下山 10:11
だいぶ賑やかになって来たので、西方向に下山開始。
岩のある痩せ尾根を注意しながら歩いて行く。
太陽が陰ると途端に寒くなり、温度は0.7℃まで降下。
たまらず上着をきます。
工事用道路を行く
沢の左岸に渡り、工事用道路を行くと大きな石が転がり落ちていました。
切り通しが大きくえぐられ、以前の大規模な砂防工事の跡でした。
滝は、まだ見えません。
堰堤 11:11
尾根から外れ左に進路を取る。
まっ逆様に落ちるような急な階段を、ジグザグに降りて行くと沢に出た。
前に堰堤があり横断し対岸を行くと言う。
昔は、沢沿いの道だったそうだ。
目印も無く1人であれば、完全に迷っていた所だった。
船尾滝へ降る
尾根伝いに下ると標示板が目に付いた。
船尾滝は、右とあるが先にも踏み跡が続いている。
悩んでいると後ろから歩いてきた人がいて、聞いてみると、どちらも行けるが右は階段で本通りとの事。
何度も歩いている人を見つけ頼もしい。
1,000m地点 10:40
だだだらと林を行くとカラマツ林の、小ピークが1,000m地点だ。
木々の間から水沢山が覗く。
この先薄暗い桧林をどんどん降ると、岩場のテラスから水沢山を眺められる場所が有りました。
山頂の登山者も数人見えました。
船尾滝入口 10:37
舗装道路を南に歩いて行き、榛名県有林と書かれた標柱の所を東に入り込む。
道標は無いものの、木に括り付けられた船尾ダキプレートを見つけました。
伊香保森林公園方面登山口 10:30
軽石のばら撒かれた道は、転びそうで危ないのです。
ダラダラ歩くと西登山口が見え、舗装道路に出ました。
反対側の雄岳登山道は、2月29日までアナログ放送発信所撤去に伴い休日以外登山道閉鎖となっています。
防災無線榛名山中継局 10:10
先の道路から、ここまで索道を張って作りました。
麓で仕事をしている頃は、水沢山に登る事すら考えませんでした。
人工衛星が多く上がる今は、中継の必要がないかも知れません。
水沢山頂 9:26
頂上の見透しは今ひとつ、いつもは良く見える上越の山は大荒れだ。
関東平野は、霞んでいた。
榛名山や小野子山・子持山は近くなので良く見えた。
ちょうど誰も居なくなったのだが、次々登山者が入れ替わる。
何もそんなにすぐ降らずとも良いと思うのだが。
頂上で弁当を食べているのは、私1人だけ!
早く食べないと懐炉を貼り付けた海苔弁が冷めてしまう。
食べ終わるとご夫婦がやって来た。
なんと昨年茂倉岳を一緒に降った方でした。
下山するのも忘れ話が進み楽しい時間が持てました。
風が冷たく気温も低い、山名盤の下に吊るした温度計は、2℃を指している。
自分のプロトレックは、日向のせいか4.7℃だ。
さて西側に降り船尾滝を目指しましょう。
登山道
登山道は、過剰なまでに整備され、危険個所にはロープが張られ急斜面は、潅木を利用した丸太階段ずっと連なっている。
土木屋さんが、公金で作った立派な階段よりは登り易くなっている。
水沢山登山口 8:30
左は、船尾滝への遊歩道でロープが張られ通行止となっている。
右の階段を上がり明るい山道を登って行きます。
登山道は、ボランティアが整備しているそうで大変歩き易い。
お休み石 8:52
登山道は雪も無く、乾いているので急坂でも登りやすい。
下ってくる人も次々やってくる。
一休みせずに、この先の木や石で階段になっている急坂を登る。
常連さんに追い抜かされたが、どうしても追いつけない。
コースを知り尽くした人には、かないません。
石仏 9:15
尾根まで上がると十数体の石仏が並んでお出迎え。
お正月らしく、米・塩・蜜柑のお供えがそれぞれ有りました。
この先は、眺めが良いのですが、景色が霞んでいました。
登山者駐車場 8:25
水沢観音の大駐車を遠慮して、登山者用の上にある駐車場まで乗り込みました。
既に下山者もいて、車の入れ替わりが激しい。
右奥の杉林を進むと水沢観音からの道と合流した。