山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)

富士見下-1時間41分-富士見小屋-21分-アヤメ平-18分-富士見田代-23分-土場
-45分-竜宮十字路
軽食休憩10分-29分-ヨッピ吊橋-16分-東電小屋-29分-温泉小屋
-13分-平滑ノ滝-28分-三条ノ滝昼食休憩28分-31分-段吉新道分岐-
35分-温泉小屋
-28分-見晴-54分-昼場-1時間1分-
富士見小屋休憩7分-1時間19分-富士見下
全歩行工程 11時間10分(休憩45分含む)


 新潟・福島豪雨と台風12号の影響で散々荒らされ、この21日にも台風15号の雨と風でやられ、尾瀬も災難続きです。
9月23日現在、尾瀬沼南岸(沼尻〜三平下) 土砂崩落のため通行止 以外は復旧して通行出来るようになりました。
 さて2週間前にも、アヤメ平から尾瀬ヶ原を周って見たが、三条ノ滝が気になってしかたがない。台風通過で増水の滝を見るため、またやって来ました。
距離は長くも駐車料金の節約になるコースです。。
気象観測所
温泉小屋
元湯山荘
トイレと休憩所
ヤマドリゼンマイと至仏山
リンドウと至仏山
竜宮を振り返る
景鶴山

竜宮十字路   10:17

 紅葉最盛期前でも竜宮十字路まで来るとハイカーが多くなる。
至仏山から雲が取れやっと頭を覗かせたのですかさずパチリ。
 ベンチに座り小休止して、オニギリとオレンジジュースで軽食を摂り、目指す三条ノ滝までまっしぐら。

至仏山
至仏山アップ
ヤマドリゼンマイの草紅葉
竜宮十字路へ

 復旧した長沢橋を渡る頃には、道も緩やかになる。
綺麗なブナ林にいたずら書きが目立つ。
自分の生れる前の物で尾瀬ブームの始まりだろう。

温泉小屋  11:41

 温泉小屋が見えました。
燧ヶ岳へ登る温泉小屋道は、利用閉鎖で廃道となるそうである。
温泉小屋の北に元湯山荘、その奥にトイレと休憩所が設けてある。
西側に電源開発の気象観測所が建っていた。
 ハイカーは、疎らでべンチの並ぶ休憩所の売店のおばあさんは、暇そうでした。
此処に荷物を預け、三条ノ滝を往復する事も出来るが、滝を見ながら昼食としたいのでそのままザックを背負って行く。
自分は、富士見下からやって来たが、鳩待峠からの方がだいぶ速いようで、次が大清水からかも知れません。

尾瀬ヶ原の入口
大きなダケカンバ
ミズナラの倒木

倒木

 温泉小屋が近くなると木道設置作業中でした。
古い木道は、まとめてワイヤーが掛けられヘリで搬出されるようです。
休日返上でご苦労様。
 その先に、ミズナラの大木が倒れ台風の威力を感じさせる。

長沢新道の急坂

 長沢ノ頭から先は、急な下りとなります。
古い階段や石のごろつく山道を一気に高度を下げていきます。
木々の合間から尾瀬ヶ原を覗くとまだ紅葉には、変わっていないように見えます。

赤田代分岐より温泉小屋へ

真新しい木道
沢に掛かる橋

真新しい木道

 足早の若者に抜かされ、北に進むと出来たばかりの木道を歩く事になる。
赤田代は、同じ尾瀬ヶ原でも葦の繁殖が進んでいる場所である。
燧ヶ岳の伏流水だろうか、至る所で木道の下を水が流れている。

土場   9:18

 木道の滑る事、スリップ3回してとうとう思いっきり尻餅をついてしまいました。
おかげで飛ばす事も出来ずビクビクしながら小股で歩く事になりました。
長沢頭で木道が終わりやれやれ、急坂の降り方がまだマシです。

赤田代へ入る
赤田代分岐

赤田代分岐  11:29

 只見川の拠水林を抜けると尾瀬ヶ原の北東の端に近付く。
赤田代分岐のT字路を左に曲がり、温泉小屋方向に進路を取る。
この辺りを歩く人は、福島側の入口である御池へ戻る人か、三条ノ滝見物の人達である。

古い木段
富士見下ゲート
流された木道
鉄の足場板

豪雨の影響

 新潟福島豪雨の影響だろうか?
木道が外されていたので、湿原が冠水して浮き上がって流されたのだろう。
7月末から8月にかけての大雨で殆どの道が、通行止め又は、通行注意になったそうです。
9月21日の台風の影響で今も水が多い。

富士見下より富士見小屋へ H.23  9月23日

アヤメ平−三条ノ滝 2

尾瀬 アヤメ平-三条ノ滝 1   H.23 09-23(金)

