万座側のコマクサ
万座登山道下り口にも、コマクサの群落があります。
訪れる人も少ないので、穴場でしょう。
コマクサをゆっくり見たい人は、こちらまで足を伸ばしてみてください。
この後たちまち元来た道を戻り、横手山に登りました。
コマクサ(駒草) ピンク
朝露で水分補給をするそうです
コマクサ(駒草) 赤
増殖したもののようです
コマクサ(駒草) 薄ピンク・赤
本白根山 遊歩道リフト分岐 11:23
道脇は笹藪、足元にはマイズルソウ、ゴゼンタチバナが咲いている。
上毛新聞の取材カメラマンに出会う。掲載は少し先のようです。
此処を抜けるとすぐに、空釜に出る。
本白根山 遊歩道最高点 12:02
遊歩道最高点には、お弁当を食べる人が沢山座り込んでいる。
とても此処でお昼にする気になれない。
Sさんによると、この先に三角点があるという。
頂上には行けないが、少しだけ低い三角点を目指す。
本白根山 空釜
噴火口跡の空釜には水は溜まっていない。
北面と南面には、コマクサの群落があり、カメラマンが競ってカメラを向けている。
私も仲間に入り、パチリパチリ。
これで3度目だが、高山植物の女王コマクサは何度見てもきれいだ。
遊歩道最高点から見た「本白根山空釜」
本白根山 遊歩道
左の岩場方向に向わず、右の遊歩道を進む。
途中いつもの白いコマクサの小さな株がある。
何も書いていないので、皆通過してしまうのだろう。
道沿いには、クロマメノキやコケモモの花が咲いていた。
2,164.8m 三角点
白根山と横手山が何とか見えた。
時間があれば、横手山にも行ってみよう。
コマクサ(駒草) 白
小さな一株だけでした
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)
三角点西側
こんな自然環境が最悪な場所にコマクサが生えている。
他の植物が見当たらないのに、綺麗な花から想像も出来ない生命力を感じさせる。水も無い、空気も悪い、栄養も無いのに、なぜこのような美しい花を咲かせるる事が出来たのか?
可憐な姿を望遠ズーム最大で撮影。
三角点を後に
人も隠れるほどの藪漕ぎをして行く。
抜け出ると手に、松脂が付いていた。
こちらに来られる方は、ガス発生の時もあるのであくまで自己責任でお願いします。
本白根山 遊歩道
山の南斜面もコマクサが沢山咲いている。
こちらもカメラマンが張り付いたいる。ガスが抜けるのを待っているらしい。
本白根山 遊歩道
遊歩道最高点から奥に進む。こちらを目指す人は殆どいない。
米ツガの立木のトンネルを抜けると、万座温泉が見える。
ロープを潜り、南へ進む。 地形図に載っているが最近人が歩いた形跡はほとんど無い。
白根レストハウス駐車場 10:57
駐車場は車が一杯。
ここから、ロープウェイ乗り場まで無料バスが出ているが、車道を歩く。
本白根山 遊歩道
夏山リフトの料金350円を惜しみ、手前の登山道を登る。
こちらを歩く人も多いようだ。
車道歩き
3年前は、息子と自転車で走った道を歩いてゆく。
横を見ると、弓池先の湿原にワタスゲが穂を付けている。
青空に白根山頂上も見えている。
本白根山 遊歩道
草津白根山、奥横手山、心配した雷も当分大丈夫そうだ。今日は暑い!気温は24度もある。
下界はさぞかし猛暑だろう。
本白根山 遊歩道
しっかりした木道は、補修もされて歩き易い。 リフトを使わずとも速く登れる。
下山してくる人の話では、コマクサが見頃のようだ。
3年前より早いが、少し蕾があった方が花は綺麗だ。
三角点西側
少し降りて行くと、西側が殺漠とした谷が見える。 此処から硫化水素が出ているのだろう
別に臭って来ないので、此処でお昼を摂る。
ゴゼンタチバナ(御前橘)
2,164.8m 三角点 12:12
三角点は、ポールが立っていたのですぐ分かった。
遊歩道最高点から直接歩けないので、気付かない人も多いだろう。
ハイマツの背が高いので、見透視は殆ど無い。
景色の良い所で、お昼にしようとたちまち後にする。
三角点へ
三角点へは、ハイマツの藪を掻き分けて進む。
道はあるのだが、時折背丈ほどの木もあり、難儀をする。
コケモモの花が沢山あり、コマクサも数株見かけた。
この辺りのゴゼンタチバナは、形が小さい。