尾瀬ヶ原-皿伏山-白尾山 2   H.24 06-03(日)
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山域別記録

皿伏山  標高 1,916.8m
(単独行)

天気:曇り
山頂気温:9.7℃

白尾山  標高 2,003m
(単独行)
天気:曇後小雨
気温:11.2℃

稜線の残雪
山頂湿原
沼尻川を渡る

段小屋坂を登る

 燧ヶ岳分岐から、段小屋坂を登って行く。
歩き難く尾瀬といってもまるで山道だ。
イヨドマリ沢先には、サンリンソウが咲いていた。ミヤマカタバミは、気温が低いので花を閉じている。
尾瀬沼方面からけっこう人がやって来る。
何処まで行くのだろうか?

 林の中で見通しも効かず面白くない山道をひたすら歩く。
残雪が多くなって来たので、ためしにナビのスイッチを入れたが、GPSをなかなかキャッチ出来ない。
谷間では、電源を入れっぱなしにしたほうが良さそうだ。
SONY nav-u NV-U37は、本確的な山ナビと違いバッテリーが、6時間程度しか持たないのが欠点なのだ。

竜宮小屋  9:34

 竜宮小屋に戻る途中の木道沿いには、今が最盛期のリュウキンカの黄色い花が目立つ。
他にはショウジョウバカマがチラホラ見られるだけだ。
竜宮小屋裏のトイレに寄ると、木道の両側に水芭蕉が多く咲いていた。

尾瀬ヶ原 花

尾瀬ヶ原-白尾山1

尾瀬ヶ原の地図

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白尾山を下る

 山頂から稜線の南側の雪上を歩く。
とうとうバッテリーが終わったので不安がよぎる。
山頂西の湿原には木道が出ていたのにその先は、また雪の上を歩く事になった。
やっとマイクロウェーブ中継塔が見えたので一安心。
皿伏山より下る

 皿伏山より急坂を下る。
登山道は、ジグザグでも残雪で真っ直ぐ降りる事が出来た。
鞍部近くなると雪は無く、藪が濃くなり熊が出そうな雰囲気だ。
遠く鞍荷山らしい物が見えてもとても寄り道する気になれない。
白尾山より富士見小屋へ

アヤメ平下
白尾山
山頂に近付く
沼南岸を行く

 南岸は雪が残り歩き難い。
道がそっくり崩れ仮設通路の場所もある。
雪の残った木道から横滑りすれば沼にボチャンなんて事も有りそうだ。
沼畔の水芭蕉は、芽が出たばかりで写すまでも無い。
分岐手前で5、6人のグループに出会い、人を見たのは、この日最後となりました。
見晴より沼尻へ
沼尻川を渡る
竜宮小屋裏の水芭蕉
下ノ大堀川より竜宮小屋へ H.24  6月 3日
沼尻より皿伏山へ
竜宮へ向かう
キンコウカ咲く木道
富士見下  16:58

 何とか5時前に富士見下へ降りて来られました。
雨も止み、駐車場には自分の車が一台だけだ。
水芭蕉シーズンでもまだ峠に雪が有るのでこのコースを歩く人は、ほんの一握りだ。
 期待した程水芭蕉は、綺麗でもなく皿伏山・白尾山共に面白くなかったので、不満の残る山歩きだった。
林道を下る

 アヤメ平下でまきまきさんに電話を掛けていると雨が降って来た。
雷の心配は無さそうなので傘を差す。
雨の中、砂利道歩きはうんざりです。
田代原まで下ればもう直ぐです。
富士見小屋  15:25

 雪の林道を歩き、富士見峠へ来ると数人の足跡が有りました。
しかし富士見小屋まで来ても誰もいない。
どうも小屋はまだ営業していないようだ。
薄着で来たので寒くなってきた。
白尾山  14:46

 雪原はだんだん急になり、登る道を選ぶようになった。
アイゼン無しでもまだ大丈夫だ。
白尾山頂に近付くと、古いトレースが有りました。
ナビのバッテリーが少なくなり心配だ。
白尾山頂も何も見えず残念だ。
皿伏山  13:35

