小丸山歩き  H.24 05-12(土)
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花付きの悪いアカヤシオ
小丸山 標高1,676m
(単独行)
天気:晴時々曇り
山頂気温:8.7℃

つつじ平から見た袈裟丸山
笹原に出る

 尾根の左側が広い笹原となりました。
おそらく伐採跡の笹を鹿が食べ背が伸びなくなったと思われます。
花の付が悪いアカヤシオが多くなる。

山歩き行程 (花を見ながらゆっくり歩きました。)
折場登山口-10分-旧登山口-1時間-大岩軽食休憩27分-35分-ツツジ平
休憩22分
-25分-賽の河原-45分-小丸山昼食休憩22分-40分-賽の河原
-43分-折場橋-11分-折場登山口
   全行程 5時間40分休憩1時間11分含む
つつじ平より小丸山へ
アカヤシオと袈裟丸山
弓の手コース合流

 一般登山道には、ハイカーが多い。
しかし、さっきまでアカヤシオの群落を見ていた自分の目には、この程度では満足しなくなってしまった。
花付きが悪く、そしてまだ蕾の多いこと。
道端にほんの小さなショウジョウバカマが、一株だけ咲いていました。
笹薮
アカヤシオの林
アカヤシオと前袈裟丸山
道から外れる
尾根を歩く

 道は尾根の左を巻いて行くが、尾根の方がアカヤシオがありそうなので登って見よう。ナビによると少しずつ右に進路を取った方が尾根の中央部を歩ける。
上から見下ろすと折場登山口に止めてある自分の車が見えました。
賽の河原
尾根を下る
何とか見られたアカヤシオ

山行図

 今年は季節の進むのが遅かったが、先週栗生山と根本山に登り、アカヤシオが散り始めているのを見た。
「気ままな男の山歩き」の赤城さんによると、赤城山では標高1,400m程度まで進んでいるとの事。

 袈裟丸山の日当たりの良い場所ならそろそろアカヤシオが見られるかも。
昨年つつじ平南側が多く咲いていたように見えた。
「しんぷるライフ@山歩き」さんが、折場橋から北東に登っている。
 これらの事を考えてコースの計画を立てました。
迷った時は、GPSに頼ります。

※ 天候の悪い時には、一般ルートを歩きましょう。

賽の河原   13:18

 再び賽の河原に戻って来ました。
一般道を歩くのは、面白くないので此処から西へ尾根伝いに下る。
これが大間違いで、アカヤシオはあまり無く鹿道のような場所をあちこち彷徨う。
GPSを頼りに折場橋に向かう。
小丸山   12:16

 小丸山では、続々袈裟丸山から降りて来た人が、やってくる。後袈裟では、霧氷があったとか。
他はただひたすら寒かっただけと言うので完全に先に行くのは、諦めました。
皇海山が白い、日光白根は雪雲の中、男体山はしっかり見えました。
日光白根方向
賽の河原より藪下り
折場登山口
折場橋

袈裟丸山群
皇海山と鋸山
男体山
賽の河原
賽の河原付近のアカヤシオ
賽の河原   11:31

 さすがに此処でお昼を食べている人はいませんね。
アカヤシオの花は、一段と少なく蕾ばかりになって来た。
咲いている花を見つけるのは、大変だ。
カラマツ林を抜け歩いて行くと続々と下山者がやってくる。
雨量計
雨量計   11:48

 雨量計の辺りもアカヤシオはあるが全て蕾です。
この先花が期待できないので、小丸山で引き返しましょう。

ダケカンバの林
展望台
展望台付近のアカヤシオ
アカヤシオの林

 岩から上がアカヤシオの密度が一番濃い場所だ。
今まで知らなかったのが不思議なくらい。
外れ年でもこれだけなら、当たり年は真っ赤に染まるでしょう。
軽トラの先行者に感謝、感謝です。
 つつじ平への登りになると花は殆ど無くなった。
笹薮の鹿道程度ですが、迷う事はありません。
 今朝は気温が低かったので、霜が心配でしたが、風が強いので大丈夫だったようだ。
5月とは思えない程、とっても寒いです。

縞模様の大岩   9:42

 先に目を向けると大きな岩が立ちはだかる。左側から見上げると大きさに圧倒され、おまけに変わった縞模様が付いている。
堆積した地層が、火山活動によりグニャグニャに変形したものだろう。
反対側から登れるかな?
大岩へ
大岩を見上げる
角のような岩
大岩の上   9:45

 回り込むと踏み跡が有り、岩の上に立つ事が出来ました。
岩の上には縞々の角が有り、アカヤシオも生えて不思議な光景です。
赤城の黒檜山と袈裟丸の奥袈裟が、霧氷だろうか白くなっている。
360度の眺望で草木ダムも下に見える、南の山の山名が分からずきにかかるな。
腰を下ろして少し休憩だ。
弓の手コースの賑わいが嘘のように静かである。
これから進む先に、アカヤシオの群落を発見。
やったね!!
アカヤシオと前袈裟丸山
アカヤシオと前袈裟丸山
しっかりした登山道
1264地点下
1264地点   9:00

 ジグザグ道を登り上げ、尾根の左を歩くようになる。これはしっかりした登山道である。
地図を見て尾根を登り左に回り込めば、つつじ平の南に出そうである。

折場登山口   8:32

 折場登山口の駐車場は、既に満杯。
路肩に駐車して林道を沢入方向に下ってみる。
大カーブに軽トラが止っていたので、奥の沢を覗き込みアカヤシオを発見。

折場登山口より旧登山口から大岩へ H24年  5月12日
折場登山口
旧登山口
堰堤
丸太道
旧登山口   8:42

 踏み跡を辿ると道は右に折れ、急斜面を登って行く。
壊れた丸太が掛け渡してあるので、これは古い登山道に違いない。


黒檜山
奥袈裟
沼田市 根利牧場−みどり市境界

 
みどり市境界沼田市側は、とても道が荒れています。
4WDでも安心できません。

 群界尾根から先は、真新しく舗装され走り易くなりました。

小丸山の地図

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大岩より360° パノラマ クリックすると大きくなります。
大岩よりつつじ平へ

軽トラの方
下山者

 上から単独者がやって来た。栃木の人で話を聞くと入口に止めた軽トラの方でした。
自分も軽トラなので変わり者同士で話が弾む。
以前は静かな山だったが、林道を舗装してから花目当てのハイカーが押しかけるようになったとか。
自分もその一人なので心苦しいけれど、このコースは公開したくないほどに良い所でした。

折場登山口   14:12

 あまり迷わずに折場橋が見えました。
沢を渡り道路を登って行くと登山口
の駐車場は、だいぶ空きました。
「アカヤシオと小丸山」と書かれたマイクロバスが一台。
団体さんは、殆ど小丸山までかな
これからは、旧折場登山口から登りましょう。
根利方面からのアプローチ
つつじ平のアカヤシオ
つつじ平のアカヤシオ
手前の栗道
峠は狭く石も落ちています。
つつじ平  10:44

 つつじ平のアカヤシオは、まだ蕾が多い。
岡の回りに木が無いので、袈裟丸山とアカヤシオが撮影できるポイントだ。

 カメラマンが、三脚を立て写真を撮っていた。
ずっと通っているらしく、袈裟丸周辺の撮影ポイントを丁寧に教えてくれました。
登山者が、一人弁当を食べている。
本通りから外れるとこんなに静かな物なのだ。
東関東自動車道が、全線開通したので来週は、さぞかし人が押しかけるだろう。

戻っても仕方が無いので、私も藪の中を抜けて弓の手コース本通りに出てみましょう。

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