割引岳から巻機山     

 割引岳山頂を振り返る
枯れた草紅葉が紅葉の終わりを物語ります。
巻機山歩き  H18 10-15
 1280×1024で最適化しています。
オタカラコウ(雄宝香)
割引沢。
井戸尾根七合目(広場) 12:15   

 急坂も一息、広場になっています。
 ここが一番紅葉が見事でした!。
真っ赤なツツジが目を引き、喚声もあがりました。
残念ながらガスが巻いて、切れ間の写真です。

 これより林中の下りが、ずっと続き景色の撮影ポイントは
余りありません。
自信のある方は、割引沢の登りがお勧めです!

巻機避難小屋  11:31   

 小屋の前で昼食の人が沢山います。
米子沢登りをしている人も此処で合流。
 二階建ての立派な小屋に、入って見ましたが、中は広く新しいので、とてもきれいです。
昨日宿泊された方は、5人とか。
トイレも2つあり、使用後、自転車のペダルで撹拌して使います。
私もやってみました。
巻機山     

 この先が巻機山最高地点でしょう。 池塘の点在する平坦な木道を、奥の牛ヶ岳に向います。
天狗尾根上  8:35

 天狗尾根のきつい登りも終わり、ほっと一息、振り返ると朝日に、天狗岩が霞みます。
  こんな急な所は、降りたくありませんね!
天狗尾根・ヌクビ沢は、下山禁止です。
山歩き行程 (沢山の写真を撮りながらで、あくまで参考です)
桜坂駐車場-23分-巻道分岐-59分-ヌクビ沢出合-46分-天狗尾根取付-30分-天狗尾根上-29分-天狗ノ池-25分-割引岳休憩12分-18分
-井戸尾根分岐-8分-巻機山最高点-18分-牛ヶ岳
昼食休憩31分
-16分-巻機山-7分-井戸尾根分岐-12分-巻機山避難小屋休憩7分-8分
-
巻機山-29分-七合目(広場)-20分-六合目(展望台)-30分-五合目(焼松)-40分-桜坂駐車場       全工程 7時間48分

ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)
天狗尾根取付
巻機山で出会った植物  (まちがっていたら教えてください)
井戸尾根登山口  13:43   

 登山口に下りると、登りで案内してくれた5人
が後から来ました。 
写真を撮っていたせいで、追いつかれました。
 今回は、久しぶりにのんびり撮影しながら登山が、
出来ました。
時間も熊も気にしない山登りは、久しぶりでした。
 おかげで良い山行きで、紅葉や景色も大満足!
井戸尾根六合目(展望台) 12:35
天狗岩と割引岳  

井戸尾根五合目(焼松) 13:05
巻機山と米子沢   

井戸尾根分岐  11:19   

 登る人も降りる人も沢山います。
奥の霞んでいる山が、前巻機だろうか。
登山道も整備されているようです。

天狗尾根・ヌクビ沢は、下山禁止です。
牛ヶ岳付近より群馬側   

 この辺りは雪原だったのでしょうね。
残雪も少し残っていました。
 奥利根湖も少し見えました。
矢木沢ダムから近いのに、群馬県から登山できないのは残念です。
牛ヶ岳山頂より巻機山-割引岳方向  
 なだらかな山頂の稜線です。 これだけ広いので、登山者もばらけて、混みあっている様子がありません。
割引岳から巻機山・牛ヶ岳へ 
天狗尾根上  

 これからは勾配も緩くなり、天狗ノ池に向かいます。
この先は、笹薮の切り株が歩き難いのです。
天狗岩へ 

 登山道脇に大きな残雪がありました。
天狗岩もだいぶ近づいてきました。

この付近は、色々花が咲き季節が逆行しています。
シダの芽、ミヤマシシウド、ミヤマダイモンジソウ、
ミヤマトリカブト、オニシモツケ、オタカラコウなど
天狗岩 

 天狗岩の下まで来ました。  でかいなあ!
この基部左を通過すると、天狗尾根取付きです。  
マーク伝いに大きな石を飛び越えながら、歩いていきます。

5人組には、写真を撮っている間に、だいぶ先行され、私はゆっくり付いて行きます。
アイガメノ滝   6:50

 落差約40m、人と比べると大きさが分かります。
リーダーが登山コースを説明しています。
水量が多ければ見事でしょうね。
滝の左側、林の中を上ります。
割引沢 

 アイガメノ滝手前で、小さな滝を横切ります。
足元が滑るので注意!
ズボンの裾もビッショリになりました。
沢尾根分岐  6:00

 「ヌクビ沢コース・天狗尾根コースは、雪渓の状況が不安定で危険ですので、入山禁止とします。」との看板がある。
横に誰が書いたか「初心者は」と付け加えも・・・ どうするか?
 後ろから来た慣れた5人のグループが、沢コースに向うので、ついて行くことにする。

山行図

 
紅葉がきれいな山なので、休日の混雑を覚悟で、出かけました。
井戸尾根コースの混雑を避け、まだ残雪の塊があった割引沢を上りました。
頂上付近は、だめでしたが、7-8合目は最高の錦秋でした。
沢山の紅葉写真をご覧ください。

 

巻機山の地図

HOME
ミヤマシシウド(深山猪独活)
天狗岩近く
ミヤマトリカブト(深山鳥兜) オニシモツケ(鬼下野)
割引沢。
ガクアジサイ(額紫陽花)
割引沢
前巻機山(ニセ巻機)付近から巻機山    11:46   
平らな山頂は、日があたってきれいです。 
牛ヶ岳から井戸尾根下山 