尾瀬ヶ原の地図

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山域別記録

アヤメ平−三条ノ滝 2

アヤメ平   標高 1,969m 
(単独行)

天気:曇り
山頂気温:9.3℃

山行図

木道設置作業中
急な木道
長沢新道入口
富士見田代
アヤメ平

アヤメ平  8:37

 アヤメ平は、前回来た時より枯れ草となりキンコウカの草紅葉の黄色見は無くなってしまいました。
ガスが出て周りの山は見えず、おまけに寒いのでこのまま引き返しましょう。

林に入る
尾瀬橋手前の湿原

東電尾瀬橋へ

 東電小屋から只見川左岸の林に入り、少し下ると湿原の木道を歩きます。
こちらも冠水したようで植物が倒された跡が残っていました。
尾瀬に入って燧ヶ岳の頂上は一向に顔を出してくれません。
この辺には、ウメバチソウやオゼミズギクも咲いていた。

アヤメ平の池塘

三条ノ滝
(単独行)
天気:曇り
気温:17.2℃

ヨッピ吊橋へ

 涼しかった気温も17℃まで上がり、竜宮十字路から黄色くなったヤマドリゼンマイを眺めながらヨッピ吊橋へ向かう。
登山道脇には、草紅葉の中から顔を出す紺色のリンドウが目立ちます。
景鶴山を正面に見ると残雪の頃登った事を思い出す。

竜宮十字路よりヨッピ吊橋へ
竜宮十字路 景鶴山方向
竜宮十字路 至仏山方向

竜宮十字路へ

 長沢橋から10分強歩くと、急に辺りが開け尾瀬ヶ原に飛び出す。
木道が始まり、遠くに竜宮十字路が見えて来ました。
草紅葉は、まだ始まったばかりで暑かったせいか2週間前とあまり代わり映えがしません。

長沢橋
いたずら書き
ブナ林
富士見田代  8:55

 富士見田代は、長沢新道入口でもある。
池塘の畔のベンチで老夫婦が休んでいました。若かりし頃来た尾瀬を懐かしんでいるのでしょうか。
 長沢新道の歩き出しは、滑りやすい木道が続きます。
東電尾瀬橋
東電尾瀬橋下流の只見川

東電尾瀬橋  11:20

 老朽化のため、平成20年6月28日に新しい橋に架け替えられました。
コンクリート製の橋脚と鉄骨の桁なので、今回の大雨で被害が無かったようです。
手摺のロープは、冬場に外されるようです。
二日前の台風で只見川は、まだ増水中でした。

土場
長沢ノ頭
アヤメ平より長沢新道を降る

アヤメ平
東電小屋別館
東電小屋

東電小屋  11:12

 東電小屋手前から東電尾瀬橋までは、唯一の新潟県の道である。
東電小屋では、ボッカさんが荷下ろしの最中でした。
平坦な道を歩いているので、まだ疲れていないし喉も渇きません。
休まず進みましょう。

富士見田代

富士見田代  8:21

 富士見小屋から西の富士見田代へ向かう。
富士見田代の池塘に燧ヶ岳が映るはずですが、ガスで燧ヶ岳は、全く見えません。
長沢新道を降る予定だが、アヤメ平へ寄り道をして見ましょう。

東電小屋へ

 ヨッピ吊橋からボッカさんを追いかけるが、追いつく事は出来ません。
重い荷を背負い普通のスピードで黙々と歩いていける、たいしたものだ。

富士見小屋よりアヤメ平へ
富士見田代手前
富士見小屋

富士見小屋  8:16

 歩き慣れたせいか前回よりタイムが縮まっていた。
営業前の小屋の左をアヤメ平へ向かう。
気温は、10℃と2週間前とうって変わりとても寒く感じる。


ヨッピ吊橋より赤田代分岐へ
東電小屋に向かうボッカさん
ヨシッ堀田代
橡の実

十二曲り

 前回もだが、十二曲りには大きなブナの倒木があります。
路端に橡の実が落ちていて秋を感じます。
十二曲りを登るとナナカマドの実が目に付く田代原に出る。
その後ダラダラ歩きが続くのだ。

田代原のナナカマド
アヤメ平下
ヨッピ吊橋分岐
ヨッピ吊橋

ヨッピ吊橋  10:56

 冠水の跡が残るヨッピ吊橋へ向かう。
牛首-ヨッピ吊橋間は、特に増水し最高で膝まで木道が冠水したそうです。
ボッカさんが見えたので追いかけてみます。

アヤメ平入口

富士見下   6:35

 前回出足が遅かったので少し早くやってきました。
駐車スペースには、車が6台止っていました。ゲートでご夫婦が、アヤメ平に向かう準備中でした。
私は、登山前の腹ごしらえでコンビニ弁当を素早く口に運ぶ。

東電小屋に向かうボッカさん
十二曲りの倒木
日付順山行記録
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