稲包山 (赤城さん同行)
標高1,597.7m
天気:晴れ
気温:15.3℃
雪庇の小ピーク
キワノ平ノ頭から雪庇の連続でも特段危険箇所はありません。
間違って亀裂に足を乗せても腰まで埋まる事も無く何とか一人で抜け出せます。
逆光に赤城山や子持山がシルエットとなり浮かんでいる。
私が振り返りカメラを向けると、赤城さんもこちらを写している。お互いカメラが手放せませんね。こんな良い天気なのに誰も後から来ないのは不思議です!
東日本大震災以来、人々の行動が消極的になり無理をしなくなった事が原因と赤城さんが言っていた。
稲包山を降る
帰りもお互い、すっぽんすっぽん落ち込んでしまう。
雪が緩む事を心配しカンジキを持って来たが、着用する事は無いだろう。
稲包山直下は、雪庇が大きく崩れ山肌が露出していました。
山頂北のピークでまた写真を撮り、雄大な開放感にどっぷり浸って自分達のトレースを眺めると、遠くても来て良かったと、お互い笑みもこぼれてくる。
大峰山
三峰山
袈裟丸山
皇海山
稲包山 10:26
最後は、私がトップに替わって頂きました。やっと着いた稲包山。
このコースを私は3回目、赤城さんは2回目、慣れているとはいえ大変長い道程です。
見えない山も有るが、ほぼ写真に収められました。
谷川岳や平標山は、登山者も判りました。
平標山左から松手山鉄塔にかけて雪庇が続いているのが分かります。
稲包山へ
最後の登りは、すっぽんすっぽん嵌り込んでなかなか進まない。
夏道が深くなっているので落ち込むのかも知れない。
私も赤城さんも落ちて私も落ちる。
こんな所に試練が待ち構えていたとは。
崩落雪庇帯
登って行くとだいぶ暖かさで、雪も緩んで来ました。
先行く赤城さんもコース取りに苦労しているようだ。
時折クラックに捕まって落ちてしまう。
何とか乗り切り先へ進む。
パックリ口を開け
調子よく雪庇を歩いて行くと、おっと!口が開いていました。まあ落ちても大丈夫ですけどね。
稲包山手前のピーク
1461ピークの次を登ってみると、そこは雪原となっていました。
眺めが良く360度見渡せます。こちらの方が、稲包山より綺麗な所かも知れません。
正面に稲包山が間近に見え直ぐに到着と思いきや、この後試練が待ち構えていました。
これからは、赤城さんに先頭を代わってもらいます。
4番目の大鉄塔
3番目の鉄塔先には、コベックラ沢分岐とあった。
巡視路を辿りコベックラ沢を降りていけば、苗場スキー場まで行けるのだろう。
少し進むと4番目の大鉄塔が見えました。
稲包山へは、まだピークを2つ越えねばならない。
雪庇は、広く快適に歩いて行け気持ちが良い。
1461ピーク 9:23
1461ピークの奥にもう一つピークが見える。山影で良く見えないが、此処まで来ればだいぶ近付いたのでしょう。
左は雪庇、右は低木が雪の重みで枝が折れている。
今期の雪の多さが良く判ります。
さてもう一山越しますか。
沖武尊
中ノ岳
家ノ串
前武尊
剣ヶ峰
剣ヶ峰山