田代原
田代原では、富山ナンバーのライトバンが脱輪して動けなくなっていました。
何かの関係者なのでしょうか?
人も乗っていなくて不思議です。
林道を下る
富士見下までの長い道のりも数多く歩くと苦にならなくなって来た。
アヤメ平を見上げ別れを告げ早足で歩く。
富士見小屋 16:39
長沢新道分岐の先には、富士見小屋が待っている。
此処では携帯が通じるので、帰りは7時過ぎると連絡をする。
一緒に登った三条ノ滝を目指したおじさんはどうなったろう?
5時までに富士見小屋へ戻ると言っていたが。
アヤメ平 16:24
夕方のアヤメ平は、寂しいものです。
燧ヶ岳も山頂に雲が掛かり薄暗い。
ワタスゲが、あるだけで特段花も咲いていません。
ベンチまで来ると脇にハクサンシャクナゲが綺麗に咲いていた。
アヤメ平から歩いていると立て札が、有りました。
「木道の伏せ換え工事をしているので、ご理解とご協力のほどをお願いします。」との事。
尾瀬林業は、今年も尾瀬の整備しているので安心しました。
先には、真新しい木道が現れ整備中でした。
中原山 16:12
小ピークを越え小湿原を過ぎ、藪の中原山へ着いた。
此処まで来ればアヤメ平は、もう目と鼻の先である。
でも足が遅いのか先行者に追いつけません。
鳩待峠へ戻る人達
急坂を登ると緩い登りが続く。
鳩待峠へ戻る人は、4組いました。
聞く所によると私の前をアヤメ平へ向かっている人がいるらしい。
熊が心配なので鈴を鳴らして早歩き。
うんーん横田代は遠いな。
鳩待峠を後に
鳩待峠のトイレの横にアヤメ平への登山道はある。
この時間からアヤメ平を目指すのは、おそらく私だけであろう。
今までずっと下り坂が急な登りに変化したので体の調子が狂ってしまう。
富士見小屋まで2時間として林道下りが1時間、午後6時までに戻れるだろうか?
鳩待峠 14:50
続々と追い越し鳩待峠へ着いた。
鳩待峠では、沢山のハイカーが帰りの車待ちで賑わっていた。
此処で自分もバスに乗り帰れればどんなに楽だろう。
いやなんとしてもお金を使いたくない私は苦労しても歩くのだ。
猛スピードで降る
道も良いので階段や木道を猛スピードで降る。
前を行く下山者には悪い気がするが、富士見下まで帰らねばならないので此処で速度を上げて小走りに降りて行く。
右に笠ヶ岳が見えたのでカメラを向ける。
子連れの団体さんが、なかなか道を譲ってくれません。
オヤマ沢田代 14:09
オヤマ沢田代ベンチ手前に尾瀬ヶ原を見渡す展望所があった。
少し行くと今度は、笠ヶ岳分岐でその先がオヤマ沢田代の小湿原です。
ワタスゲが少しある程度で特段花も無い。
時間が迫るのでこれからは、飛ばさねば。その前に水分補給しなくては。
小至仏山 13:42
小至仏山は、狭いのです。
でも帰りは皆さん西側を巻いて行くので意外と静かです。
ガスが沸きだんだんと下り坂気味な天気である。
小至仏からの下りでは、残雪があったせいかチングルマも咲いていた。
至仏山を降る
これから登って来る人も沢山います。
至仏山から小至仏山の間も花が沢山咲くので、またまた歩くのが遅くなってしまいます。
岩陰にはジョウエツキバナノコマノツメ、日向はタカネシオガマ・ホソバヒナウスユキソウが所狭しと咲いている。
至仏山 12:39
うわ!山頂には人がいっぱい。
座る場所も有りません。仕方がないので西側の危なっかしい所でザックを下ろしオニギリを一個食べました。
おそらくこれでも少し空いたのだろうな。
周りの景色も良く見えないので小至仏山へ行ってみよう。
高天ヶ原 12:06
高天ヶ原も花がいっぱい。
山ノ鼻から苦労して登った甲斐が有りました。
タカネシオガマの周りを熊蜂や揚羽蝶が飛び交い蜜を吸う。美味しいのだろうね!
チングルマは、殆ど穂になってもまだ少し花も有りました。そう頂上が見えました。
富士見下 17:56
何とか午後6時前に降りて来られました。
写真を撮りすぎたので予定より1時間オーバーです。
先に降った人がまだ車にいました。
9時から歩き出し長沢新道から尾瀬ヶ原を歩きアヤメ平から戻ったそうです。
今日は、いっぱい歩き沢山の花を見て大満足!
横田代 15:44
横田代は、アヤメ平までの中間点である。上のベンチでは、先行者が歩き出した所だ。
しかし私は、腹が減り休まずにはいられません。下のベンチで腰を下ろしパンとチーズを食べる。ああ至仏山は、雲が掛かってきました。