景鶴山とヤマドリゼンマイ
尾瀬ヶ原-至仏山 1   H.24 07-16(月)

尾瀬 花

キスゲの群落

長沢新道の急坂

 長沢ノ頭から先は、急な下りとなります。
古い階段や石のごろつく山道を一気に高度を下げて行くので非常に歩き難い。
木々の合間から景鶴山と尾瀬ヶ原が見える。
 途中水場が有りました。

富士見田代  6:12

 富士見小屋から左へと富士見田代へ向かいましょう。
体を屈めると富士見田代の池塘に燧ヶ岳が映る。
気温は、19℃天気がこのままなら良いが、尾瀬ヶ原最短の長沢新道を降る。

土場
長沢頭
富士見小屋
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山域別記録
至仏山 (単独行)
標高 2,228.1m

天気:晴れ
山頂気温:25.6℃

小至仏山(単独行)
標高 2,162m

天気:晴れ
山頂気温:27.2℃

中原山 (単独行)
標高 1,968.8m 
天気:曇り
山頂気温:22.0℃

竜宮十字路   7:48

 小熊発見者を見送った後、トキソウやサワランの咲く竜宮十字路へ来ると途端にハイカーが多くなる。
朝早く鳩待峠から来ると今時分になるのだろう。
 皆さんこれから何処まで行くのだろうか?
三条ノ滝それとも尾瀬沼か、普通のハイカーは此処で折り返します。
私は、左に曲がり至仏山を目指す無茶な登山者であります。

竜宮
モミジカラマツ
ベニサラサドウダン

尾瀬 花

尾瀬ヶ原−至仏山 3

尾瀬ヶ原−至仏山 2

尾瀬ヶ原の地図

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ゴゼンタチバナ
富士山
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)

富士見下-1時間40分-富士見小屋-36分-土場軽食休憩6分-1時間5分-竜宮十字路撮影-29分-下ノ大堀川撮影20分-1時間3分-山ノ鼻軽食休憩13分
-1時間41分-高天ヶ原撮影32分
-33分-至仏山
昼食休憩14分-49分-小至仏山-27分-オヤマ沢田代-41分-鳩待峠-54分-横田代
軽食休憩5分
-35分-アヤメ平-15分-
富士見小屋-1時間17分-富士見下    全歩行工程 13時間35分(撮影休憩1時間30分含む)


 昨日は、三国山でニッコウキスゲを見に行ったので尾瀬でも咲き出すはずだ。尾瀬ヶ原だけでは面白くないので至仏山にも登ろう。
いつものお金の掛からない富士見下に車を止め、竜宮-山ノ鼻間の尾瀬ヶ原を楽しみ至仏山へ登り鳩待峠へ降り、アヤメ平を抜ける長ハードなコースを選びました。
コースタイムは、15時間以上でも明るくなる前に歩き出せば暗くなるまでに帰れるでしょう。

下ノ大堀川  8:17

 下ノ大堀川は、水芭蕉の定番ポイントで6月3日には、此処まで見に来ました。
さてキスゲは、咲き始めだからかもしれませんが、昨年より花の数が少ない気がします。
それでもハイカーやカメラマンが沢山集まって来る。中には三脚を立てなかなか動かない人もいる。
脚は湿原に立てるのでマナーが悪い。
 西に進むにつれ人の数が増える。
鳩待峠が尾瀬の入口と定着し、一般車はマイクロバスだけが通行を許可されへ団体客が多いためだ。
自分は、規制の掛かる時期は鳩待峠を利用したくない。
だから、富士見下より至仏山などと無茶をする事にもなる。

至仏山登山道
下ノ大堀川と燧ヶ岳
ワタスゲ・ニッコウキスゲ・カキツバタ
下ノ大堀川

中田代を行く

 竜宮から歩くが、目当てのキスゲは無くカキツバタが多い。
水芭蕉の頃は、枯れた湿原だったものは、緑のジュータンに変化していた。
ヤマドリゼンマイの緑が美しい。
ヒツジグサの花はは、この時間では見当たらない。

