東谷山へ雪庇を登る
尾根の南側は、雪庇がずっと先まで連なっていた。
雪庇が途切れなけれれば、藪漕ぎをしなくて済みます。
でもね赤城さん下を見て下さい空洞です。
山裾を見下ろすと二居集落から17号が続いている。
この左が旧三国街道です。
二居峠へ
登山口から直ぐに残雪が現れる。
本当はジグザグですけど、笹や木の枝につかまり、そこを真っすぐ登って行く。
そろそろアイゼンを付けピッケルを手にする。
雪原の奥は、二居峠でしょう。
石畳が有るそうだが、深い雪で判りません。
苗場山
東谷山
日白山
日白山
日白山へ
日白山まで小ピークを2つ越えて来た。
赤城さん気が逸るのか先に行ってしまう。
私は腹が減ったのと疲れたのでスピードが落ちて行く。
山頂手前も亀裂がいっぱい。
何処を歩いて良いのやら。
日白山へ
いつの間にかガスも消え、日白山へと雪庇を歩く。
この辺りが、一番眺めが良く楽しく歩けました。
気持ちの良い雪庇歩きも下を良く見ないとクラックが入っています。
東谷山 7:46
東谷山まで来るとガスも消え始めた。
苗場山は帯状の雲に浮かぶ。
これは三国峠より流れ出したものだろう。
毛渡乗越からは、滝雲が流れ落ちている。
さあこれから平標山まで行けるかどうか?
望遠レンズで眺めます。
日白山へは、ズラリと雪庇が並んでいる。
あれ、タカマタギには3人見えます。
タカマタギ
日白山
難所となりそうな雪庇
一ノ肩
平標山
神楽ヶ峰
苗場山
東谷山へ
心配していたガスが、これから向かう東谷山を取り巻いて来た。
それもつかの間、ガスが途切れると雪の丘が見えました。あれが東谷山でしょう。
此処までも楽しい景色を見られたけど、この先はどんな所かわくわくして来た。
ブナとダケカンバの森
雪庇が終わると勾配は緩やかになり、ブナとダケカンバの美林に変化する。
少しばかりぼんやりしているので、幻想的である。
中央に林が途切れた場所が有り、振り返ると雲の帯から苗場山が浮かび上がる。
霧氷林に紛れ込めるには残雪の頃だけか、秋や新緑も良いだろうが、笹藪でしょうね。
雪庇の尾根
雪庇も既に終盤状態。
両側は藪なのです。
赤城さんに撮られていました。
この霧氷、空がぼんやりなので写真で出ないかもねと二人で呟いていました。
実際は、もっと綺麗でした。
大鉄塔 6:27
雪庇が途切れ、巡視路を登ると最初の目標大鉄塔が見えました。
さっきまでガスが巻いていたようで、薄ら霧氷が付いている。
開いたばかりのマンサクの花も霧氷で寒そうです。
二居峠 5:57
峠に着くと東屋がありました。
気温は、2.3℃とまだ寒いので歩き易い。
峠の反対側を確かめ、北側から藪を漕いで尾根に出ます。
後で調べると、相互リンクの「あにねこ登山日誌」のあにねこさんが、日白山まで登ったそうだ。
宿場の湯 5:10
群馬側は、小雨模様。三国峠はガスも出て来た。今日は諦めるのか?
元橋の平標山登山口駐車場には、2台停まっていた。
二居集落まで来ると天気は、持ちそうだ。
宿場の湯の東側に空きスペースが有ったので赤城さんの車を止める。
三国街道 二居宿
ここは、旧三国街道二居宿です。
お地蔵さんに見送られ、集落に入るとスキー客目当ての旅館や民宿が多い。
その中に本陣富沢家と書かれた建物が有りました。
二居峠登口 5:19
車を駐車する前に登山口を確認したので迷うことなく来ました。
でももう少し目立つ看板が有っても良いのでは?