送電線巡視路下山

山歩き行程 (だいぶみちくさしたので参考です)
赤沢スキー場-2時間39分-東屋軽食休憩16分-2時間9分-稲包山頂昼食休憩53分-46分-181鉄塔巡視路分岐-33分-巡視路避難小屋
-1時間7分-林道合流-22分-秋小屋沢橋-42分-赤沢スキー場     全歩行工程 9時間14分
(休憩56分含む) 

赤沢峠   8:44

 岩場に寄り道してから赤沢峠へ足を進める。
左の藪山は、赤沢山だが登らずに東屋で一休み。
まきまきさんの作ってくれたオニギリが美味しい。
ところが小さなハエの様な虫が沢山寄って来て、虫よけを付けても効果が無い。

上信越自然歩道

 上信越自然歩道として整備されたのか古いベンチが有ります。
8年前は、とても荒れた道だったが草刈りされて歩き易い。
 ブナの新緑も綺麗です。

 松ノ木沢ノ頭にシャクナゲが咲いたようなので、白毛門を計画したが天気がさえません。
では行き先を急きょ変更しましょう。
 昨年も田植えが終って稲包山に一人で行った。
なんか稲の神様にお参りに登るみたいだ。
まきまきさんも昨日で田植えが済んだので誘いました。
山頂のシャクナゲは、咲いているかな?

※  送電線巡視路は、道に迷うので進入禁止となっています。
刈り払いされ踏み跡も多いのですが、山頂へ直接つながっているわけではありません。
特に三国峠付近は、何系統も送電線が走っているため巡視路が、複雑に入り組んでいるのです。
 歩かれる方は、送電線の書かれている地図を持ちあくまでも自己責任でお願いします。

赤沢スキー場   15:19

 赤沢スキー場まで戻ると車に張り紙が有りました。
尾根で出会った近所のHさんが、私と気付きおいて行ったのでした。
 
 今回は、ヒルの心配ばかりしましたが熊に出会ってしまいました。
Hさんは、ホーホーと声を出しながら歩くのでまだ出くわした事が無いそうだ。
熊鈴は、気休め程度なのでラジオや手を叩いたりするのが良いかも?

ムタコ沢を渡る  14:13

 避難小屋から急坂を一気に降って行く。
これを反対に登るのは大変だろうな。
初めて歩く道は、一抹の不安も有ります。
 急坂を降り切るとムタコ沢を渡渉します。
雪融水で増水しているので飛び石を探し、何とか足をぬらさずにすみました。
送電線避難小屋  13:08

 東京電力無多子避難小屋と書かれた二階建ての建物は、鍵が掛かっていました。

稲包山の地図

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エチゴキジムシロ(越後雉莚)
ミツバオウレン(三葉黄蓮)
ヒメイチゲ(姫一華)
ショウジョウバカマ(猩々袴)
ミネザクラ(峰桜)
アズマシャクナゲ(東石楠花)
稲包山で出会った植物

181鉄塔分岐  12:35

 昨年、雷にビクつきながら歩いた道を再び辿る。
確か途中で左に折れた記憶も忘れ、巡視路を真っすぐ行ってしまいました。

小稲包山

稲包山

国境稜線を歩く

 残雪の国境稜線は、幾つものアップダウンを繰り返しながら三国峠へと続く。
シャクナゲのピークはこれからだろう。
こちらの道は、熊の気配は有りません。

巡視路分岐  10:37

 だらだら歩くから後続者に追いつかれてしまった。後で判った事だが、近所のHさんで最近長距離モードで里山を歩いている。
三国峠まで縦走し、自転車で赤沢スキー場まで戻ったそうだ。
 そして分岐で、安中の人にまた追いつかれた。

稜線を歩く

 うるさい虫を追い払いながら歩いていく。道は小さなアップダウンを繰り返しながら稲包山へ近付いて行く。
綺麗なシャクナゲも有るが、全体的には少ない。

沢を渡る

鎖の斜面

 山腹を這う登山道は、沢で途切れている。斜面を登るように古い鎖が有りました。
幾らか水が流れ最後の水場のようです。
道は、等高線沿いに回り込むよう南へ向かう。

沢を渡る

 笹の斜面がごっそり抜けおちた雪崩跡が有りました。
沢に降りると雪融け水が流れ、手にすくって一口飲み干す。

熊と遭遇

 スキー場ゲレンデに向かう林道に飛び出し、横断すると偽木の柵の有る山道に入って行く。
 歩いていると熊のフンがやたらに多い。
まきまきさんが、「2か所でガサガサ音がする」と言い「ヤッホウー」声をかけるが返事がない。
どうやら熊が2か所にいるらしい。
注意深く進むと登山道で笹のタケノコを食べていた仔熊が、飛び出し沢に向かって駆け降りて行った。
下でガサついていたのが親熊なのだろう。

赤沢スキー場より赤沢峠   H.26 5月25日

赤沢スキー場   6:05

 赤沢スキー場は、ゲートが閉り進入禁止。林道脇に軽トラを停めて歩き出す。
ゲレンデ内は、山菜採り禁止の看板が有ります。
 少し登ってから左の山道へ入って行きます。

ゲレンデから右へ
稲包山より上越国境稜線を歩く

小稲包分岐  11:53

 稜線も小稲包山方向も草刈りされていた。
先には雪庇の残骸が点々と残り、今年は雪が多かったか。
私達は、昨年自分が下った鉄塔巡視路を戻る事にする。

平標山

仙ノ倉山

エビス大黒ノ頭

万太郎山

谷川岳

三国山

鎖の有る斜面
赤沢峠より稲包山へ

雪崩跡
沢を渡る
稲包山頂  11:09

 展望は霞んでも今年も山頂のシャクナゲは、綺麗に咲いていました。
座ってお昼を食べていると虫がうじゃうじゃ集まって来た。
また四万湖方面から一人登って来た。
安中の方は、元来た赤沢スキー場へ引き返すそうだ。
林道横断
181鉄塔分岐  12:35

 稜線は、草刈りされ歩き易い。
雪も消え殆ど夏道を歩く事が出来る。
181と書かれた道標を南へと巡視路に入り込んで行く
稲包山歩き  H.26 05-25(日)
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山域別記録
日付順山行記録
イワナシ(岩梨)

稲包山 標高1,597.7m
(まきまきさん同行)
天気:晴れ
山頂気温:25.5℃

タムシバ(田虫葉)

秋小屋沢橋   14:37

 秋小屋沢橋は、いつもの巡視路登山道入口である。
水端には、ヒキガエルが多数交尾中。
黄色く上に乗ったのが雄です。
 林道歩きも二人で話しながら歩けば退屈しない。

林道合流  14:15

 林道に出ると。あとは黙々と歩けば良いだけです。
道端のワラビを少し収穫。
タラの芽も少し遅いが数本収穫。
 四万-法師方面は山ヒルが沢山います! 5月以降登られる方は注意してください。
ムラサキヤシオ(紫八汐)
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