燕岳山歩き 3 H.27 08-02(日)
燕岳 標高2763.0m
(単独行)
天気:晴れ
山頂気温:16.9℃
東沢乗越より西大ホラ沢出合へ
中房温泉 14:36
温泉の建物が見えて一安心。
東側から回り込み中房温泉正面玄関に出ました。
温泉客ぶらぶらした中、ザックを背負いもう少し道路を歩きます。
中房温泉へ
橋の先は、整備された道になって来ました。
木橋を渡ると散策コースに合流です。
これに騙され登山道へ登って行くと悲惨な事になってしまします。
どうだん坂
現地調達の検知石で出来た堰堤を越え左岸から高巻きして行く。
ここが「どうだん坂」。まさかこんな登り坂があると思いませんでした。
少しはまともな道になって来たからまあいや。
倒木地帯
沢をあちこち渡ったり、道を塞ぐような倒木が有ったりで毎年コースが変化しているようだ。
自分は、ナビで確かめながら歩いたのであまり迷いませんでしたが、増水すれば完全にアウトでしょう。
二度とこんな所は歩きたくありません。
荒れた沢沿い
マーキングを見つけながらとても荒れた沢沿いを進む。
降雨時や薄暗い時には、絶対歩けない道である。
通行禁止となっていないのがとても不思議なくらいだ。
西大ホラ沢出合 12:40
倒木を跨いだり潜ったり、急坂なのでかなり困難です。
沢に出て渡ると石に「西大ホラ沢出合」と書いて有りました。
かなり歩いたつもりでもまだ1/3でした。
やれやれ。
荒れた道
この道は、あまり歩かれていないようで新しい地図には、点線ルートとなっていた。
古い木段を降りどんどん行くと倒木が出て来ました。
荒れた道とは個々の事かな?
と思っていたら、こんなのは序の口でした。
センジュガンピ
ゴマナ
オオバギボウシ
マルバダケブキ
東沢乗越 11:53
急な林をどんどん降る。
いったい何処が東沢乗越なのか。
笹が濃くなった鞍部の変哲もない場所が、東沢乗越でした。
ここで残りの食料を平らげてから下山しましょう。
雪の残る斜面を降る
東斜面は、雪が少しだけ残っていました。
そのためか初夏の花咲く花崗岩のザレた道も楽しく降れる。
さっきの人が2名単独の方が、降って行ったと言っていた。
この下の中房川源流の谷間が荒れているのだ。
←燕岳登山口 14:38
→第一駐車場 14:45
登山口は、だいぶ静かになっていました。
満車の第一駐車場は、8割位に減っていた。
軽トラに乗り込み明日は、仕事なので早く帰らねば。でもお金が無いので帰りは、下道で鳥居峠を越えて行きます。
コバイケイソウ
バイケイソウ
チングルマ穂
ハクサンイチゲ
アオノツガザクラ
ヒメクワガタ
ミヤマリンドウ
ゴゼンタチバナ
北燕岳稜線より東沢乗越へ H.27 8月2日
北燕岳稜線北 11:05
ここにも「東沢ルートは、大変荒れているので注意が必要。」とある。
稜線から東へ下山する。少し降ると男女が登って来た。東沢ルートを登って来たそうなので状況を聞くとやはり倒木が多く道が荒れ沢を何度も渡るとそうだ。
テープや目印を注意すれば良いとアドバイスを戴く。しかし下山の方が、迷いやすいのだ。
西大ホラ沢出合より中房温泉へ
チングルマ
ヨツバシオガマ
新しい橋 14:16
平らな道を行くとまた堰堤でした。
倒木を跨ぎ進んで行くと真新しい橋が掛かっていました。
柱以外は、冬場になると取り外すようです。
立派な物を作るなら、上流の倒木も整理してもらいたいですね。
ブナ平 13:46
枝沢を渡りまた山の中へ入り込む。
ブナ平の表示板が見えても、それほど広い場所ではありません。
休憩せずに先へ進みましょう。
東沢登山道と書かれた場所から急に降ります。
堰堤の脇の階段を降りまた砂防堰堤。
クガイソウ
オニシモツケ
東沢乗越から降る
降り口は、笹刈りして有ったので安心して進むとその先は、滑り落ちる程の急下降でした。
花は、マルバダケブキ・オニシモツケ・センジュガンピ・ゴマナ・クガイソウが咲いていた。
ゴマナは、群落を作り今が盛りと咲いていた。
モミジカラマツ
メガネ岩