清水峠
八合目

八合目  9:41

 七合目手前で、米子沢方向を見下ろす。
 此処を残雪期にアイゼン・ピッケルで登ったのである。
谷川岳は、雲の中、左に清水峠の避難小屋が見えました。
 八合目の階段で一休み、まきまきさんに頂いたオニギリを食べる。

ニッコウキスゲと巻機山
巻機山歩き 1 H22 07-23(金)(井戸尾根コース)
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山域別記録

桜坂駐車場から天狗尾根コース H22 7月23日

桜坂駐車場   5:18

 駐車場は、他に3台停めてあり一台は直ぐ帰って行きました。
暑さを避けるため、沢コースを選びます。
 少し進むとヌクビ沢。天狗尾根コースは、雪渓の状況が不安定なで危険ですので
入山禁止とある。
でもこの暑さで、もう落ちたかな?

天狗岩遠望
日付順山行記録
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巻機山避難小屋
5月9日の避難小屋
井戸尾根コース入口
駐車場付近の分岐点
割引岳 標高1,930.9m
(まきまきさん同行)
天気:晴時曇
山頂気温:31.7℃
巻機山 標高1,967m
(まきまきさん同行)
天気:晴後曇
山頂気温:29.1℃
牛ヶ岳 標高1,961.8m
(まきまきさん同行)
天気:曇
山頂気温:26.3℃
巻機山への登山道
山頂手前の池塘

巻機山へ

 もたもたしている間にまきまきさんは、先に行ってしまいました。
朽ちかけた木道を行くと、織姫ノ池と言う池塘があり、この周りもワタスゲの穂が多くありました。

巻機避難小屋  10:25

 右の写真のように5月9日は、2階建ての避難小屋は、屋根だけが出ていた。
雪のある時は2階から出入りするようです。
立派な避難小屋は、帰りに覗くとして、もう1.5リットルも水を飲んだので、私が水場に行き、まきまきさんは、先に行ってもらう。

前巻機 九合目
米子沢方向

六合目  8:36

 六合目手前までは、美しいブナ林で雑木は切られ清々しい風の吹く抜ける登山道でした。
残雪期に登った所を思い出そうとしても全く判りませんでした。
天狗面を斜めにした形の天狗岩が、正面に見えます。
奥に割引沢コース、手前のヌクビ沢コースにも残雪が残っていました。
右に見えるは、割引岳。

整然と並んだブナ林

 最近、毎日最高気温は、35度を越えている。
暑くて山行きは、ためらいがちになってしまう。

 巻機山は、平成18年10月15日と今年の5月9日の残雪期に登ったので、夏山にも挑戦したくなりました。
 この山は、紅葉で有名ですが、ニッコウキスゲやハクサンコザクラが咲くと「エビ太の山が大好き」の2009年に出ていたので参考にしました。


 ところで巻機山は、最高地点も牛ヶ岳山頂も群馬県に接していません。でも群馬百名山に入っているのは、なぜだろう?
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巻機山の地図

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巻機山   10:58

 上に着くと追い抜いていった単独者と、まきまきさんが待っていた。
天気は、雲って来てガスも湧きそうな状況に変化して来た。
登り上げた所に巻機山頂の標柱がありますけれど、ここは1,967mでは無く最高地点は、もっと東にあります。
さてどちらに向かうか、牛ヶ岳の方にニッコウキスゲが咲くので、まず東へ向かいます。

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巻機山
ワタスゲとキスゲ
水場近くのハクサンコザクラ
ワタスゲ
ニッコウキスゲとワタスゲ
ワタスゲと巻機山
前巻機山から巻機山

七合目
笹藪の道

七合目  9:11

 六合目からは、潅木林がだんだん低くなりツツジやナナカマドも見られ秋には、紅葉の美し所である。
 七合目は、植生が剥ぎ取られたガレバの先にある。これから上は、笹藪で急登になる。残雪期は、右に巻きもっと急な登りであった。

