郡界尾根下山

 ゆっくり昼休みを取り下山に取り掛かる。
後袈裟丸山山頂付近は、シャクナゲが多いのだが、蕾は少なく外れ年かも知れない。
登山者がうそのように少なく、女性2人と出会っただけでした。
のんびり出来るので、私はこちらのコースの方が好きです。
袈裟丸山歩き2  H21 05-10
1280×1024で最適化しています。
山域別記録
日付順山行記録
袈裟丸山歩き1
八重樺原  15:29 

 広角でシラカバを見上げて八重樺原らしく撮影。
笹原の中で標高1,415.1mの三角点を発見。
花を追いかけて予定の時間をだいぶオーバー、7時間程度で歩ける所を9時間近く掛かりそうだ。
後袈裟丸山頂   12:03

 八反張の上で犬を連れた人と会った。
しかし後袈裟丸山の山頂に着いたが、誰もいない。

やはり郡界尾根から登る人が少ないためだろう。
日陰を求め、北のコメツガ林に入ると1グループが昼食中、さらに奥から単独者が1人やってきた。
「最高点まで行って来た」と言う、がんばるなー。
私達も日陰で食事をして、眺望の無い山頂を後にする。

前袈裟丸南東尾根

 また戻り、林の中で小休止。日陰が恋しくなりました。
もう2、3日後なら、真っ赤なアカヤシオの群落が見られたはずだが、日曜日しか休めないので仕方が無い。

郡界尾根下山

 登山口に近づくと急な階段が続く。
尾根伝いに降りれば、沼田市側に降りられるようなので、この次は挑戦してみよう。
良く手入された林には、ミツバツツジが咲き出し、ヤマツツジの蕾も膨らんでいた。
石祠  14:13  

 十二様の祠辺りから、アカヤシオが少なくなりますが、シャクナゲの蕾が見え出しました。
避難小屋から前袈裟丸山へ H21年  5月10日
前袈裟丸南東尾根

 小ピーク付近からは、東方向の眺めが良い。
皇海山から男体山までよく見えた。手前の小丸山のアカヤシオの色付きも十分である。
 小ピークを降ると鹿の無残な姿が2頭晒されていた。
前袈裟丸山へは、笹原を登って行くことになるが、踏跡がしっかり有り迷う事は無い。
気分良く登っていると、単独者が二人降りて来た。
だいぶ歩かれているので、何れ登山道になってしまいそうだ。

前袈裟丸南東尾根へ

 笹原の中を縦横に鹿道が走っているので、藪こぎも楽である。
Mさんによると笹が広く潰されている場所は、鹿がたむろしてねぐらになる所だと言う。

袈裟丸山の地図

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八反張を振り返る
八反張
八反張へ降りる
前袈裟丸南東尾根  10:11

 予定通り南東尾根の鞍部に出た。
アカヤシオを目指し鞍部から南東尾根へ歩く。
郡界尾根下山

 花のまったく無い、コメツガ林の急坂を降る。
登りの時には、最後の急登で喘ぐ場所になる。
この先ににもアカヤシオが多いので、今回も楽しみである。
郡界尾根を降る
南東尾根1701地点  10:26

 南東尾根の1701地点までで折り返し。
途中で出会った団体さんによると、この下が良いらしいのだが、登り返しが辛いので此処までにした。
やや!下を見ると、折場登山口に車がびっしり並んでいました。
前袈裟丸南東尾根へ  9:45

 避難小屋からダケカンバの潅木林が続く。前袈裟丸山まで花が無いので、アカヤシオの南東尾根を目指して1685地点先の鞍部より南西方向へ巻く事にする。
狩猟鳥獣の捕獲禁止区域(ニホンジカを除く)の赤い看板の所から藪こぎ開始。
袈裟丸山歩き1
折場登山口  16:33

 折場登山口は、朝の喧騒が嘘のように静まりかえっていました。
下山者もごく僅かで、残った車も数台です。

私達も奇麗な花を見られて、感慨に浸りながら帰路に着きます。
しかしこれから郡界尾根登山口手前の工事中とその先の悪路が待ち構えているのです。
郡界尾根登山口  16:03

 登山口には、以前鳴神山で出会った、同じ市内のご夫婦の方が旦那さんを待っていた。
私達と同じように縦走したそうだ。このサイトも微力ながら役立っているのかも?
さてこれから、私の軽トラを回収に折場登山口まで戻らなくては。
 みどり市方向郡界尾根登山口手前は、舗装工事中で全面通行止です。
この日は日曜なので、何とか通過できました。

アカヤシオの郡界尾根

 何処もかしこもアカヤシオだらけ。カメラを持ってあっちへふらふら、こっちへ立ち止まり一向に降りられません。
西日に輝いていっそう赤く見えました。
初めて袈裟丸山に来たMさんも大絶賛です。
アカヤシオの郡界尾根

 沢には、まだ雪渓が残っている。
蕾の多いアカヤシオがちらほら見え出した。
郡界尾根もアカヤシオのオンパレードである。
対岸の前袈裟丸山
南西尾根もアカヤシオで真っ赤に染まった場所も見てとれる。

前袈裟丸山北側

 前袈裟丸山の北は、シャクナゲが蔓延っていた。
林を抜けると北側の眺望が良い。
後袈裟丸山を挟んで、県境の山々が連なる。
こちらに来る人は少なく、山頂の喧騒がうそのようだ。
 山を降ると危険な八反張だ。
登山口には、危険なので通行禁止となっているが、八反張付近にはそれらしき表示板が無いので、注意を促しているだけかも知れない。
両側が切れ落ちた痩せ尾根の崖なので、あくまで自己責任で通行する事。
庚申山
日光白根山
至仏山
武尊山
至仏山
武尊山
前袈裟丸南東尾根

 前袈裟丸山へは急坂を登って行きます。
途中行きで出会った団体さんも林の中で小休止。日向は暑いのです。
左は赤城山方向だが、少し霞んでいる。
 登山道と合流すると、人、人、人、の大行列。
男体山
日光白根山
鋸山
皇海山
南東尾根のアカヤシオ
前袈裟丸山
小丸山
後袈裟丸山 標高1,908m (Mさん同行)
天気:晴れ
山頂気温:26.2℃
前袈裟丸山 標高1,878.2m(Mさん同行)
天気:晴れ

袈裟丸山を振り返る

 歩いてきた前袈裟丸山、後袈裟丸山をを振り返る。
新緑前の茶色い山肌に、ピンクに染まったアカヤシオの群落が点々とある。絵の具の筆に桃色を付けて散らしたようだ。
 今日を振り返ると、全体的に最適な日に登ったのかも知れません。

これからは、シャクナゲ・シロヤシオ・ミツバツツジ・ヤマツツジ等続々と咲き出し花の季節の到来であろう。
前袈裟丸山から後袈裟丸山へ
前袈裟丸山頂  11:24

 前袈裟丸山は、山頂周辺を含めれば50人もの人出でした。
一年中で一番混み合った日と思われます。
とてもゆっくり休める所では無いので、先に進みましょう。
前袈裟丸南東尾根へ

 一旦沢を迂回して南へ向かい南東尾根を目指す。
沢は、絶好の水場となっていて鹿が飛び出してきたが、カメラを取り出す間が無くチャンスを逃しました。
尾根に近づくと、鹿道も消えてどんどん急になる。
笹を掴みながら高度を稼ぐしかない。
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