2800m 9:03
山頂まで高度は、あと200m残すのみ。
先を見ると見ない方が良かった・・・。
こんな所、一体どうやって乗り越えて行くんだよ!
点の記に書かれた測量隊も諦めたのが判ります。
剱岳を後に
前剱から来る人達は、ヘルメットを被っている人が多い。
やはり早月尾根と比べ危険なのだろう。
これから鎖場を降る事は、登りと比べ数段怖いし危険も多い。
特に落石を起こさないよう注意しなけらばならない。
早月尾根で体力精力を使い果たしたのか、それともガスや雲が多く景色がいまいち望めなかったのか、感動が湧いて来ない。山頂プレートも4枚あり撮影したが、肝心の三角点を見つけずじまいで失敗しました。
前剱コースのカニのタテバイ・ヨコバイを見ているととても恐ろしそうだ。その先の剱沢には沢山のテントが並び、ずっと先を見下ろすと剱沢雪渓を歩く人も見えました。
※ 平成20年8月1日に設置された剱岳山頂の祠は、昨年雷に打たれて修理中なので現在山頂には有りません。
剱岳山頂 9:57
鎖場を抜け前剱からのルートと合流すると岩だらけの広い山頂に着いた。
剱岳の名前から想像するとどんなにか険しい場所かと思ったが、山頂だけはゆったりしている。
室堂からやって来る人が多く山頂は大混雑です。
最後の鎖場
降りて来る人がいないか確かめ。
おそらく最後の鎖に取り付く。
有りがたい事に鎖は連続していない。
カメラを取り出し撮影出来る場所も有りました。
下を見ると奈落の底に吸い込まれるようだ。緊張の連続では、疲れた体に毒ですよね。
山頂手前は鎖の連続
いよいよ終盤のクライマックスの岩場が登場。
鎖頼りで岩に張り付くように登っている。
家族連れが降りて来た。
かわいいお嬢さんがハイポーズ。
「怖くなかった?」「大丈夫です」と言葉を交わす。こんな光景で緊張も解れる。
剱岳山頂へ
朝日新聞社のヘリが飛んで来た。
逆光の剱岳山頂に人がいるのも判る。
室堂手前の地獄谷からの火山ガスの匂いがここまで飛んでくる。
岩場は、どんどん急になり、さすがに3000m級の山は違います。
錫ヶ岳
武尊山