 雪原をナビ頼りに登って行く。
同じような景色で、いったい何処を歩いているのか分からない。
おまけにそばを食べた後、直ぐ歩き出したのが悪かったのか、消化不良で気持が悪くなって来た。
 皿伏山に着いたが、林の中で全く面白くない。
マイクロウェーブ中継塔
雪の積もった林道を歩く
富士見峠
セン沢田代
残雪を登る
皿伏山より白尾山へ

大清水湿原
大清水湿原
南岸分岐   12:27

 沼の向こうに燧ヶ岳が半分見えた。
一月前は、凍り付いていたのが嘘のようだ。
ナビを見るとそろそろ分岐に近付きつつある。
バッチリ分岐はピタリでした。
さあこれからは、ナビ頼りだ。
雪に隠れた登山道
大清水湿原の水芭蕉

小沼湿原  12:01

 沼尻川の手前に南岸は、急傾斜が多く
危険と書かれた札が立ってい。
昨年の豪雨で道もだいぶ荒れ復旧が進んでいないようである。
雪解けしたばかりの小沼湿原も水芭蕉が数輪咲くだけで面白くない。

小沼湿原
崩落箇所の仮設通路
雪の残る木道
雲の掛かりそうな燧ヶ岳
南岸分岐
沼尻  11:35

 林の中を歩いて行くと沼尻そばやは、解体されていた。
この先休む所が無いので沼尻休憩所に寄って行こう。
気温が、13.9℃と低いので暖かい物が食べたくなる。山菜そば700円を注文しコンビニのオニギリと一緒に昼飯だ。
そばがとても美味しく満腹です。

白砂峠  11:13

 白砂峠の名盤は、朽ち落ちて雪に半分埋もれていた。
雪の急坂を滑るように下ると、雪解けしたばかりの白砂湿原へ出た。
ここの木道は、昨年整備されたようだ。
咲き始めたばかりの水芭蕉が、かわいいな。

沼尻そばや跡
沼尻
沼尻休憩所
沼尻より尾瀬沼
イヨドマリ沢を渡る
乾いた木道
残雪に埋もれた道
白砂峠
白砂湿原
燧ヶ岳分岐

見晴  10:05

 見晴には、7軒の山小屋が有り尾瀬銀座とも呼ばれている。
山ノ鼻や尾瀬沼からでも富士見峠や御池からでも中間点だからであろう。
ただ、見晴キャンプ場は、トイレ改修のため今年は使えないし、鳩待峠に集中するようになったので、以前より賑やかさは少ない。


弥四郎小屋
第二長蔵小屋
見晴へ向かって
尾瀬小屋

竜宮小屋より見晴へ

 竜宮小屋から沼尻川を渡ると福島県へ入る事になる。この先は、乾いた湿原で花も少なくタテヤマリンドウ・ショウジョウバカマ・ヒメイチゲが枯れ草に紛れて咲いているだけだ。
天気は、曇り空で少し暗くなって来ました。
六兵衛堀の水辺だけは、水芭蕉の群落がありました。

竜宮小屋より見晴へ
六兵衛堀より振り返り至仏山
木道を行く山ガール
水辺沿いの水芭蕉
乾いた湿原
景鶴山
燧ヶ岳
至仏山
白尾山
六兵衛堀より燧ヶ岳

竜宮小屋

笹原を下る
遠くに見える荷鞍山
皿伏山を振り返る
桧枝岐小屋
原の小屋
竜宮十字路

大清水平  12:42

 
残雪の林を登って行く。目印に沿って緩い坂を歩いて行くとナビと幾分ずれているぞ。これでは、目印があてにならないな。
林の隙間から湿原が見えたので、ナビの示す右に軌道修正すると広い湿原へ出た。
湿原の端に咲き出したばかりの水芭蕉を発見。

日付順山行記録

尾瀬ヶ原-白尾山1

尾瀬ヶ原 花

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