至仏山-笠ヶ岳 2   H.26 08-14(木)
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山域別記録
至仏山 (単独行)
標高 2,228.1m

天気:曇り
山頂気温:20.8℃

笠ヶ岳 (単独行)
標高 2,057.5m

天気:曇り
山頂気温:19.9℃

笠ヶ岳  12:16

 とうとう笠ヶ岳まで誰にも会わなかった。
おそらくこれからも会わないだろう。
 南には以前歩いた湯ノ小屋からのルートが見える。
北側には、ガスの合間を待って尾瀬の山を撮影出来た。
軽くお昼を食べて下山しよう。
オオバギボウシ
ハクサンフウロ
エゾシオガマ
ヨツバシオガマ

至仏山より小至仏山へ

 至仏-小至間は、花の多い場所だ。
タカネナデシコはもちろん、シラネニンジン・ヒメシャジンが目立ち、タカネトウチソウ・キンロバイ・イブキジャコウソウ・ウメバチソウ・ホソバツメクサ・カトウハコベそして何とホソバヒナウスユキソウも一輪だけフカフカに咲いていました。

武尊山

燧ヶ岳

小至仏山

至仏山

片藤沼

笠ヶ岳へ

 雨も大したことなく止み一安心。
小笠下は、チングルマのお花畑が出来る場所だがいまは何もない。
 一旦下り、笠ヶ岳を目指す。
足跡が有っても人に出会わない。
昨日のトレースのようである。

 笠ヶ岳山頂北側から笠ヶ岳へ直接登るのではなく左へぐるりと半周し南から登るのである。
これは蛇紋岩質の植生保護のため致し方ない。
まだ咲き残りのニッコウキスゲがポツリポツリと咲いていた。今日が最後の花達でしょう。
蝶が舞っている。もしかしたら準絶滅危惧種のベニヒカゲではなかろうか。
つがいをパチリ。

階段工事中

 新しい階段が作られていました。
お盆期間中は、工事も中断しています。
進路の左側にオゼソウ発見。
近づけないので望遠で撮影。
他にも花が有ってもみんな終わりに近づいていました。

至仏山-小至仏山間 H.26  8月14日

笠ヶ岳

至仏山の地図

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至仏山−笠ヶ岳 1

タカネナデシコ
ウメバチソウ
ホソバヒナウスユキソウ

鳩待峠   15:12

 道は片側だけ草刈りがされている。
全体的に整備され歩き易いが、えぐれて樋状になっている所も有る。
人の声が聞こえて来ると鳩待峠。
第2駐車場は、管理棟の前まで車が止まり一時は満車だったようだ。

笠ヶ岳分岐   14:08

 分岐の直ぐ下がオヤマ沢田代です。
みんな帰るのが早いのか、人が少ないのか誰も見かけません。
 水場は、チョロチョロと出ていました。
雨が少し降って来たので急ぎましょう。

鞍部  11:12

 この辺りの鞍部が心理的には中間点だろうか?
笠ヶ岳1.5km、オヤマ沢田代1.7kmと有る。
コメツガやオオシラビソの林は、ぬかるみが多く歩き難かったのでした。
 ガスはやって来ませんが、雨が心配ですな。

笠ヶ岳下山

 笠ヶ岳を下って行くと片藤沼が見えました。
最近歩いた人がいるのかな。
蛇紋岩質なので下りは、とても滑ります。

片藤沼

小笠

笠ヶ岳より鳩待峠へ
湯ノ小屋分岐  12:03

 南側まで巻くと湯ノ小屋方面分岐へ合流。山頂は、右へ登って行く。
左は、以前歩いた片藤沼の脇を通り湯ノ小屋まで下る道だ。

笠ヶ岳下

 笠ヶ岳下を巻いて行く。
以前は、東斜面も直登出来たが現在は廃道となっている。
この辺も花が沢山咲く場所だが、この時期はとても少ない。

ヒメシャジン
シラネニンジン
キンロバイ
南斜面を登る
ミヤマウイキョウ
マルバヘビノボラズの実
笠ヶ岳へ

ニッコウキスゲ
ミヤマコウゾリナ
東を巻く
ヒメシャジン
廃道
ミネウスユキソウ

小笠  11:26

 小笠下の登山道から1分で小笠山頂です。
 やはり笠ヶ岳は、西半分にガスが掛かっている。
それよりも雨が降って来た。
幸い弱いので雨具を付けなくても大丈夫だ。

小笠下
小笠

小笠へ

 幾つのアップダウンが有ってもで全体的には下りになっているのです。
 一番奥に見える笠ヶ岳は、西半分にガスが掛かっています。
 登山道にロープが下がる場所が一か所、他に危険は有りません。

小笠が見えた

悪沢岳   10:45

 分岐から少し進むと悪沢岳である。
山の名前が付いていますが、ちょっとした丘の上です。
林に遮られ眺望は全く無く、少し西側から小至仏山が見えるだけです。
手入れが行き届き草刈りはされている。

小笠へ

燧ヶ岳

笠ヶ岳分岐   10:34

 まだまだ登山者がやって来ます。
男女の若者6人、楽しそうだな!。
ベンチで小休止、ここからは燧ヶ岳と尾瀬ヶ原も見えます。
 少しだけ降ると直ぐに、笠ヶ岳分岐です。
雨もまだ降って来ないので行っちゃいましょう。

カキツバタ
新しい木道
ベンチ
笠ヶ岳分岐
小至仏山より笠ヶ岳分岐へ
オゼソウ

キンロバイ
至仏山を振り返る

小至仏山   10:00

 花の写真を撮っているとどんどん追い抜かされてしまいます。鳩待峠方向からもやてきます。
でも全体的には少ないですね。
団体さんがいないからのでしょうか。
 みなかみ側からガスが湧きあがって来ました。笠ヶ岳まで行けるでしょうか?


小至仏山

日付順山行記録

至仏山−笠ヶ岳 1

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