前掛山登山口 11:44
カラマツの間からトーミの頭を見上げる。
草すべりを見るとすれ違った方がまだ中間を登っていた。
冬来た時は、この林で少し迷ったっけな。
シラビソ林を歩くと厳重にロープが張られた前掛山登山口が有りました。
もちろん完全立入禁止です。
湯の平分岐 11:28
湯の平に近付くとカラマツの天然林である。
下から僅かにガスの臭いも上がって来る。
分岐に一組ご夫婦が立ち止まっていた。
やはり草すべりを登って行く。
此処まで思いの外時間が掛かってしまった。
草すべりを降る
最初は、岩場っぽいのが草原に変わる。
下山より登って来る人の方が多いようだ。
私としては、とても高低差のある逆周りはしたくない。
振り返るとトーミの頭がそそり立っていつ落石が有るかと心配。
形の良いナナカマドには、沢山の実が付いていた。
槍ヶ鞘 7:34
槍ヶ鞘から東の見晴らしから見ると前掛山は真黒です。
雪も無い、煙も無い、紅葉も無い、けれどもお天気は最高です。
雪の付いた富士山もはっきり見え、後から登って来た老夫婦も感動しています。
振り返ると北アルプス北部が明確に眺望できた。
車坂峠登山口 8:47
長野原の気温は、‐3℃であった。
凍結にビクつきながら嬬恋村から砂利道を走り、高峰高原ビジターセンターに車を止める。
シーズンオフも近い割にかなり車が止まっていました。
登山口には、噴火レベル2なので注意書きが有ります。
三ッ石 12:03
前掛山登山口から左の賽ノ河原方向で歩く。今年の1月2日に前掛山目指して真っすぐ登り酷い目に有ったけな。
賽ノ河原から外輪山を見ると荒涼としてとても日本の景色とは思えません。
Jバンドから学生のグループが降りて来た。三ッ石の陽だまりで食事にしましょう。
草すべり分岐 10:40
レベル2に上がってから時間も経っているのでさすがにヘルメットを被っている人はいない。
今回は、黒斑山に向かわず、草すべりを降りて行きます。
この急坂で草で転んだら本当に草すべりになってしまいそう。
避難小屋 9:56
天気が良いので富士山・北アルプスもばっちりだ。
樹林帯を越え避難小屋へ向かうと階段が作られ登山道が整備して有りました。
白っぽい石が並べて有ったのでなんか浮いています。
黒い浅間石が良かったな。
黒斑山から見る湯の平のカラマツが黄金色に輝き美しいと言う。
もう既にみんな葉が落ちたと思われるが、来年のため下見をしに行こうか。
平成27年6月11日に浅間山の噴火警戒レベルが2に引き上げられ、16日午前小規模な噴火が発生。
現在も半径2km以内の湯の平までで、前掛山へは登れなくなった。
今年の1月5日に黒斑山に登った時は、カモシカが雪の中で餌を求めて枯れ草を食べていたっけ。
時間が有れば、草すべりから賽の河原へ降り、Jバンドへ登り上げ周回してみたい。
トーミの頭 10:27
槍ヶ鞘から一旦降り、外輪山の南淵から急坂をトーミの頭へ登る。
真下に草すべり、火山館も見下ろせます。
外人さんのグループがワイワイとやって来来てかなり感動している様子。
前掛山
湯の平のカラマツは、全て葉が落ちて黄金色は見えません。来年リベンジ予定。