日白山 9:10
赤城さんが先に着くと、山頂に大きな亀裂を発見。1.5m位有り、落ちると這い上がるのに難儀しそうです。
タカマタギにいた3人は、こちらへは来ないようだ。平標山には、6人見えこちらを向いているようだ。
コーヒーと肉まんを温め食べる。
さてこれからどう致しましょう。
平標山の一ノ肩まで出来れば行って見たい。しかし此処を歩いた人はごくわずか。
難所と思われるのは、此処から見えませんが二居俣ノ頭西側の痩せ尾根と一ノ肩手前にある雪庇が崩落している急斜面だろう。望遠レンズで確かめると西側の林に巻いて入れば何とかなりそうである。
だめな時は、地王堂川左岸の尾根を下れば良いだろう。
雪庇を降る
せっかく二居俣ノ頭まで登ったのにまた降って行く。
雪庇が続いていれば苦にならないが、時折抜けているから右側の藪に入り込む。
トレースは何処まで続いているのかな。
やはり人の歩いた跡が有ると言うのはとても心強いものだ。
危険個所
危険個所
危険個所
鞍部 11:09
鞍部は、標高1,450m。
ずいぶん降ってしまいました。
ここにピバークの跡が有りました。
雪が平らに均してあり、大きなグループがテントを張ったのでしょう。
足跡もこの先で途切れていました。
エスケープルート確認
右に逸れたのでエスケープルートを確認確認する。
地形図を見ると西側に延びた緩やかな尾根を下れば、危険を冒さず地蔵堂川まで降っていけるはずである。
この先危なければこちらを選ぼう。
危険個所1
二居俣ノ頭から西側は、地形図を見ると両側崖マークになっている。
実際来てみると崖では無いが、雪庇が切れ落ちていた。
トレースの通り北側の黒檜林へ巻き込み、再び雪庇の上に出る。
通過してから振り返ると凄い所でした。
二居俣ノ頭へ
日白山-二居俣ノ頭間の鞍部には、降った足跡が沢山ありました。
こちらが一般者向けのルートなのだろう。
二居俣ノ頭へ向かうトレースは、とても少なくなりました。
急斜面のあの先まで行ってからルートを考えましょう。
日白山を降る
先へ行くと決まったからには、長居は出来ない。
日白山から南へと降る雪庇には、トレースが沢山付いています。
この先に見える鞍部までは、歩く人が多いのでしょう。
私達も快調に降って行きます。
茂倉岳
東谷山
万太郎山
平標山
二居俣ノ頭 10:27
難なく二居俣ノ頭に登れました。
さてこれからが、本コースの難関の始まりです。
先にある小ピークには、大きな雪庇が見えます。途切れていなければ良いのですが・・・
そしてずっと先の急傾斜地点でも雪庇が落ちています。
一ノ肩
谷川岳
タカマタギ
東谷山
二居俣ノ頭
苗場山
仙ノ倉山