玉原ダム分岐 12:06
迦葉山は真っ直ぐ、玉原ダムは左です。
これから先は、ハイカーも来ないようであまり歩かれていません。
昨日縦走したグループの足跡が、残っているだけです。
上には、熊棚も無く気配は全く見当たらないが、怖いので時折笛を吹き進んで行く。
多少のアップダウンで楽な道なのだ。
もっと整備して沢山歩いてもらいたいな。
山道を行く
この路はその昔、藤原の夜後集落から上発知を通り沼田に抜ける里道だったそうだ。
今では、歩く人も少なく落葉が積もりやっと判る程度の道だ。
さて山肌を沢方向に進んでいくと小滝が現れ、滝上部を渡り道は沢に沿い緩やかに登る。
道は、少し急になり一部杉林が現れた。
だんだん急坂になり、ジグザグに登って行く。心配した熊の気配も感じられず、林の上を見ても熊棚は見受けられない。
雲っているけど、とても蒸し暑く10月末とは思えない陽気で見晴らしのない景色と相まって辛い。
高度が上がるとブナが多くなり、倒木からは小さなナメコが出ていた。
湯の小屋行きのバス
上越線下り始発の水上到着は、7:26と遅いのです。
7:40発車の湯の小屋温泉行きの4番のバスに乗り換えます。
3番のバスは、7:29発の湯檜曽温泉行きで間違え無いように。
乗客は私1人だけ、7:59長沢橋に到着。
カエデルート分岐 11:53
鉄塔巡視路立ち入り禁止柵の先にカエデルート分岐があり、こちらを行くとダム湖の北側を回りセンターハウスに至る。
美しいカエデの林は、紅葉の具合が丁度良い。
ブナやカエデや雑木の紅葉を愛でながら先へ進む。時折黒檜林も混じって来た。
武尊山
迦葉山
玉原湿原から出る
玉原湿原から西へ進むと玉原発電所サージタンクに至る作業道路に出ます。
玉原国際セミナーハウスの裏を通り、尼ヶ禿山に向かう方が、早いのでけどあえて北に進み玉原越方向に戻ってみる。
玉原越入口 8:48
玉原発電所は、下部貯水池が藤原ダム、上部貯水池が玉原ダムの揚水式で日本最大クラス120万kWの発電能力を誇っている。(発電所本体は、地下にあります)
サージタンクと鉄管路を見上げながら登って行くと、広大な敷地の送電施設が見えて来た。
ドーンと音がして、「玉原発電所2号機停止します」のアナウンス。
鉄塔を過ぎて登って行くと玉原越への登山路が、カーブ脇にありました。
路は二つ有り、右の尾根沿いは送電線巡視路だろう、左の沢沿いの路が、地図によると玉原越への路だろう。
谷川岳
剣ヶ峰山
武尊山
小野子山
子持山
戸神山
玉原湖
尼ヶ禿山頂 11:29
鉄塔から少し登ると尼ヶ禿との分岐です。
山頂には、5人ほど休んで居ました。
少し終盤の紅葉は、南方向が美しい。
北の山は、雨雲に覆われてきた。
Sさんから電話が有り、白毛門登山口は本降りの雨が降り出したと言う。
隋道から登る
作業道路は、鉄格子のあるトンネルで行き止まり。
尼ヶ禿山へは、左の送電線巡視路を使い南西へ進んでいきます。
少しの登りで鉄塔へ出ます。
道が分かれ進路は、右の尼ヶ禿山へと向かう。
なめこが出ていたのでまた戴きます。原発騒ぎでセシウムが出ているせいか誰も取って行く人はいないようです。
玉原湿原 10:09
玉原湿原の南側中央に展望個所が有り、一休みして軽くオニギリとパンで食事を摂る。
玉原湿原は、次から次へとハイカーがやって来て沼田市民の憩いの場としてだけでなく、多くの観光客も訪れる。
残念ながら紅葉の盛りは、過ぎ去ってしまいましたが、黄金色の草紅葉はまだ見られました。
小尾瀬と言われるには、あまりにも小さい湿原です。
玉原湿原へ
玉原越から作業道を少し西に向かうと玉原湿原への降り口があります。
このまま真っ直ぐトンネルへ向かった方が、尼ヶ禿山に早く着きますけど、せっかくなので玉原湿原も見物して行きましょう。
平坦な散策路を行き、玉原湿原へ北から向かうルートを選択。
長沢橋登山口 8:00
玉原発電所の作業路が、長沢橋から玉原の入口になります。
何処かのツアーでしょうか、先客の団体さんが、準備運動中です。
ゲートの脇を通り、曲がりくねった坂を登って行くと下車した藤原湖が見下ろせた。
ガスの中、少しだけ谷川岳も見えました。
迦葉山
鹿俣山
三峰山
玉原越 9:52
道が少し緩やかに変わり、空の面積が多くなると玉原越の標柱か見えました。
紅葉も見ごたえの無い、長いつまらない道から開放されやっと着きました。
左は、中継塔で行き止りで右に行くと玉原方面です。
此処まで来ると人の気配を感じさせます。