう。
尾瀬沼ビジターセンター

大江湿原
元長蔵小屋と長蔵小屋無料休憩所
三平峠  11:01

 森の中を目印に沿い歩いて行くと三平峠の看板が眼に入った。
天候が悪化すれば、ガスの中で道に迷ってしまいそうだ。
長蔵小屋3代目の平野長靖氏が遭難したのもこの辺りだろうか。
現在では、GPSも有るが過信は禁物だ。
三平下へ
尾瀬沼休憩所
岩清水   10:23

 林道から登山道に入ると、いつも有るカウンターは無く、冬場は撤去されているようだ。
ナメ沢は、滑り落ちれば、命の危険も感じる程の激流となって流れ降る。
続々と下山者がやってくる。岩清水で休んでいた中年グループは、3日間も尾瀬で雨にあたっていたと言っていた。
雪の残る階段道
緩やかな雪道
岩清水で休む下山者
一ノ瀬   9:51

 一ノ瀬まで来ると最初の下山者に出会いました。
テントを張ったが、昨日も今日も雨で参ったそうだ。
一ノ瀬休憩所は、戸が固く閉まりまだ冬から目覚めていない。
 登山者のグループを追い越した。
今日は、上で泊まりだそうだ。でも明日も天気は芳しくありません。
林道に雪が出る頃になったら空は青くなり、気温は上昇して来た。
雨具とフリースを脱ぎ軽装になると気持ちもすっきりして来ました。
大清水の水芭蕉散策 H.24 5月 4日


三平下から長蔵小屋へ
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