燕岳山歩き 1 H.26 08-05(火)
燕岳 標高2762.9m
(赤城さん同行)
天気:雨
山頂気温:13.4℃
山歩き行程
第一駐車場-13分-登山口-51分-第二ベンチ朝食休憩9分-1時間23分-合戦小屋休憩21分-55分-燕山荘休憩17分-54分-燕岳-33分-
北燕岳下休憩5分-20分-燕岳-42分-燕山荘-43分-合戦小屋昼食休憩26分-1時間24分-登山口-7分-第一駐車場
全工程9時間28分休憩等1時間18分含む
沼田祭りのため、久しぶりに平日に休みがとれた。
相互リンクの「気ままな男の山歩き」の赤城さんは、4日に登山口で車中泊をして、5日に燕岳へ登る予定と伺った。
私もご一緒に山行きをお願いした所OKとの事。
北アルプスの初心者コースの合戦尾根は、北アルプス三大急登と呼ばれている。
赤城さんによると「白毛門より楽ですよ」と言われその気になってしまった。
←第三ベンチ 4:33
→日の出 5:00
急坂でも休憩ポイントがこれだけ有ると初心者にやさしいかも。
しばらくすると東の空が赤く染まり朝焼けとなる。朝焼けが出ると天気が悪くなると言う。
丁度5:00に日の出となりました。
山行図
燕岳へ
先が見えないので、どれが燕岳やら。
天気のようなる気配は全く無く、カメラはもうびっしょり濡れている。
ゴアの雨具は快適でも手袋は防水では無いので指が冷たくなって来ました。
登山者は、みんな燕山荘にザックを置いて来たのか軽装です。
メガネ岩
何か有る所には人がいます。
南側から見ると判りませんが、反対側から見ると穴が二つ開いて鼻にメガネをかけたように見える。
風化しているので登らないようにと注意書きも有りました。
花崗岩の造形
軟らかい花崗岩は、時がたつにつれだんだんと形を変えて行くのだろうな。
ピンクのコマクサは、とても花付きが良く一株に沢山咲いている。
岩に張り付いたチシマギキョウは、日が出ていないので花を閉じたままだ。
燕山荘出発 7:00
雨とガスの中、燕岳へ向け出発。
さてどっちへ行けばいいのだろう。
標識の通り右へ行く。
稜線は、風が強く横殴りの雨である。
これでは撮影もままならない。
気分も萎えてしまいます。
花崗岩が風化して出来た奇岩がこれから迎えてくれる。
そして花崗岩の砕けた砂礫地には、コマクサが点々と咲き乱れている。
生憎景色は見えないが、間近の光景を楽しんで行こう。
まずは、イルカ岩で記念撮影。
青空が出ていれば足元のコマクサを入れ、納得の写真が撮れたのに残念です。
燕山荘 6:43
小屋下には、沢山の種類の高山植物が咲く。
雨は強く降り出し、いたたまれず燕山荘に逃げ込む。
中で雨具を着込んでいると中国語が飛び交うので登山ツアーなのだろう。
気温は、13℃でとても寒い。
長袖シャツを着て帽子を被り、指がかじかむので手袋まで付けた。
燕山荘より燕岳へ
合戦ノ頭 6:01
合戦小屋から少し登ると合戦ノ頭です。
殆ど景色は見えません。
続々と降りて来た団体さん、「山岳部ですか?」と聞くと「全校登山です」と答えました。
緩い道ではチングルマを見つけ、谷側では穂になり山側ではまだ咲いていました。
←第一駐車場 2:50
→中房温泉登山口 3:03
前日の午後6時に到着し赤城さんは車中泊、私は隣でテントの中、次の朝2時半前に赤城さんに起こされました。
中房川の水音で良く寝られなかったな。
中房温泉手前にも駐車場が有るがこちらはお客さん専用のようだ。
燕岳 7:54
人が歩くと自然に階段状に削れるのかしら?ステップが切って有りました。
山頂到着、三角点と山名が掘って有る石が有るだけで何も判りません。
家族連れが降りた後は、とても静かになりました。
さてこのまま北に向かいましょう。
合戦小屋より燕山荘へ
第一駐車場より合戦小屋へ H.26 8月 5日
←第一ベンチ 3:32
→第二ベンチ 3:54
真っ暗の中ヘッドランプを頼りに登って行くが、かなりの急坂のようだ。
第一ベンチを過ぎ、第二ベンチまで来ると私はたまらず一休み。
軽く朝飯を摂る。気温は、20℃を越えているのでこの先熱中症も心配である。
ライチョウ発見
進んで行くと人だかりが見えた。
聞くとハイマツの脇にライチョウがいるとか。
私は、雨でメガネを外しているので良く見えない。
カメラのレンズの水滴をふき取り、望遠でとらえる事が出来ました。
合戦小屋 5:27
急坂がゆるくなると小屋が近い。
小屋まで10分、5分と目印も有る。
合戦小屋に到着したら、名物のスイカを頂かなくては・・・。
まだ営業していないのかな?
催促すると奥から一切れ出して来ました。
1/8カットで800円。これを半分にして分け、食べると甘くてとても美味しい!!
富士見ベンチ 5:02
富士見ベンチで富士山の写真を撮るが、頂上は雲が掛かっていた。
辺りはだんだん明るくなり、ヘッドランプは消しましょう。
時々下山者には会うが、本日の登山者は我々が最初のようである。