金精峠 7:58
峠に近付くとやっと緩やかになりました。
立派な金精山が見え、あそこを越えねば白根に行けないと思うと湯本から登った方が良かったかな。
先には、大きな男体山、手前の湖は湯ノ湖です。奥には戦場ヶ原がすこし見えました。
先行者が、神社で休憩中。
この神社は、木造で傷んでいたものを昭和33年に鉄筋コンクリート造りの社殿が完成。
まただいぶ傷んでいます。
以前は、左側の扉の格子から御神体の石造の男根が見られたが、鉄板で塞がれて見えません。
扉にも鍵が掛かって開かない。
右の写真は、平成17年の物です。
金精トンネル入口駐車場 7:30
満車でもまだ来ます。トンネル入口の路肩に止める人もいる。
金精峠へはかなり急で昔の人もこんな所を歩いたか疑問です。
降りて来た人が、白根までここが一番の難所だと言う。
実際は、先にも難所が有りました。
梅雨は明けたが最近お天気が不安定で、いつ雷来てもおかしくない状態。
北アルプスの五竜岳を計画したが、長野の天気が心配だ。
せっかく遠くまで行くのに登れずにお帰りでは、切ないです。
新潟や上越国境も悪そうなので栃木方面しか有りません。
当初は、菅沼から日光・かたしなエクスプレス号7:46の菅沼バスに乗り、湯本より白根山を登る予定でした。
しかし菅沼登山口まで来て駐車場代1,000円とバス代700円がもったいなくなりました。
金精峠から登ればお金は掛かりません。
時間が掛かるがまあいいやとトンネルを潜ります。
20台の駐車場は、既に満車状態なので登山口脇に突っ込んでみました。
白根山へ
3月20日に赤城さんとこちらから登って大変だった事を思い出す。
体調不良かな?先生に付き添われて1人学生が降りて来た。
木に張り紙がある。火山観測設備が南北2ケ所設置されるそうだ。
弥陀ヶ池 10:42
菅沼登山口から合流する弥陀ヶ池へ到着。
正面は、座禅山で木々に囲まれるが奥に水蒸気爆発の火口も有る。
左に登ると白根山への北面登山口へ出ます。
五色沼分岐 10:32
左は五色沼、右が弥陀ヶ池。
足元は、依然とハクサンフウロがチラホラ、赤い実は、甘いノウゴウイチゴだ。
この辺りの茂みは、鹿が隠れているので望遠レンズに交換し、辺りを注意していると小鹿がいました。
完全に人慣れしていて警戒していません。
弥陀ヶ池分岐 10:13
五色沼方向に行かず、弥陀ヶ池へ向かいます。
一旦鞍部へ降り登り返す。
広い所で白根山から来た人と話をすると「北面から団体の学生さんが、150人も登っている」と言っていた。
望遠レンズで見ると、凄い人数がダラダラ歩いているぞ。あの調子なら頂上までに追いついてしまいます。
五色山を降る
五色山からは、丈の低い笹原が多い。
これも鹿の食害のせいだろうか?。
白根山を見ながら降るので気分も良い。
足元には、ハクサンフウロ・シラネニンジンがぽちぽち咲いている。
日陰には、カニコウモリの群落も有る。
五色沼北面は、電気柵が張り巡らされシラネアオイを守っているようだ。
五色山 9:49
五色山では、お一人お昼寝中。
前白根山から二人到着。
白根山が目の前に広がり眼下に五色沼。
良い景色ですね。天気が思ったより良いので安心。
女峰山方向から雲が出て来たので山頂に幾らか早く着く右回りに致しましょう。
国境平 9:18
金精山から急坂を降り国境平へ出た。
左は湯元温泉への道、これから笹原を登って行く。
あんなに車が有ったのに出合う人は、少ない。
五色山と思ったら手前の小ピークでした。
五色沢を辿ると湯ノ湖、向こうは男体山。
金精山 8:44
山頂で休んでいるとお一人の女性がやって来た。
昨日は、小屋泊りだったそうで、奥白根や前白根のコマクサが咲いているとの情報を得た。
こちらが、ホームグラウンドだそうでかなり詳しく話が聞けました。
金精山へ
「登山道に亀裂が有ります。十分注意して下さい。」と立て札が有る。
この道は、いつも崩れていて道も直ぐに変わってしまうようだ。
今回も不安定な梯子やロープがあり、コースタイムより時間が掛かります。
特に朝夕の薄暗い時は、足元が不明で危険です。
錫ヶ岳
武尊山