常念岳-蝶ヶ岳山歩き 1  H.28 07-24(日)
常念岳-蝶ヶ岳山歩き 2
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山域別記録
日付順山行記録
蝶ヶ岳  標高2,677m
単独行)
天気:ガス
山頂気温:17.2℃
←常念岳分岐  9:36
→常念岳山頂  9:43

 常念小屋からの道と合流すると途端に登山者が増えました。山頂にも沢山の人。
槍ヶ岳は見えるが、どんどんガスが東から迫りくる。すると長野県警のへりが捜索に飛んで来た。
当事者が見つからないのか何度もガスの中に突入して行く。
前常念岳  8:42

 岩山なのでルートの判断が難しい。
黄色ペンキが有るが、ガスで前が見えなければ迷うと思われる。
トレランの方に追い越され下山者とクロスしやっと石室が見えました。
直ぐ上の前常念岳へ着くとガスで周囲の景色は消えました。もうだめ一休み。
鍋冠山
大滝山
蝶ヶ岳
蝶槍
山歩き行程
駐車場-14分-三股-1時間37分-尾根-1時間17分-前常念朝食休憩9分-52分-常念岳軽食休憩24分-48分-P2512
-1時間15分-蝶槍
昼食休憩11分-
36分-蝶ヶ岳-
1時間16分-まめうち平休憩3分-38分- 三股-8分-駐車場
全工程9時間28分休憩等47分含む
稜線の樹林帯

 上越の山と違い標高2,500mでもシラビソ林が有る。
眺望が途切れる樹林帯の登りは、辛いものが有ります。
急いだせいか急に左足が痙攣した。
ここで動かず水を飲み、塩をタップリ掛けたトマトを食べ暫くすると回復した。
常念山頂にいたトレラン男女が再び追い越して行く。
山行図
マルバダケブキ
常念岳を降る

 このまま蝶ヶ岳へ向かってもおそらくガスの中を歩く事になるだろう。
元来た道を戻るのも岩場で迷いそうだ。
かなり迷ったあげく、17:00頃には降りられる考え槍蝶に向かう事にしました。
ガラガラの岩を降り、ヘリが捜索していたガスの中に突入します。
 登って来る団体さんにヘリの事を聞いてみたが、韓国人なので判らないと言われた。
依然とガスで先が見えません。
槍・穂高はもう無理だろうか?
ガレ場を降ると今度は登り、幾つもピークを越えねば蝶槍まで辿り着かない。
景色が良ければ心も弾むがこれではひたすら歩くだけ。

大喰岳
槍ヶ岳
三股分岐     7:48

 登山口から直ぐ先の鉄橋を渡ると三股分岐です。
真っすぐ行くと蝶ヶ岳、右の坂道が常念岳だ。
入口に体力に自信の無い方は、コース変更をして下さいと書かれている。
かなりの急登の様である。
常念岳-蝶ヶ岳山歩き 2

常念岳の地図

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 7月10日に白馬岳、18日に燕岳そして今度は、常念-蝶と3週連続で北アルプスです。
だんだん南に移動しているのはなぜでしょう。

 1:50に家を出て三股手前の駐車場に着いたのが5:30、ずっと下道を走っていたので予定より遅れてしまった

 70台駐車場停められる駐車場は、私の車で満車状態。少し歩きますが、手前にも臨時駐車場が有りました。

 三角周回のコースタイムは、14時間50分も有る。
時間が遅いので周回は、無理かも知れないな。
常念と蝶どちらに行くか迷います。
常念岳の方が標高が高いし槍ヶ岳に近いので右にします。
 常念岳は、とっくりを手にした常念坊の雪形、蝶ヶ岳は蝶の雪形が現れると言う。
チシマギキョウ
オニシモツケ
オタカラコウ
クルマユリ
グンナイフウロ
ニッコウキスゲ
P2592   10:55

 P2592へ向かうと少しだけ晴れて来た。
花も少なく雷鳥も見つからない。
頂は、団体さんが到着した所。
何も見えないので休まず先へ進みましょう。
槍ヶ岳山荘
常念岳
槍ヶ岳
ミヤマアキノキリンソウ
シラネニンジン
エゾシオガマ
ウサギギク
ガスを抜ける

 おおー!常念岳が見えました。
常念山脈の西側は、晴れています。
山頂に向かう登山者も見える。
山頂へは、北側から回り込むようだ。
もうすっかり萎えていた気分も吹き飛びます。
天を衝くような槍ヶ岳も見えました。
常念岳へ

 まいったなガスが下からどんどん登って来る。
岩だらけで歩き難い道はまだ続く。
下山者と行き会っても常念岳は全く見えないので感覚がつかめない。

前常念岳より常念岳へ

涸沢岳
奥穂高岳
前穂高岳
蝶槍
尾根     7:25

 数人追い越すとトレラン3人組に抜かされる。
水場が無いのに小さなザックで大丈夫?
三股から標高差800mの急坂をジグザグにどんどん登って行きます。
左の蝶ヶ岳へヘリがどんどん荷物を運んでいる。
国土地理院2万5千分1地図に加筆
タカネヤハズハハコ
ハクサンシャクナゲ
前常念へ

 シラビソ林の間から前常念が見えました。
かなり急な岩山のようです。
まだかなり遠いと思われるが、これまで樹林帯の面白くない急坂よりましであろう。
岩に掛かったアルミ梯子を乗り越える。
タオルがぐっしょりする程の汗が流れる程の傾斜は一段落。
三股駐車場より前常念岳へ H.28 7月24日
蝶槍   12:10

 幾つかピークを乗り越えやっと蝶槍。
右手には、槍・穂高がズラリと並ぶはずですがほとんど見えず。
蝶ヶ岳方向からやって来る登山者も多く賑やかになって来ました。
山の様相も変わりなだらかなハイマツ帯が続きます。

←駐車場     5:34
→三股登山口   5:48

 満車の後もどんどん車が入って来ます。
トイレを済ませ林道を進む。
三股登山口では、登山届を書くと経験や装備等を聞かれるが、常念を目指す私は「水を持っていますか?」と問われただけです。
水・食料・雨具を持つのは、当然ですよね。
長野県警ヘリ「やまびこ2号」
JA220E  アグスタAW139

イワツメクサ
トウヤクリンドウ
常念岳より槍蝶へ
東天井岳
中天井岳
大天荘
大天井岳
ヒュッテ西岳
常念岳より西方向パノラマ クリックすると大きくなります。

お花畑

 小ピークから左に降って行くと斜面にキスゲの咲くお花畑となっていました。
盛りは少し過ぎたようでも花が少なかったので目新しい発見である。
水溜りの様な小さな池が一つ。
この辺りは今まで見ていた景色とまた違った様相である。
西岳
常念岳  標高2,857m
単独行)
天気:晴れ
山頂気温:19.1℃
チングルマ
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