五合目   7:51

 五合目付近からは、整然と手入が行き届いたブナ林になる。
南を見ると、大源太山が上越のマッターホルンとの例えのように切り立って誇らしげでした。
 疲れたので一休みし、パンと水を口に入れる。
単独さんが、追い越して行くも、私達は、一山登ったも同然なので付いて行く気力が無い。
気温は、21.8℃と低いのにだいぶ汗をかいた。
桜坂駐車場から五合目

←三合目   7:13
→四合目   7:30

 三合目は、前回5月9日に左の尾根に取り付かなければならない所を真っ直ぐ進み登ってしまい、四合目手前で間違いに気付き、左の急な藪を掻き分けて登りました。
その時夏道は、木々が覆い被さりなんだか判りませんでした。

五合目

井戸尾根コース入口   7:01

 私の判断ミスで、1時間40分以上無駄足を踏み、まきまきさんに悪い事をさせてしまった。
 仕切直しで井戸尾根コースを登る。
せっかく暑いので早く行動しようと思ったが、疲れを背負っただけでした。

三合目
四合目

吹上ノ滝付近で撤退    6:05

 吹上ノ滝付近まで来ると雪渓を横断できず、登山者が2人ためらっているようである。
こちらから合図を送ると、手で×をしているのが見えた。
彼らが引き返すのを待ち話を聞くと、雪渓が不安定で渡れないとの事。
私達も冒険をしに来たのではないので引き返し、ヌクビ沢も状況が読めないので、振り出しに戻り、井戸尾根コースを登り直すことにしました。

割引沢を行く

 沢には、真新しいペンキが付いているので進路は間違えません。
ぬかるんだ道に逆方向の足跡が付いていて、嫌な予感がする。
此処は、下山禁止なので登れなくて引き返したのだろうか?

崩れた雪渓

割引沢・ヌクビ沢分岐   5:45

 水源地までは、草刈がしてあったがその先は藪道に近い。
 割引沢・ヌクビ沢分岐に来ると右は避難路とある巻道になっていた。
沢の方が涼しそうなので、左下の沢に下りていく。

割引沢
ロープに捕まり、進む。
吹上ノ滝

谷川岳

清水峠

飯士山

山行図
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
桜坂駐車場-47分-吹上ノ滝進退思案12分-44分-登山口再登-50分-五合目休憩13分-32分-六合目-1時間5分-八合目休憩13分
-13分-前巻機山-12分-避難小屋水場往復15分-18分-巻機山頂-11分-巻機山最高点-28分-牛ヶ岳昼食休憩51分-
31分-巻機山頂
-28分-割引岳休憩5分-31分-巻機山頂-
22分-避難小屋
水場往復16分休憩13分-9分-前巻機山-52分-五合目休憩10分-1時間13分-
桜坂駐車場
      全工程 12時間休憩等2時間28分
含む   
ハクサンコザクラ
イワイチョウ
水場への道
雪渓から湧き出る水

水場  10:30

 水場に行く道も木道になっている。
何故かと思うと左にハクサンコザクラの小群落が点在していた。この時期でも見られるのは雪解けが遅かったのか。
他にも、イワイチョウ、イワカガミ、コバイケイソウタテヤマリンドウ、ミヤマダイモンジソウ、モミジカラマツ等。
急坂を少し降りると小川が流れ、その上流の雪渓から流れ出た冷たい水を頂戴。

前巻機 九合目  10:13

 ニッコウキスゲがちらほら見えて来た。
巻機山とキスゲの写真を思わずパチリ。
八合目で休んだので此処は、そのまま下ります。
前巻機から避難小屋にかけての草原は、ワタスゲの大群落となって吹き抜ける涼風に揺れる白い穂は、雪の結晶を散らかしたようだ。今まで見たワタスゲの群落では、一番奇麗でした。
ワタスゲを楽しみながら避難小屋まで降りて行く。

天狗岩
五合目から前巻機山
大源太山

天狗尾根コース遠望

 天狗岩が、遠くに見えました。
天狗岩左には、雪渓が見えるでは有りませんか。
天狗尾根に登るには、雪渓の上を歩いて尾根に取り付かなければならない。
危なそうなら、ヌクビ沢を登ればいい。

藪に近い登山道
天狗岩左の雪渓
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