尾瀬ヶ原-皿伏山-白尾山 1   H.24 06-03(日)
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山域別記録
竜宮見学
皿伏山  標高 1,916.8m
(単独行)

天気:曇り
山頂気温:9.7℃

白尾山  標高 2,003m
(単独行)
天気:曇後小雨
気温:11.2℃

富士見小屋より長沢新道を降る
馬洗淵

富士見田代  7:12

 富士見小屋から西へ向かうといきなり雪原だ。アイゼンを持って来なくて失敗か!
池塘に燧ヶ岳が浮かぶ写真が有名な富士見田代に出る。まだ完全に雪が溶けきっていないので残念でした。
ベンチも半分埋まっていたので休憩は無理だ。アヤメ平も雪景色で写真が期待できないので長沢新道を降りよう。

雪原

山行図

全景

下ノ大堀川   9:07

 正面に至仏山、右に景鶴山を見ながら、お目当ての下ノ大堀川撮影ポイントまでやって来た。
 尾瀬といえば、至仏山をバックに水芭蕉が有名だ。
せっかく来たが、至仏山に少し雲が掛かり、水芭蕉も既に咲ききっていた。
もう一週間早ければ良かったね。

定番写真
池塘群と景鶴山
下ノ大堀川撮影

噴出し口
竜宮から見た景鶴山
吸込み口

竜宮
 竜宮の由来となったカルスト地形が此処である。
南側の池塘から吸込まれた水が、北側の池塘から噴出している。木道が整備され間近で見学出来る。
水芭蕉咲く今の時期が見頃であろう。私も実際見たのは今回が始めてだ。

←吸込箇所

噴出箇所

竜宮十字路   8:44

 鳩待峠からやって来るハイカーも竜宮十字路までで戻る人が多いようだ。
 5月28日(月)午前10半頃、竜宮小屋から西に約150mの所で2人が雷に打たれた。
15時過ぎ防災ヘリコプターで救助されたが、59才の男性亡くなり、51才の女性は転倒して怪我をしたそうである。
私は、沼田で仕事をしていてレスキューや救急車が飛んで行くので何事かと思いました。尾瀬ヶ原は、遮る物が無いので雷の時は、大変危険である。

竜宮十字路

木道沿いの水芭蕉。

尾瀬ヶ原に出る

 長沢新道から尾瀬ヶ原に出ると急に賑やかになる。
この辺りは、水芭蕉の大群落でハイカーやカメラマンが沢山集まっている。
花の具合は、多少盛りを過ぎた程度でまだまだ見られる。
出来ればあと1週間前が、良かったかも?

水芭蕉の群落

この辺りが一番水芭蕉が多かった。

水芭蕉の群落
カメラマン

長沢新道を下る

 長沢ノ頭から先は、急な下りとなります。
雪も少なくなったのでスリップの危険が減りました。
急な木段が続くので一気に高度を下げていきます。
崩落箇所から下に長沢の水音が耳に入る。
 下った所で始めての登山者に出会いました。何処からと聞かれたので「富士見下から来た」と答え、上は雪が多いと忠告。
仮復旧した長沢橋は、大水が来れば、橋脚の丸太が持っていかれ、またやられそうだった。
 橋を渡ると平坦なブナ林となりとても美しい。

ブナの美林
尾瀬ヶ原に出る

土場   7:34

 滑り易い木道は、殆ど雪の下です。
トレースと目印を頼りに進むので迷う事は無い。土場のベンチが出ていたので少し休憩。コンビニのオニギリを食べお茶を飲む。
 もっと雪が溶けていると思ったが、北斜面なので仕方がないか、まあアイゼン無しでも大丈夫そうだ。

長沢頭
階段道
崩落箇所
長沢橋
富士見田代
長沢新道を降る
土場

富士見小屋  7:06

 アヤメ平下からだらだら登ると水場が見え、上には大きな富士見小屋がある。
太陽光パネルの横に立派なトイレもある。
 此処は左へ向かい、富士見田代へ。
一旦晴れ間が見えたが、雲ってしまいぬか喜びに終わった。

トイレ

元休憩所  6:26

 馬洗淵、元休憩所と要所に標示板が有り歩く目安となる。
元休憩所先に、水場が有り一口飲む。
白尾山と荷鞍山が、右に見えた。
皿伏山-白尾山と帰りに巡る予定で、ついでに荷鞍山も行って見たいな。
アヤメ平下から雪原が上へ向かっているので雪崩跡だろう。

荷鞍山

アヤメ平下から見た雪崩跡
アヤメ平下
富士見小屋

白尾山

田代原

田代原   5:49

 十二曲りをだらだらと登り、上がった所は綺麗に下草刈された田代原です。
ブナ林のにダケカンバやナナカマドの芽吹いた木は、気持良く朝のすがすがしさを感じる。
ウグイスやカッコウが鳴き、一人歩く自分を迎えてくれるようだ。

元休憩所
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)

富士見下-2時間3分-富士見小屋-6分-富士見田代-22分-土場軽食休憩6分-1時間4分-竜宮十字路
-23分-下ノ大堀川撮影5分
-18分-竜宮十字路-35分-見晴軽食休憩5分-1時間35分-沼尻
昼食休憩18分
-34分-南岸分岐-15分-
大清水平撮影11分-42分-皿伏山-1時間11分-白尾山-39分-富士見小屋
-1時間33分-富士見下
     全歩行工程 11時間55分(休憩等45分含む)

 6月3日の天気は、良く無さそうだ。北の方なら一日曇りで少しは雨の心配が無さそうだ。
これまで何度か尾瀬に行っているが、混雑を嫌い水芭蕉シーズンに尾瀬ヶ原には出かけていないな。
下ノ大堀川で至仏山をバックに定番ポイントで撮影して見たい、ついでに皿伏山へも登って見るか。
鳩待峠から周回すれば両方歩けるが、いつもの駐車料金の掛からない富士見下から登って見ました。
注 ヘリコプター飛来によるテント巻き上げ防止のため、見晴キャンプ場を11月まで閉鎖中。

尾瀬ヶ原 花

尾瀬ヶ原ー白尾山2


尾瀬ヶ原の地図

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富士見下   5:03

 富士見下から登るのは、これが3回目だ。
長い林道歩きは、とても大変だが人が少ないのが良い。
今日も自分の他は、1台だけで水芭蕉のハイシーズンとは思えないほどに静かだ。
この時期ハイカーは、鳩待峠に殆ど集中してしまうのだ。

十二曲り
富士見下より富士見小屋へ H.24  6月 3日

日付順山行記録

尾瀬ヶ原ー白尾山2

尾瀬ヶ原 花

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