ベニサラサドウダン

ヒメシャクナゲ

イワシモツケ

下ノ大堀川撮影ポイント

竜宮小屋

中間点  7:52

 蛇紋岩がゴロゴロと滑り易い道になると中間点だ。
これからは、花も多くなるので足元も注意しなければなりません。
振り返ると尾瀬ヶ原を見る角度が変わって来るのが良く判る。

高山植物との出合い

 オゼソウは、至仏山と谷川岳周辺、他に北海道の天塩山地とサロベツ原野だけに咲く日本特産の1属1種である。
珍しいが目立たない花で、雌蕊が3本雄蕊が6本と教えながら登って行く常連さん?
がいました。
他にも珍しいシブツアサツキ・クモイイカリソウ・マルバヘビノボラズも咲いていた。
山ノ鼻へ

 熊避けの鐘を鳴らして降って行く。
テンマ沢に水芭蕉が咲く場所は、コバイケイソウが咲き誇っていた。
湿気のある木道は、滑り易いので転ばないよう歩きます。

ユキワリソウ

山ノ鼻  6:02

 1時間弱で山ノ鼻に到着。
至仏山へ登る前にレンゲツツジやコバイケイソウが咲いているようなので研究見本園を散策してみましょう。
至仏山歩き 1   H.27 07-10(金)

至仏山 2

至仏山 3

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尾瀬周辺記録
至仏山 (赤城さん同行)
標高 2,228.1m

天気:晴れ
山頂気温:18.2℃

山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
鳩待峠-52分-山ノ鼻見本園散策50分-2時間32分-高天ヶ原-36分-至仏山
昼食休憩35分
-1時間5分-小至仏山-1時間3分-オヤマ沢田代-
1時間23分-鳩待峠
全歩行工程 9時間6分(休憩35分含む)
植物研究見本園

 山ノ鼻で注目してもらいたいのが研究見本園である。
ここには、季節の植物が咲き見る人を飽きさせない。
至仏山に登る人も尾瀬ヶ原を散策するハイカーにも寄って見てもらいたい。

 至仏山は、昨年の8月14日に歩いている。
その時は、余裕があったので笠ヶ岳まで行けました。
でも花の種類が少なく残念な思いをしました。

 今日はどうだろうか?尾瀬ヶ原は、水芭蕉とニッコウキスゲの端境期であるが、花の至仏山は、今が真っ盛りである。
特に高天原周辺には、ホソバヒナウスユキソウ・タカネシオガマ・ジョウシュウアズマギク・タカネバラ・ユキワリソウ・オゼソウ・チングルマ・ハクサンイチゲ等きりが無いほど咲き誇る。
 ウイークデーは、登山者が多いので写真を撮るのに気が引ける。
そして山頂は、ごった返す程の満員となってしまいます。
平日を狙い「気ままな男の山歩き」の赤城さんをお誘いして山ノ鼻から登って見ましょう。
 
 鳩待峠は、5月23日(土)から7月26日(日)まで平日でも交通規制中でマイカーは乗り入れ出来ません。
戸倉に停めて(駐車料金 1,000円)鳩待峠まで乗合バスまたは乗合タクシー(片道930円)で入ります。

戸倉-鳩待峠間は、駐車禁止です。

私の写っている写真は、赤城さん提供です。
山行図
研究見本園より至仏山登山道

シラネニンジン

イワイチョウ

ギンリョウソウ

浮島

チングルマ

ハクサンイチゲ

森林限界を越える

 森林限界を越えると茶色い蛇紋岩が現れる。
 振り返ると尾瀬ヶ原が見え奥には少し霞んだ燧ヶ岳がドーンと居座る。
向こうから見ると至仏山が対峙するので対照的なのだ。
しかし山の性格は全く違い、燧ヶ岳は男性的で至仏山は左右がなだらかで女性的だ。
樹林帯を登る

 山ノ鼻から森林限界までは、往復出来ると表示してあったが、そんな事をする人はいないだろう。
石畳や木段は、水路となり歩き難く防水の登山靴が必要だ。

カキツバタ

ヒオウギアヤメ

トキソウ

サワラン

コバイケイソウ

レンゲツツジ

ワタスゲ

ツマトリソウ

チングルマ(穂)

至仏山 3


至仏山 2

振り返り振り返り、足元の花を探し、後から登って来た人達には次々追い越さされ、のろのろ歩きで山頂まではかなり遠い道のりです。
鳩待峠より山ノ鼻へ H.27  7月10日

鳩待峠  5:09

 一番最初の乗合タクシーに乗車出来ても津奈木のゲートは、5:00にならねば開きません。
鳩待峠に着くと続々とバスやタクシーがやって来る。
皆さん準備中のうちに早々と歩き出します。

竜宮

研究見本園

クモイイカリソウ

コバイケイソウ

マルバヘビノボラズ

ウラジロヨウラク

オゼコウホネ

オニシモツケ


至仏山登山口  6:52

 見本園で寄り道をしている間かなりの人数に抜かされてしまった。
山ノ鼻から至仏山へは、標高差800mで植生保護のため登り専用ルートとなっている。
多くの人は、こちらの急登を避け鳩待峠より往復するようだ。

ミヤマカラマツ

レイジンソウ

国土地理院2万5千分1地図に加筆

オゼソウ

ウサギギク

ヨツバシオガマ

シブツアサツキ

至仏山の地図

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