キワノ平ノ頭
長倉山
長倉山
キワノ平ノ頭
稲包山
浅間山
お花畑より山頂へ
歩き易い緩斜面を過ぎるとまた登り、勾配はそれほどでもないが、夏場でもうんざりするほどの階段を登る場所で、そこの新雪面をを直登する事は厳しい。
Sさんは、階段より雪の斜面の方が楽しいらしいけれど、自分はどんなに階段が有りがたいか身にしみる。
左を見ると平らな苗場山が、覗いている。
その下からは、苗場スキー場の放送が流れて静かな山の気分を損ねます。
三国トンネル新潟側登山口 10:27
猿ヶ京辺りの雪は僅かでしたが、三国トンネルが近づくにつれ雪の量も増え、新潟県は、1.2m以上積もっていました。
登山口に車を止め、トレースのあるのを確かめる。
ちなみに群馬側に、トレースは有りませんでした。
稲包山
山頂への階段
山頂手前の階段は、風が強いせいか雪が吹き飛ばされ殆ど現れていました。このせいで植物も生えずガレ場が出来る訳です。
お花畑 11:57
辛い登りは此処で一息、ニッコウキスゲが咲くお花畑は、一面の雪原となっていました。
三国山頂 12:25
山頂は巨大な雪庇の台地状になっていました。
雪の分、標高が高くなり見晴らしが良くなっていました。
雪庇の風紋越の景色が素晴らしい。
反対側には、枝間から谷川岳や山スキーで30人程度登っている平標山も見えました。
お花畑へ
トレースは、峠で途切れ三国山には最近登った形跡すらありません。
まあ少し様子を見ながら先へ行きましょうとSさんは、坪足で踏みつけながら進む。
今までの峠道は、とても雪深かったが足跡が残っていたのため楽が出来たのだ。
しかしこの先は、どうだろうか・・・。
右上の笹の現れている斜面は、雪がずり落ち下で固まっていました。
今日は、雪崩の心配はなさそうだが、潅木帯に入り込み少しでも危険を避けよう。
私も少し先頭を代わるが、新雪を踏み込みながら急斜面を登るのは、体力の消耗が激しい。
ぐいぐい登る事が、長く続かず直ぐに交代する。
息が切れた立ち止まり法師の谷を見下ろす。
三国権現御神水 10:42
駐車スペースにあったもう一台の方でしょう、スノーシューの2人がいました。
その先にスーキーと坪足のトレースが続いていますが、雪深く歩くのに難儀します。
三国権現御神水の湧き水は、暖かいせいか雪を溶かしていました。
三国峠の神社 11:07
三国峠に着くと雪の量は、半端ではない。2.5m程度はあるであろう、鳥居も避難小屋を兼ねた建物も一部が出ているだけですっぽり埋まっています。
だいぶ痛んでいたため潰れそうです。
三国峠の社屋は、御阪三社神社と書かれて謂れがあるようだ。