巻機山歩き 1 H.24 09-22(土)(天狗尾根-井戸尾根コース)
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巻機山の地図

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清水峠

和やかに休憩(まきまきさん提供)
天狗岩取付
吹上ノ滝上から
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山域別記録
山行図

天狗尾根取付  8:35

 急峻な天狗岩取付きが見えたので一休みする。後から単独さんもやって来た。
先に行くかと聞くと初めてとの事、私が先頭だ。
これから天狗尾根にあがるまでは、一つも気の抜けない壁のような登りである。
ちゃんとした鎖やロープが無いのでしっかり三点確保でバランスを崩さないようゆっくり登るしかない。

矢印を登る

平標山

仙ノ倉山

万太郎山

大源太山

七ッ小屋山

一ノ倉岳

茂倉岳

樋状になった石
天狗岩が近付く
カリガネソウ
天狗岩

ヌクビ沢出合  7:33

 天狗岩が近付いて来るとヌクビ沢出合だ。大きな石に左天狗尾根、右ヌクビ沢と書いてある。
割引岳(われめき)へ直接登れる、天狗尾根コースを選択。

ヌクビ沢出合へ

 アイガメノ滝から上に出ても気の抜けない場所がある。
大怪我はしないが、落ちれば冷たい水にドボンである。
ペンキが有っても沢の状態は変化するのでコース獲りは慎重に行う。

トリカブト
ゴマナ
ヌクビ沢出合
吹上ノ滝
岩をよじ登る赤城さん
ニッコウキスゲ咲く

アイガメノ滝

 このコースのハイライト、アイガメノ滝。
豪快な景色は、ため息出ます。
紅葉真っ只中に最初登った事を思い出します。雪が溶けたばかりであろう、左岸の岩場にキスゲが咲いている。
 右岸を回り込むと2段に流れるアイガメノ滝が見えた。

アイガメの滝
豪快な景色に見入る二人
沢へ降りる
沢・尾根コース分岐
天狗岩

コース分岐路

 左が天狗尾根ヌクビ沢、右が一般の井戸尾根コースです。
殆どの登山者は、井戸尾根へ向かいますが、私達は左にシフト。ススキが茂る原の向こうに天狗岩がそそり立つ、今回はその左を登って行く訳だ。

ナメが続く
 そろそろ草紅葉が良いだろうな。
尾瀬はまだ早そうだし苗場山は、昨年登っている。そう言う事で巻機山に決定。

 最初に登った巻機山は、6年前に天狗尾根コースを登っている。
2年前にもまきまきさんと沢コースを登ろうとして残雪が多く失敗している。今回は、「気ままな男の山歩き」の赤城さんも誘って行きました


 「ヌクビ沢。天狗尾根コースは、雪渓の状況が不安定なで危険ですので入山禁止」と書いてある看板は有りませんでした。
しかし一般コースとなっていても危険箇所が幾つか有るので間違って入り込むと大変な目にあいます。

割引沢を遡る

 大岩がごろつく割引沢を遡る。
振り返り奥を見ると上越の山並みが見え、大源太山だけが、尖って一目瞭然。
奥には、万太郎山・仙ノ倉山・平標山の谷川主稜線の山並みが見え、いつもと異なる角度からの眺めもまた良い。

武能岳

大源太山

七ッ小屋山

茂倉岳

一ノ倉岳

天狗岩下を歩く

 天狗岩を右に見ながら割引沢を進んで行く。樋状の石から水が流れ、水汲みに丁度良い。
大きな株のカリガネソウが咲いていた。
ペンキ通りに沢の左岸を進み、踏跡を頼りに高巻いていった所これが大間違い、おそらく雪渓が残っていた頃のものだろう。
恐る恐る沢に降り元のコースに戻ろうとしてもずり落ちそうで危険だ。

巻道分岐からヌクビ沢出合へ

登山口先より天狗岩を眺める
沢を振り返る
細い岩の隙間を流れる
枝沢もツルツル
巻道分岐

ヌクビ沢出合
日付順山行記録
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巻機山  標高1,967m
赤城さん、まきまきさん同行
天気:曇り
山頂気温:18.2℃
ヌクビ沢出合より天狗尾根取付へ

山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
桜坂駐車場-23分-巻道分岐-1時間13分-ヌクビ沢出合-1時間2分-天狗尾根取付休憩7分-1時間6分-天狗ノ池-28分-割引岳軽食休憩39分
-40分-巻機山最高点-26分-牛ヶ岳休憩11分-
30分-巻機山最高点-51分-避難小屋水汲昼食休憩40分-8分-前巻機山-1時間26分-五合目
休憩8分
-47分-桜坂駐車場
   全工程 10時間21分休憩1時間
45分含む   
流木の上を渡る
流木の下を潜る

流木地帯

 昨年夏の豪雨の爪跡が此処にもありました。流木が道を塞ぎ、潜ったり上を越えたりして沢の右岸を登って行く。
 赤いマーキングがして有り迷う事は無いが、難路に違いない。
鎖やロープで沢を高巻くと吹上ノ滝が見えて来ました。
二年前はこの先で引き返したのだ。

桜坂駐車場から巻道分岐へ H24 9月22日
慎重に
天狗岩は、遠い

巻道分岐

 増水時は、右の避難路を登るそうです。
私達は、滝が見たいので此処から左の沢へ降りて行く。
割引沢へ降りると右岸へ渡る。
昨夜雨が降ったので水が多いかな?

桜坂駐車場   5:57

 4:30私の家に集合し、まきまきさんの車で桜坂駐車場 へ。
駐車場は、既に沢山の車がいっぱい。
 ヘルメット被り米子沢を登る人達もいますが、こちらは自粛するよう看板が立っています。
登山カードを記入するよう促され出発!

ロープを登る
振り返ると大源太山

滝沿いを登る

 滝沿いの道は、険しく滑りやすい。
このコースは、水の中をジャブジャブ歩きませんが、沢登りです。
 水や雪で磨かれた岩肌は、苔も生えていない。美しい沢の景観を二人に見せたくて一緒に来たのだ。
沢を振り返ると鋭い大源太山が目立つ。

アイガメノ滝横を登る
桜坂駐車場
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