下ノ大堀川から至仏山
カキツバタに見入る
竜宮十字路
熊発見者
竜宮より下ノ大堀川へ

長沢橋  7:20

 長沢の水音が聞こえると崩落箇所が現れる。この次大雨が降れば、登山道も危ないだろう。
道も緩やかになるり、原から帰るハイカーが2組やって来た。
復旧した長沢橋を渡ると尾瀬ヶ原は近い。

尾瀬ヶ原に出る
熊出現

富士見小屋  6:01

 富士見小屋からは、その名の通り富士山が見えました。
宿泊者も外に出て見入っていました。
 おじさんは、八木沢道、私は長沢新道を使い尾瀬ヶ原に下りる。
挨拶を交わし、お互い此処に戻るのは5時頃だろうな。

アヤメ平入口
富士見田代のベンチ
池塘に写る燧ヶ岳

早く帰ろう

中田代三叉路へ

 下ノ大堀川からは、キスゲは無くなり木道脇のカキツバタが多くなる。
昨日お泊りの方達は、帰って行く頃だ。
 池塘に写るハイカーを見て、逆さ至仏山を撮りたくなった。
三人組の女性にモデルをお願いしパチリと撮ってみた。
花を添えられれば最高なのだがな。
次回の宿題にしよう。
 さてどんどんと歩くのが遅くなり、次々と子供にまで抜かされてしまいます。
こんな調子で至仏山に登り帰れるのでしょうか?
まあ何とかなるだろう。
昨年流された木道や痛んだ箇所は修理され、そして高い位置に上げられ歩き易くなった。

来た道を振り返る
水面映り
ヒツジグサ浮かぶ池塘

竜宮  8:00

 竜宮の由来となったカルスト地形が此処である。
向かって左側の池塘から吸込まれた水が右側の池塘から噴出している。
前回6月3日の方が、水量が多くはっきり判りました。

竜宮尻
竜宮口

竜宮尻

竜宮口

崩落箇所
長沢橋
富士見小屋より長沢新道を降る

山行図はこちら

ベンチで説明するグループ

小熊出現

 尾瀬ヶ原に出て木道を歩き出した所、前から来る女性3人が立ち止まっている。
小熊が直ぐ脇の山の中にいると言う。
指差す方向を見ると黒い物が何か食べているようだ。
上手く写せないけれど、母熊が現れそうでとても林に入り込む勇気はありませんでした。

ゲート

林道歩き
 黙々と歩いていると十二曲を過ぎた辺りで後ろから軽装のおじさんが近付いて来た。
 昨日、新潟の小出からシルバーラインを通り、小沢平より三条ノ滝を目指そうと車を走らせたら昨年の豪雨の影響で魚沼市銀山平船着場〜鷹ノ巣(尾瀬口)船着場まで全面通行止めで、沼田に戻りこちらから三条ノ滝へ行くと言う。

駐車スペース
富士見下より富士見小屋へ H.24  7月16日

富士見下   4:20

 朝の2時半に目が覚め準備をして近くのコンビニに寄ると3時です。此処で鮭弁を食べ腹ごしらえ。戸倉まで車を走らせ富士見下に着くと駐車スペースには、車が6台止っていました。既に2人が準備中です。
 食料は、オニギリ菓子パン3個づつと水分2.5リットル程度、きゅうり・トマト・チーズ・甘納豆。

下ノ大堀川の群落

土場   6:37

 木道が滑り易いので緩い下りでもスピードが上げられない。
腹が空いたので土場で小休止しオニギリを食べる。
長沢頭で滑り易い木道は終わりこれから悪路となる。

景鶴山と尾瀬ヶ原
抜かるんだ悪路
日付順山行記録

尾瀬ヶ原−至仏山 2

尾瀬ヶ原−至仏山 3

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