牛ヶ岳山頂  10:25   

 遠くの見通しが良くありません。
風も少し強くなり、上着を着込んで早お昼です。
  「この先裏巻機登山道は、健脚向きです、下山には充分注意して下さい。」 他にも 「地震の影響により巻機山〜裏巻機の登山道は落石や土砂崩れのために通行出来ません。」と表示してありました。
 一緒に登った5人も来てにぎやかです。
天狗ノ池を見下ろす  わー綺麗です!! 小さな池が3つ並んで、天狗の足跡のようです。
                 霧が切れ、赤・黄・緑のコントラストが浮かび揚がると、拍手をしたくなりました。
天狗ノ池  9:04

 正面には割引岳が見えます。
ここまで来ると、険しい山の様子も変わり、穏やかな表情を見せます。
変化に富む様子が、100名山に選らばれた所以かも。
天狗尾根   天狗尾根の黄色いカエデも、朝日に輝いて綺麗だ。
         下を覗くと、割引沢には、雪渓も残っている。今年の豪雪の多さが伺えます。
天狗尾根 

 天狗尾根は
、急坂と地図にあるが、これは想像以上だ!
岩場登りの次は、笹を両手で握りながらやっと登る。
沢登りは、最後がきついのです。
 小段になった所で振り返る。
これまで登って来た、割引沢がずっと続いている。

よく登って来たな、案内してもらった方は、まだ下の方にいるようだ。
天狗尾根取付 8:05 
 
 正面には、スノーブリッジの名残がありました。
このすぐ左の岩を登っていきます。
ここで5人を追い越しました。
昨日は、越後駒ヶ岳を登ったそうだ、こんな所に来るのは、やはり一般登山者とは違うわけだなあ。

ヌクビ沢出合 7:19
 ここで巻道と合流し、左 「天狗尾根コース」 右 「ヌクビ沢コース」の分岐となる。
中央の大きな石に、表示も書いてあります。 先行者は天狗尾根コースに向ったようだ、地図には途中急坂とある。
こちらの方がきつそうだが時間が短縮できる。 これはもちろん左に行こう。
割引沢 

 アイガメノ滝の左を見渡すと、岩肌の斜面から
数本の小さな滝が流れ落ちている。

この付近が紅葉すれば、見事でしょうね。

割引沢 

 後ろを振り返ると、大源太山が朝日に輝いている。
こちらから見ると、上越のマッターホルンもうなずけます。
こんな沢を登って来ました。 マーキングがあるので、迷いません。
沢歩きは初めてなので、楽しいのです。
吹上ノ滝  

 沢を歩いていくと、吹上ノ滝が見えた。
滝の左を登り滝上部に出る

山の上は紅葉が始まっているようだ。
奥に天狗岩も見えます。

この先にはもっと大きな、アイガメノ滝があるそうです。
途中には残雪の塊も残っていました。
巻道分岐  6:20

 別荘の様な建物を左に見て、山道を行くと分岐路だ。
分岐をどちらに行ったら良いのか、分からないので、先行者の意見を聞くと、先で合流するのだが、左の方が、滝があり面白いとの事。
やはりついて行くことにする。

桜坂駐車場登山口   5:57

 朝5時過ぎに家を出て、軽トラで薄暗い中を高速に乗り、塩沢・石打 I Cの料金所のおじさんに、道を教えてもらい、清水集落から小さな巻機山入口の看板を林道に入ります。

 さすが百名山、朝早くから駐車場は満車です。



割引岳登山 H18 10月15日
割引岳 標高1,939.9m 牛ヶ岳 標高1,961.6m(単独
割引沢-天狗尾根-割引岳-牛ヶ岳-井戸尾根


割引岳山頂  9:29   

 だいぶ疲れた様子ですね。
ほぼ休憩無しなので、ザックを下ろして、食料を補給。
後からヌクビ沢を登ってきた人が、来ました。
私より30分早く出発したようなので、天狗尾根の方がだいぶ速いと思います。
天狗尾根で追越した5人は、15分遅れで到着しました。
割引岳山頂間近 

 もうすぐ山頂だ、ガスも晴れた。
さて、どんな景色か楽しみです。
天狗尾根から左の峰々 朝日があたった紅葉がすばらしい! 山頂方向は、ガスが巻いて来た。
天狗岩下 

 天狗岩近くは、ミヤマシシウド(深山猪独活)の群落
紅葉の中で白い花が目立ちます。
山域別記録
日付順山行記録
井戸尾根分岐     

 巻機山頂と標柱にありますが、ここが最高地点
ではありません。
もう少し先の高台が、頂上らしいのです。
 井戸尾根から続々と登山者が登ってきます。
私は割引沢を選んで正解でした。
割引岳山頂     
 北西 南入ノ頭、裏巻機方面。
「この先裏巻機登山道は、健脚向きです、下山には充分注意して下さい。」と書いてある。
割引岳山頂     
 南東 牛ヶ岳、巻機山方面。
稜線上のほぼ平坦登山路を、進んで行きます。
天狗尾根取付 

 写真右側の岩場を登りますが、クサリが無いので、慎重に三点確保。
これから先は、一般登山道には無理があるかも?
左側稜線の紅葉は、とても見事!
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