ニッコウキスゲと至仏山
ニッコウキスゲと燧ヶ岳
景鶴山
ハクサンシャクナゲと尾瀬ヶ原
ハクサンシャクナゲと尾瀬ヶ原
燧ヶ岳 4

大江湿原  17:44

 賑わった大江湿原は、誰もいません。
小屋泊まりの人達も既に宿の中だろう。
さっきの女性が帰っていった。
自分ひとりが取り残され、時間が止ったよう、これで霧が掛かれば幻想的な写真が撮れそうだ。
でも時間に余裕が無いので切り上げる。

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燧ヶ岳の地図

燧ヶ岳 1
燧ヶ岳 2
定番ポイント
長蔵小屋方向
長英新道登山口  17:38

 沼の南を回った方が早いのだが、キスゲがまた見たいので元の道を選ぶ。
 浅湖湿原で女性が1人たたずんでいました。「どうかしたの」と心配で声を掛けます。
静かな雰囲気を味わっていたらしい。
長英新道登山口を過ぎると直ぐに大江湿原だ。
沼尻より大江湿原へ
浅湖湿原
長英新道入口

沼尻  17:03

 視界が開け小屋らしき物が見えました。
沼尻そばやだろうか?営業休止中なのか看板が見当たりません。
 沼尻休憩所は、既に閉っていて誰も見当たらない。
1人ベンチに座り最後のおにぎりを食べ、
燧ヶ岳山頂を見上げると、既にガスとなる。

白砂峠  16:45

 人とすれ違い沼尻まで30分もあると言う。白砂峠まで来てこんな所に峠があるなんて驚きです。
階段を降り少し行くと木道の設置された白砂田代が、開けました。
湿原の端に、水芭蕉が数株咲いていたのはびっくりです。

沼尻そばや?
沼尻休憩所
白砂峠
白砂田代
見晴より沼尻へ戻る
見晴新道分岐
イヨドマリ沢
悪路を登る
数少ない整備された木段

下田代十字路(見晴)  15:52

 明日は平日なので、見晴も静かだ。
少し水を補給しただけで先を急ぐ。
もう直ぐ4時、暗くなる前に大清水に帰るには5時間半のコースタイムの半分で歩かねばならない。
うーんこれは、大変な事だ!

見晴
見晴へ

竜宮   15:37
 ヒツジグサ咲く池塘を眺め、真新しい木道を竜宮小屋目指しひたすら戻る。
宿泊者が、小屋周辺を散策し賑やかだ。

ヒツジグサ咲く池塘

下ノ大堀川畔   14:59

 燧ヶ岳から黄色く見えた下大堀川畔までやってきました。
花目当てで、この時間でも人が集まっています。
下ノ大堀川畔を挟んでキスゲが広がる光景は、尾瀬ヶ原で最も大きな群落です。

沼尻川へ
県境
竜宮

見晴から竜宮

 正面に至仏山、右に景鶴山を眺めながら木道を竜宮に向かう。
この時間は、戻る人ばかりで尾瀬ヶ原に向かうのは、私だけ。
広い湿原は、キスゲやカキツバタが点在するだけだ。
足早に歩くので見落としそうだが足元には、小さなトキソウ・サワラン・ミズチドリ・キンコウカ等が見てとれる。

下田代十字路(見晴)  14:08

 林の中の木道を水を求めて見晴へやって来た。
此処は、尾瀬銀座の様相で第二長蔵小屋・尾瀬小屋・原の小屋・燧小屋・桧枝岐小屋・弥四郎小屋が林立している。
連休最終日なので人は少ないが、宿泊者も集まり出していた。
 気にしていた雨が降って来て、遠くで雷の音も鳴って来た。
段小屋坂から沼に戻ればと少し後悔する。
でも折角なので、弥四郎清水で喉を潤し水を汲み、傘を差して様子を伺う。
コースタイムでは、此処から大清水に戻るだけでも5時間以上掛かるな。
これから尾瀬ヶ原に向かう事は、無謀この上ないかも?
 何とかなるだろう親子と別れ、いざ尾瀬ヶ原へ。

尾瀬小屋

見晴新道登山口  13:57

 緩やかな道になった頃、小さな子供とお父さんが、ゆっくり歩いていました。
話を聞くと女の子は、5歳で燧ヶ岳を登り鳩待峠を目指すとの事。
水を分けて上げ、先に行くと女の子のお姉さんが、分岐で待っていました。
左は、段小屋坂、右の見晴らしへ進む。

桧枝岐小屋
第二長蔵小屋
弥四郎小屋
見晴新道登山口
疲れた親子が降る

見晴新道を降る
 温泉小屋道分岐から赤ナグレ谷に下って行くと、樹林帯に入りナデッ窪と同じように岩がごろごろした急坂となる。3-4組追い抜き話しかけると、誰もが疲れ果てているようだった。
途中道標に距離が、書いてあるけれどもダラダラ歩いているだけでぴんと来ません。

岩のごろつく悪路
見晴まで3km

温泉小屋道分岐  12:34

 先行者数組を追いかけながら、ハクサンシャクナゲ咲く急坂を尾瀬ヶ原に吸い込まれるように下って行く。
 温泉小屋道分岐まで来ると右にロープが張って有りました。
後で調べると、平成20年より荒廃のため、利用閉鎖となったそうで廃道とする予定との事。
悪路でも一度歩いて見たかったな。

谷間に下りる
温泉小屋道分岐
燧ヶ岳山歩き 3   H.23 07-18(月)
ヒツジグサ
カキツバタ咲く湿原
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山域別記録
燧ヶ岳(柴安ー) 標高2,356m
(単独行)
天気:曇り
山頂気温:28.7℃
燧ヶ岳(俎ー) 標高2,346m
(単独行)
天気:曇り
山頂気温:22.5℃
大江湿原
沼山峠方向
竜宮小屋
下ノ大堀川より尾瀬ヶ原を戻る

下大堀川畔のキスゲ

竜宮   14:40

 拠水林が見え、福島群馬県境の沼尻川を渡ると竜宮小屋が見えました。
竜宮十字路は、ベンチが有り休憩場所に良い。
その先に木道が両側に広がり、湿原観察が出来、ヒツジグサの花も開いていました。

竜宮十字路
遊歩道
カキツバタ咲く湿原
竜宮小屋
日付順山行記録
燧ヶ岳 1
燧ヶ岳 2
燧ヶ岳 4
新しい木道
柴安ーより見晴新道を降る H23 7月18日

見晴新道登山口  16:02

 見晴新道登山口分岐から、段小屋坂に入る。
最初は、木道が続くが、イヨドマリ沢辺りから道が悪くなり石がごろごろして来た。
 木道の広がった場所で団体さんを避ける。急いでいるので少しの時間も、もったいないな。

見晴より尾瀬ヶ原へ
ニッコウキスゲと尾瀬ヶ原
ノアザミと尾瀬ヶ原

段小屋坂

 尾瀬と言えば、三平峠のように階段や木道が整備されていると思い込んだ私が、間違いでした。
ダラダラ、ダラダラうんざりするほど樹林帯を歩く、右下に沼尻川が流れているが、音だけで見えてきません。
時折、階段や木道が現れてもたちまち悪路と変化する。

下ノ大堀川を後に

 尾瀬ヶ原も大江湿原もキスゲの咲き具合は、同じようなので丁度良い時期に来たかもしれない。
 ベンチで休息しコーラを飲みトマトを食べる。
女性3人組に写真を撮ってやり、大清水に帰ると答えるとびっくりしていました。
ゆっくりしたいが、もう急がないと日が暮れてしまいます。


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