山行図

 先週の5月14日に、南東尾根から
前袈裟丸山−折場登山口を歩いた時、早咲きのアカヤシオが無残に霜でやられていた。
9日も経つので、上部のアカヤシオが咲き残っているかと出かけました

天気予報は、午後から雨模様。
早く出れば濡れずに済むかな?

 昨年の5月31日に逆周りで略同じ所を歩き、小中川本流の沢へ早く降りてタイムロスをしたので、
今年は、尾根筋を逆周りで挑戦しました。

 雨が降りそうなので、最悪壊れても良いカメラのEOS Kiss XとSIGMA 17-70 F2.8-4.5のレンズのみで撮影です。

前袈裟丸山登山 南西尾根歩き H.22年  5月23日
袈裟丸山歩き2

袈裟丸山の地図

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後袈裟丸山  9:03

 前袈裟丸山を振り返るとガスが駆け抜けてゆく。
もちろん後袈裟丸山にも誰もいません。
気温が7.6℃と低いので、暖かいカップうどんが美味しく感じられる。
ゆっくりすると冷えてくるので下山します。
南西尾根本筋
後袈裟丸山へ

 直ぐそこの後袈裟丸山さえガスが掛かる。
八反張には、満開のミネザクラが咲いていました。
前袈裟丸山を振り返る
後袈裟丸山頂
山頂のシャクナゲ
前袈裟丸山より後袈裟丸山

前袈裟丸山へ

 アカヤシオは、少なくなり、少し急な尾根を登り出す。
北側は、木の根や岩が出て歩き難い。
南側は、笹の丈が高くて掻き分けねば進めない。
獣道も殆ど無く林の内外を行ったり来たしながら、苦労して登って行く。
南側を見下ろすと笹原の向こうに、ダケカンバの林が美しい。
ダケカンバの林
アカヤシオの競演

 北側斜面崩落箇所が有り、アカヤシオも咲いていた。
尾根筋を登って行くと、満開のアカヤシオが次々と現れる。
今年は、外れ年のようですから来年がまた楽しみになります。

1504付近?  7:15

 辺りは、丈の低い笹原である。 気温は11.6℃、曇っているが、まだ雨は降って来ません。
この辺りが地図で言う1504地点だろうか?
北側の林には、終盤のアカヤシオに混じりシャクナゲが、奇麗に咲いていた。
アカヤシオ

 アカヤシオの花が、足元に散らばっている。
上を見るとよれた花が付いた木が見えました。
あかなぎ?
あかなぎ?
八重樺原
南西尾根本筋と合流  6:16

 南西尾根本筋と合流した辺りから、ツツジの競演になりました。
ミツバツツジは、最高潮。シロヤシオは、8分咲。ヤマツツジは、これからです。
袈裟丸山は、全山ツツジの山です。
天気が良ければ、最高なのですが贅沢ですね。
シロヤシオとミツバツツジ
ヤマツツジ
南西尾根枝取付  5:42  

 道路を下って行き、大きくS字にカーブした所に待避所がある。
此処から小中川を渡渉して尾根に取付のが近道みたいだ。
少し上流の渡れる岩を探し、左岸へ行く。
ミツバツツジ
郡界尾根登山口  5:28  

 登山口駐車場には、小中新地線が工事中のため一台も車が有りません。
軽トラを留め、真新しい舗装を下って行く。
直ぐに全面通行止の看板が現れましたが、工事箇所まで行かないので、横を通り抜ける。
気温は、15.9℃と丁度よい。
郡界尾根登山口

袈裟丸山歩き 1  H.22 05-23(日)
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山域別記録
日付順山行記録
袈裟丸山歩き2
前袈裟丸山 標高1,878.2m
(単独行)
天気:後雨
山頂気温:8.4℃

後袈裟丸山 標高1,908m
(単独行)
天気:雨
山頂気温:7.6℃
後袈裟丸山へ
八反張
索道跡
シロヤシオ
ヤマツツジ
ミツバツツジ
雑木林の枝尾根
山歩き行程 (花を見ながらゆっくり歩きました。)
群界尾根登山口-14分
-南西尾根取付-2時間43分-前袈裟丸山頂-33分-後袈裟丸山頂軽食休憩17分-54分-石祠-25分-八重樺原
昼食休憩1時間9分
-33分-群界尾根登山口      全行程 7時間 5分休憩1時間26分含む
前袈裟丸山  8:25

 笹原を登って行くと、ひょっこり山頂に出ました。
天気が悪いのと朝早いので誰もいません。
家に電話をすると雨が降り出していると言う。
予報より崩れるのが、早いみたいで時間の問題なので休まず後袈裟丸山に行きましょう。
歩き出すと直ぐに雨が、降って来ました。
雨具を着込んで後袈裟丸山を目指します。
南西尾根を行く

 相変わらず藪が少なく歩き易い
ミツバツツジやシロヤシオは、蕾が多くなってきた。
 細い尾根を進むと西が開け、群界尾根が見えて来た。
八重樺原が、沢を挟んで真向かいとなる。
急坂を登ると、笹原に「あかなぎ?」と書かれた御影石がありました。
索道跡

 森林伐採に索道を張ったのだろう、ワイヤーが幾つか木に巻きつけられていた。
山の木を切ったので、笹や低木の茂みが出来て鹿の餌となり、植林しようにも食害が進み、現在に至っているのであろう。

西が開ける
南西尾根を行く

 雑木林の枝尾根から本線に出ると咲き始めたヤマツツジと満開のミツバツツジがお出迎え。
歩き易い道は、登山道と言っても良いほどだ。
北側の林
尾根南の笹薮
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