ブナ林を登る
最初の入口だけは、ヒノキ林だが後はブナ林がずっと続く。
ブナの実も沢山落ちていて熊の餌不足も心配ない。
ペンションやキャンプ場からの道も合流して歩いて行くと、いろいろな木を見つけながらで面白い。
武尊山ルート登山口 8:00
朝一番のバスは、迦葉山透門橋まで。10:28にならないと着きません。
バスに乗るか迷っていると出足が遅くなってしまった。
駐車場から少し南に行くと案内図のある登山口だ。
玉原ラベンダーパーク駐車場 7:57
ラベンダーの時期は、8月中旬で終了したので駐車場は、ガラガラ。
何処に停めても大丈夫です。
もう晩秋の気配で、紅葉狩りの観光客も少ない。
鉄塔 12:18
玉原で一番高い位置にある送電線鉄塔なのでさぞかし見晴らしが良いだろうと来ましたが、尾根より南に逸れているので藤原方向はまるで見えず。
足の間から武尊山が覗くだけでした。
残念意気消沈、ここでお昼にしましょうね。
お湯を沸かし「赤いきつね」とコンビニ焼き肉弁当をお腹の中に。
温かいコーヒーも飲みました。
鉄塔へ
この道は、玉原発電所送水管サージタンクへの作業道路です。
発電所からの送電線巡視路を辿り、尾根へ上がって見ます。
ブナの若木を見ながら左に進むと鉄塔が有りました。
玉原越え 11:53
電波塔への道の途中に玉原越えの道が降りている。
2年前の10月23日に藤原ダムから登って来た道だ。
周りを探してもキノコは有りませんでした。
一旦左に向かい舗装道路に出ます。
電波塔 11:47
三角点から玉原越えへ行く途中、右の林の中に大きな電波中継塔が見える。
自分がまだ仕事をしながら前橋の短大へ通っていた時代、この塔の基礎工事をしていました。そして玉原ダムも工事中。
昼休みにワラビやタラの芽を採ったり、キノコを探したり、熊に出会ったり、思い出の場所です。
長沢三角点 11:33
有名な登山道には、心無い彫り込みの落書きが見られるが、ここ玉原にそれは無い。
晩秋のブナ林、これから冬を迎える手前の一瞬を写真に切り取る。
いつ雪が降ってもってもおかしくありません。
同じ沼田市なのに、4mも雪が積もる豪雪地帯。
ブナ地蔵 11:13
種子採集作業道に入り込んだら元の道が判らなくなってしまいました。
戻って見るとブナ地蔵の標柱が有り、木の根元にコブのような物が並んでいる。
これがブナ地蔵か?こじつけの様な気もします。
ブナの葉は散ったが、下草のような黄色いモミジが輝く。
ブナ平 11:05
ゲレンデからブナの森に入り込む。
鹿俣山を目指すのかまだ登って来る人達もいる。
さすがブナ平です。ブナの林が綺麗。
まだ葉の付いている木の周りにネットが幾つも設置されています。
ブナ林復元事業のために種子を採集しているようです。
ゲレンデを降る
登山は、たちまちゲレンデと合流してリフトの下を歩く事になる。
眺望も良く谷川岳も見え歩き易いが、ブナ林の中に入りたいものである。
ブナ平分岐 10:23
周回するため今度は、ブナ平方向に降って行こう。
左はゲレンデ最上部でリフトがの建物が見えます。
しかし、折角なので楽をせず山道を選びました。
玉原ダム
戸神山
迦葉山
吾妻耶山
尼ヶ禿山
三峰山
小野子山
榛名山
子持山
赤城山
鹿俣山 10:02
山頂で出会ったおじさんは、この辺りの山を沢山歩いているらしく詳しい。
鹿俣山と言っても武尊山に続く尾根のコブみたいな所で藪山です。
南に少し開けた所が有るので撮影する。
やはり藪の隠れる冬の方が、景色が良いかも?
ゲレンデに出る
登山コースは、たんばらスノーパークのゲレンデ南東をを回り込むように登って行く。
一旦ゲレンデに出てまた山に入る。
ゲレンデを登りつめるのが手っとり早いけどやはりブナ林を歩いた方が、気分も良い。
11月に入れば紅葉は、終盤。この所週末になると天気が悪いので紅葉シーズンは、思う所へ行く事が出来ません。
2週間前に迦葉山-尼ヶ禿山-鹿俣山を計画したが悪天候で頓挫となった。
土日祝日は、迦葉山入口終点の路線バスが、玉原ラベンダーパークまで延長する。
ラベンダーパーク駐車場に車を止めれば鹿俣山-尼ヶ禿山-迦葉山を周回出来るかも?
時間的に余裕が無ければ、玉原ダム堰堤を渡りショートカットすれば良い。
ラベンダーパーク