袈裟丸山歩き-1  H.21 05-31
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山域別記録

 5月10日に、アカヤシオ見物に弓の手-郡界尾根を縦走し、5月17日にも午後からシロヤシオの下見に雨の中を登り途中で引き返しました。

そろそろシャクナゲやシロヤシオも凄いと聞いたのでまた来てしまいました。

 この所、3週続けて日曜は雨降り。
31日も天気予報は良くありませんでしたが、朝は曇りだったので群界尾根を目指す。
 結果は、花、花、花の大競演!
全山ほとんど花の山でした。
おかげで合羽を着ていても上下からびしょ濡れ。
終いには、カメラが壊れそうでした。
一日中雨の中歩いたのは、初めての事でした。

群界尾根登山道合流 8:00

 広い笹原を南に進んでいたら、知らない間に登山道と合流していた。
予定は、郡界尾根の急坂を登りきった所に出ると思っていたのだが、上手く行かないものだ。
 登山道は、歩き易い。
足元を濡らすのが少なくなった。
しかし靴の中は、既にぐしょぐしょになってしまった。
やはり雨の日は、長靴かな。
群界尾根へ 

 最初は少し急ですが、後はなだらかな斜面です。
植林されたカラマツ林に、登山者の踏跡か、鹿道か判りませんが1本ありました。
丈の低い笹で足元が濡れてくるが、歩き難い事はない。
 ヤマツツジがぽつぽつと朱色の姿が、もやっとした林の中に浮かんでいる。
少し動き回ったので、道を見失ってしまった。
どうももっと南方向に、踏み跡はついている様だ。
カラマツ林から雑木林に変わると、雨に濡れた新緑が奇麗だ。これまで天気の悪い日には、山に行かなかったのでいっそう新鮮味を感じてしまった。
山頂手前 

 急坂を登り切ると、尾根の両側にシャクナゲが増える。赤・白・ピンクと同じアズマシャクナゲなのに別物のようです。
前袈裟丸山が近くに見え、もう直ぐ後袈裟丸山の頂上だ。
見晴岩 10:34

 あちこち歩き回っているうちに、抜かされていた4人組追いつきました。
これからコメツガ林の急坂を登って行きます。
シロヤシオはだんだん途切れたが、シャクナゲは幾らか咲いていた。
花の競演

 これはもう真っ直ぐ山なんか登っていられません。
雨が降るのも忘れ、カメラを持ってあっちこっちに飛び回る。
シロヤシオ・ミツバツツジ・シャクナゲ、素晴らしい花の数々です。

石祠   9:40

 十二様の辺りからシャクナゲも見えてきました。
この辺りからシロヤシオは、最高潮に達しました。
数は少ないが、ミツバツツジも満開。

郡界尾根登山口


林道歩き

尾根歩き

沢歩き


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袈裟丸山の地図

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日付順山行記録
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後袈裟丸山 標高1,908m
(単独行)
天気:雨
前袈裟丸山 標高1,878.2m
(単独行)
天気:雨

山頂気温:10.8℃
後袈裟丸山へ

 郡界尾根コースは、弓の手コースに比べ歩く人の数が少ないのでしょう。胸まで笹が茂る場所もあり、雨合羽の上下を着込み露を凌ぎました。
後袈裟丸山へ 

 4人のグループに出会いました。
後袈裟丸山に、私と同じように登ると言う。
雨が本格的になり、これから登る物好きも私一人ではなくなったので心強い。
カメラを持って動き回るので抜きつ抜れつ頂上まで付き合っていただきました。
 八重樺原を過ぎると、シロヤシオがこれでもかと思えるほどのお出迎え、アカヤシオも見事だったが倍近く咲いていた。
白く目立たないので、写真写りが今一なのでもったいないほどだ。
木が大きいので、見上げると花で真っ白、早咲きの木の下は根元に花びらが散りばめられこれもお見事!
アカヤシオの華やかさとは、別物の清楚で可憐なシロヤシオ。
雨に濡れた花びらの美しさよ!
前袈裟丸山を仰ぎ見る 

 雨が降り出すとガスが切れ、前袈裟丸山が見えた。
南西尾根北斜面にもシロヤシオが群落を作っている。
花の競演

 上を見上げると真っ白白、物凄いシロヤシオの花の数に圧倒されました。
他のツツジに隠れがちですが、シロヤシオがこんなに奇麗だったとは、もっと早く気付くべきでした。
今年は、当たり年なのでしょうかね。

後袈裟丸山登山 群界尾根コース H.21年  5月31日
山歩き行程 (写真を撮りながらなので、参考です。)
市界切通し-21分-登山道合流-25分-八重樺原休憩47分-28分-石祠-1時間30分-後袈裟丸山頂昼食休憩20分-42分-
前袈裟丸山頂-36分-南西尾根先-36分-枝沢-59分-群界尾根登山口-14分-市界切通し   全行程 6時間48分休憩1時間7分含む
八重樺原 8:25 

 登山道にシロヤシオの花弁が点々と散っていた。
高度が上がり、笹原の傍らに形の良いシロヤシオが咲いていました。
進行方向の袈裟丸山は、ガスでまったく見えず。
右の林の中には、ヤマツツジが点々と赤い顔を覗かせている。
 早々と下山して来た人がいたので尋ねると、この先で天気が悪くなりそうなので帰るという。
この時期、八反張の西側にサクラソウが咲くとの事、これは少々の天気の崩れを覚悟しても見に行かねばなるまい。
沼田市-みどり市境界  7:39

 天気はまだ曇り、急な階段のある群界尾根登山口から登らないで切り通しの手前から登った方が、楽ではないかと常々考えていたので実行に移しました。
沼田市側に1台分、みどり市側に2台分の駐車スペースがあります。
沼田市側に踏跡が有ったのでこちらから登る事にした。

1415.1三角点  8:09 

尾根歩き

後袈裟丸山頂  11:10

 誰もいない山頂、雨も本降りになりそうです。
立ったまま木の根の上に、コンビに弁当を広げすばやく完食。
前袈裟丸山に向かおうとすると、4人さん達が登って来たので記念写真を撮ってあげる。
私は、まだ目的があるので、前袈裟丸山に早々と下山する。
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