対岸に八重樺原を見渡す
整然と歩く団体さん
P1504
袈裟丸山歩き 1  H.25 05-19(日)

山行図

 今年は、田植えが遅れているので今週も合間を作り歩く事が出来る。
 先週の5月12日に、旧折場登山口から小丸山を歩いた時には少しアカヤシオは早かった。
今度は、前後の袈裟丸山に登りたいので最短ルートの南西尾根-群界尾根を周回しました。

 このコースは、南西尾根・郡界尾根共に時期によりアカヤシオ-シャクナゲ-ミツバツツジ-シロヤシオとツツジが順に咲くため一ヶ月程度花見が楽しめるのでお勧めである。
南西尾根は、鹿道を辿り、郡界尾根はしっかり草刈りされて歩き易い。

※ 沼田市 根利牧場−みどり市境界間は、壮絶な悪路です。
みどり市に入ると舗装されていますが、落石にも注意が必要です。


 登山道の無い藪漕ぎは、降りの方が楽ですが、沢に迷い込む恐れが多いので登りに使用した方が賢明です。
4年前、地形図を確かめながら降りましたが、私も迷って難儀をしました。
天候の悪い時には、一般ルートを歩きましょう。
今回私は、GPSを使用しました。

前袈裟丸山  10:48

 濃い笹原を登り上げると前袈裟丸山に出ました。
休日なのに意外と登山者は少なく、此処まで来ないハイカーが多いのであろう。
 山頂北側で周りの山を見ながら食事をとる。
東からガスが登って合間に山並みを撮影。
低木林の藪

 アカヤシオが途切れるとコメツガやツツジの藪となる。
鹿道を辿り掻きわけながら登る。
尾根の南は開けるが、笹原の背丈が高く歩けない。
南東尾根もアカヤシオが多く、ピンクの色が目立ちます。
庚申山
男体山
皇海山
日光白根山
鋸山
前袈裟丸山北側
至仏山
篠藪
前袈裟丸山
崩壊箇所    9:56

 標高1600m位でしょうか、北側斜面に崩落箇所が有りました。
痩せ尾根なので覗きこむと震えそう。
 アカヤシオの花は、この辺りが絶好調。
他の場所から比べればだいぶ見られます。
尾根の周りを左右に動きまわりカメラでパチパチ。
当たり年ならもっとすごいのにな。
P1504    8:57

 急斜面を登り、第二のチェックポイント。
落花も多いが、見られるアカヤシオも増えてあっちこっち寄り道ばかり。
青空に映えるアカヤシオ、天気が良い方向に変化して一際ピンク色が引き立ちます。
でも雲の動きが早いのでまだ安心できません。速い行動を心がけねばなるまい。
落ちた花
伐採地

 緩やかな尾根を行くと伐採地で西が開け、八重樺原が良く見える。
望遠で覗くと団体さんが、整然と列を組み歩いている。
このへんからアカヤシオが多いのだが、花数が少なく残念だ。

この先の急坂は、手足を使い鹿道を登る。
南西尾根本筋と合流  8:11

 南西尾根本筋に合流し、P1295に至るとアカヤシオの花弁がポツリポツリと落ちている。
右斜面を伐採した時に使用したのだろうかワーヤーが四方に張られたままの木が有りました。
食込みが放置されたまま締めつけられてかわいそうです。
鹿道を登る

 沢から急傾斜を少し登ると枝尾根の北側に、しっかりした鹿さんの巻き道が出来ていました。
ありがたく使わせて頂き岩尾根に出る。

日当たりの良い尾根は、ミツバツツジが咲き始め気分が良い。
ワイヤーの張られた木
伐採跡
急坂
南西枝尾根取付  7:38

 平成22年5月23日に同じコースを歩いているので、記憶を辿って小中川本沢を渡る取り付きはきついが。
たまに目印が有り、此処を登っている踏み跡も多少判ります。
少し登るとミツバツツジとシャクナゲの競演が始まりました。
鹿道
ミツバツツジ咲く
前回登った林道入口
郡界尾根登山口  7:21

 駐車場は、5台停まっていた。
郡界尾根登山口には、地下足袋姿でもう降りて来た人がいました。
途中でやめてこれから田んぼだそうです。
自分も帰ったら田んぼに行かなくては、ならないので早めに下山です。
袈裟丸山歩き2

袈裟丸山の地図

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ミツバツツジとヤマツツジ
渡渉地点
前袈裟丸山登山 南西尾根歩き H.25年  5月19日

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山域別記録
日付順山行記録
袈裟丸山歩き2
前袈裟丸山 標高1,878.2m
(単独行)
天気:曇り
山頂気温:18.6℃

後袈裟丸山 標高1,908m
(単独行)
天気:曇り
山頂気温:22.3℃
南東尾根
山歩き行程 (花を見ながらゆっくり歩きました。)
群界尾根登山口-15分
-南西尾根取付-1時間21分-P1504-1時間51分-前袈裟丸山頂昼食休憩25分-29分-後袈裟丸山頂休憩5分
-1時間4分-石祠-31分-
八重樺原
-24分-群界尾根登山口      全行程 6時間21分休憩30分含む
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