稲包山歩き-2 H.24 04-15(日)

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稲包山を降る

稲包山   (赤城さん同行)
標高1,597.7m 
天気:晴れ
気温:15.3℃

稲包山手前のピークより360°パノラマ クリックすると大きくなります。
消えかかった風紋
逆光に映える雪庇

キワノ平ノ頭からコベックラ沢分岐へ H.24 4月15日
崩れた雪庇

雪が転がり落ちる

雪庇の小ピーク

 キワノ平ノ頭から雪庇の連続でも特段危険箇所はありません。
間違って亀裂に足を乗せても腰まで埋まる事も無く何とか一人で抜け出せます。
逆光に赤城山や子持山がシルエットとなり浮かんでいる。
 私が振り返りカメラを向けると、赤城さんもこちらを写している。お互いカメラが手放せませんね。こんな良い天気なのに誰も後から来ないのは不思議です!

東日本大震災以来、人々の行動が消極的になり無理をしなくなった事が原因と赤城さんが言っていた。

稲包山を降る

 帰りもお互い、すっぽんすっぽん落ち込んでしまう。
雪が緩む事を心配しカンジキを持って来たが、着用する事は無いだろう。
稲包山直下は、雪庇が大きく崩れ山肌が露出していました。
山頂北のピークでまた写真を撮り、雄大な開放感にどっぷり浸って自分達のトレースを眺めると、遠くても来て良かったと、お互い笑みもこぼれてくる。

カールした雪庇
山頂北側の小ピーク

大峰山

四万湖

三峰山

袈裟丸山

皇海山

稲包山  10:26

 最後は、私がトップに替わって頂きました。やっと着いた稲包山。
このコースを私は3回目、赤城さんは2回目、慣れているとはいえ大変長い道程です。
見えない山も有るが、ほぼ写真に収められました。
谷川岳や平標山は、登山者も判りました。
平標山左から松手山鉄塔にかけて雪庇が続いているのが分かります。

景鶴山
エビス大黒ノ頭
仙ノ倉山
平標山
浅間隠山
八ヶ岳
浅間山

稲包山へ

 最後の登りは、すっぽんすっぽん嵌り込んでなかなか進まない。
夏道が深くなっているので落ち込むのかも知れない。
私も赤城さんも落ちて私も落ちる。
こんな所に試練が待ち構えていたとは。

稲包山

崩落雪庇帯

 登って行くとだいぶ暖かさで、雪も緩んで来ました。
先行く赤城さんもコース取りに苦労しているようだ。
時折クラックに捕まって落ちてしまう。
何とか乗り切り先へ進む。

稲包山へ
稲包山へ
緩んだ斜面を登る

パックリ口を開け

 調子よく雪庇を歩いて行くと、おっと!口が開いていました。まあ落ちても大丈夫ですけどね。

風紋の名残
大きな窪み
パックリ開いて

稲包山手前のピーク

 1461ピークの次を登ってみると、そこは雪原となっていました。
眺めが良く360度見渡せます。こちらの方が、稲包山より綺麗な所かも知れません。
正面に稲包山が間近に見え直ぐに到着と思いきや、この後試練が待ち構えていました。
 これからは、赤城さんに先頭を代わってもらいます。

稲包山手前のピーク
コベックラ沢分岐から稲包山
4番目の鉄塔
稲包山への稜線

4番目の大鉄塔

 3番目の鉄塔先には、コベックラ沢分岐とあった。
巡視路を辿りコベックラ沢を降りていけば、苗場スキー場まで行けるのだろう。
少し進むと4番目の大鉄塔が見えました。
稲包山へは、まだピークを2つ越えねばならない。
雪庇は、広く快適に歩いて行け気持ちが良い。

P1461
折れ曲がったダケカンバ

1461ピーク  9:23

 1461ピークの奥にもう一つピークが見える。山影で良く見えないが、此処まで来ればだいぶ近付いたのでしょう。
左は雪庇、右は低木が雪の重みで枝が折れている。
今期の雪の多さが良く判ります。
さてもう一山越しますか。

亀裂の入った雪庇
コベックラ沢分岐
覗き込む赤城さん
皇海山
男体山
錫ヶ岳
雪庇を振り返る
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稲包山の地図

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武尊山

沖武尊

中ノ岳

家ノ串

前武尊

剣ヶ峰

笠ヶ岳
至仏山
小出俣山
谷川岳
万太郎山

剣ヶ峰山

坪足はきつい
谷川岳
谷川岳
崩壊した雪庇
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