至仏山より小至仏山へ
至仏-小至間は、花の多い場所だ。
タカネナデシコはもちろん、シラネニンジン・ヒメシャジンが目立ち、タカネトウチソウ・キンロバイ・イブキジャコウソウ・ウメバチソウ・ホソバツメクサ・カトウハコベそして何とホソバヒナウスユキソウも一輪だけフカフカに咲いていました。
武尊山
燧ヶ岳
小至仏山
至仏山
笠ヶ岳へ
雨も大したことなく止み一安心。
小笠下は、チングルマのお花畑が出来る場所だがいまは何もない。
一旦下り、笠ヶ岳を目指す。
足跡が有っても人に出会わない。
昨日のトレースのようである。
笠ヶ岳山頂北側から笠ヶ岳へ直接登るのではなく左へぐるりと半周し南から登るのである。
これは蛇紋岩質の植生保護のため致し方ない。
まだ咲き残りのニッコウキスゲがポツリポツリと咲いていた。今日が最後の花達でしょう。
蝶が舞っている。もしかしたら準絶滅危惧種のベニヒカゲではなかろうか。
つがいをパチリ。
階段工事中
新しい階段が作られていました。
お盆期間中は、工事も中断しています。
進路の左側にオゼソウ発見。
近づけないので望遠で撮影。
他にも花が有ってもみんな終わりに近づいていました。
笠ヶ岳
鳩待峠 15:12
道は片側だけ草刈りがされている。
全体的に整備され歩き易いが、えぐれて樋状になっている所も有る。
人の声が聞こえて来ると鳩待峠。
第2駐車場は、管理棟の前まで車が止まり一時は満車だったようだ。
笠ヶ岳分岐 14:08
分岐の直ぐ下がオヤマ沢田代です。
みんな帰るのが早いのか、人が少ないのか誰も見かけません。
水場は、チョロチョロと出ていました。
雨が少し降って来たので急ぎましょう。
鞍部 11:12
この辺りの鞍部が心理的には中間点だろうか?
笠ヶ岳1.5km、オヤマ沢田代1.7kmと有る。
コメツガやオオシラビソの林は、ぬかるみが多く歩き難かったのでした。
ガスはやって来ませんが、雨が心配ですな。
片藤沼
小笠
小笠 11:26
小笠下の登山道から1分で小笠山頂です。
やはり笠ヶ岳は、西半分にガスが掛かっている。
それよりも雨が降って来た。
幸い弱いので雨具を付けなくても大丈夫だ。
小笠へ
幾つのアップダウンが有ってもで全体的には下りになっているのです。
一番奥に見える笠ヶ岳は、西半分にガスが掛かっています。
登山道にロープが下がる場所が一か所、他に危険は有りません。
悪沢岳 10:45
分岐から少し進むと悪沢岳である。
山の名前が付いていますが、ちょっとした丘の上です。
林に遮られ眺望は全く無く、少し西側から小至仏山が見えるだけです。
手入れが行き届き草刈りはされている。
笠ヶ岳分岐 10:34
まだまだ登山者がやって来ます。
男女の若者6人、楽しそうだな!。
ベンチで小休止、ここからは燧ヶ岳と尾瀬ヶ原も見えます。
少しだけ降ると直ぐに、笠ヶ岳分岐です。
雨もまだ降って来ないので行っちゃいましょう。
小至仏山 10:00
花の写真を撮っているとどんどん追い抜かされてしまいます。鳩待峠方向からもやてきます。
でも全体的には少ないですね。
団体さんがいないからのでしょうか。
みなかみ側からガスが湧きあがって来ました。笠ヶ岳まで行けるでしょうか?
小至仏山