武尊山歩き 1   H.25 06-23(日)
山域別記録
日付順山行記録
武尊山 2
武尊山 標高2,158.0m
(単独行)
天気:晴れ
山頂気温:18.4℃
山歩き行程 (写真を撮りながらなので、とても遅いのです)
武尊牧場駐車場-46分-リフト終点-22分-登山口-38分
-花咲湿原分岐-25分-田代湿原分岐-37分-セビオス岳軽食休憩5分-56分-
家ノ串分岐-25分-武尊山頂昼食休憩45分-27分-家ノ串分岐-46分-セビオス岳-29分-田代湿原分岐-22分-花咲湿原分岐-28分-
登山口散策他1時間32分
-37分-武尊牧場駐車場    工程 9時間41分
休憩2時間22分含む   

日本武尊像

 日本武尊像を右に見て山頂は近付く。
雪崩跡かな、笹原を削ぎ落としたガレ場も有る。
今まで人が少なかったが、頂上に近づくにつれどんどん多くなる。

家ノ串分岐  9:34

 左は武尊山系を連ねる家ノ串から剣ヶ峰、前武尊へ続く稜線で、右は武尊本邦の沖武尊山頂へ向かう。
 中ノ岳の左を廻り込むように進むと笹清水が有る。表示には、菩薩界の水と書かれ修験者の信仰の表れか。

武尊が見えた
三ツ池
水場

鎖場

 鎖場が2ケ所続く。
団体さんがいれば渋滞になるだろうな。
乗り越えると森林限界を超えるので景色が変わり、気分も良い。
雪原を行くともう下山して来る人もいました。

急坂へ

 水が流れるの先には、大きな雪原が残っていました。
登山道が消えても足跡を辿れば、笹の隙間に踏み跡を確認。
 辺りが開け、皇海山や赤城山が見えた。
この登りは、苗場山の雲尾坂のようである。

鎖場
稜線に出る
雪の斜面
家ノ串分岐

セビオス岳  8:32

 斜面に小湿原が現れた。これからコバイケイソウ等が咲くようです。
端の方に少しだけイワカガミとミツバオウレンを見つけました。
 セビオス岳の山名板は無く、笹の中に台が有りザックを下ろししばし休憩。
気温は、17.9℃で意外と喉が渇きません。

セビオス岳へ

 緩やかな登りだが、相変わらず悪路が続く。そう言えば秋でもぬかっていたっけな。
長靴の方が良かったかも知れません。
昨日の雨と残雪が余計に泥んこを作り出しているのだ。

大きなぬかるみ
登山道が川と化す
雪原
赤城山方向
田代湿原分岐より山頂へ

田代湿原分岐  7:55

 避難小屋のすぐ先は、田代湿原分岐だ。
あれ登山者がいます。
田代湿原からやって来たそうで倒木等が有ったそうだ。
それにしてもマイナーなコースを1人で良く来たもんだ。
私も平成17年9月18日に歩いている。

田代湿原方向

武尊避難小屋  7:53

 三角屋根の避難小屋を覗くと中にストーブと薪が用意され、湿っているが片付いていました。
誰か管理をしている人がいるようです。

田代湿原分岐

悪路の始まり

 花咲湿原分岐の先からとたんに悪路となる。
登山道の手入れは殆どされてなく、笹が背丈まで茂り、おまけに泥んこである。
人が沢山歩くので、笹の葉まで汚れているのだ。スパッツを付けても意味がなく、雨具を履けば良かったかも。

花咲湿原分岐  7:30

 歩いて行くと、群馬県人口200万人記念映画ロケ地と書かれた看板が目に飛び込んだ。
へーそんな事も有ったか、と一応撮影。
 花咲湿原分岐までやって来た。
気温は、15℃と清々しい。
と気楽に歩けたのはここまででした。

笹藪
泥んこ道
武尊避難小屋
避難小屋内部
ホオの木
水源の森

武尊山登山口  6:52

 登山口で登山者カードを記入し、左の山道へ分け入って行く。
 手入れの行き届いた広い登山道を進むと、ブナの新緑が美しく広がる。

 ヒメカイウ(姫海芋)の群落が突然現れる。
一瞬水芭蕉と思いましたが、幾つか咲いている花を見ると少し違います。
 緩やかな道は、歩き易くぬかるみには木道が掛かる。
ブナの緑もホウの大きな葉も、やさしい緑色が心を癒す。

登山口より田代湿原分岐へ
登山口
ブナの森
ヒメカイウの群落
ブナの木


群落の真ん中をコースが横断
レンゲツツジの群落
ラベンダーリフト終点

わくわく体験棟

リフト終点   6:30

 ラベンダーリフトの横を登りわくわく体験棟の横に出た。
柵の中からヤギさんがお出迎え。
 下の方のレンゲツツジは、少し遅かったかも。

 先行者3人を追い越したと思ったが、同時くらいでゲレンデ直登も速く有りませんでした。
武尊命水と言う湧き水が流れ出て飲めるそうです。そして隣の池の周りの木には、モリアオガエルの卵が有りました
 武尊牧場スキー場は、2015年片品スキー国体のクロスカントリーコースとなるため、至る所で工事中です。
レンゲツツジの群落ど真ん中をコースが横断しているのです。
なんでこんな事をするのか!。

車道合流
ルピナス咲くゲレンデ
一本のブナ
白樺リフトからラベンダーリフトに乗換

ゲレンデを登る

 草が茂るゲレンデ登りで足元は、朝露でびっしょり。
道を横断し、ゲレンデを直登するとルピナスが綺麗に咲いていた。
左にコースを変更すると1本のブナの木が有ります。
ここで観光客は、白樺リフトからラベンダーリフトに乗換ます。

武尊牧場
ゲレンデを登る

武尊牧場

 武尊牧場内に牛はいません。
管理用の舗装道路を歩き始めましたが、ショートカット出来るので牧場内のリフトの脇を登ります。
牛は居ないおかげで、うんこを踏む事もないのです。

レンゲツツジと白樺
モリアオガエルの池
 武尊山は、平成19年 6月30日にオグナスキー場から登って以来、5年近く歩いていない。
谷川岳や尾瀬と違い、標高が高い割に花が少ないのが理由だろう。
武尊牧場では、レンゲツツジが満開との事だし、今日は武尊牧場1,500mフェスティバルと言うイベントが有るので久しぶりに行って見よう。
※ 村道東俣線は土砂崩れのため通行止めで東俣駐車場へ行けません。復旧の目途は立っておりません。

武尊山頂   9:59

 武尊山は、武尊山系と区別するため沖武尊とも呼ばれる。
流石に100名山なので山頂には、30人位休んでいました。武尊牧場コースの他に、裏見の滝方向や川場スキー場から登る人が多いようです。
 梅雨の晴れ間なので上越国境の山並み上部は、ガスが掛かり、尾瀬の山並みも完全では有りません。
南の天気は良いが、富士山等の遠くの山は見えません。
人が退いたので、私も山頂南側に腰を下ろす事が出来ました。
昼食は、先週と同じく冷やしうどんとおにぎりです。飲み物は、コーラとオレンジジュースで凍らせた水も持っています。

川場スキー場分岐  9:58

 山頂手前の川場スキー場分岐では、自転車を担いだ登山者が登って来た。
いやー凄いもんです。フルサイズのマウンテンバイクを担いで来るんだからね。
野営場方向に行き山を降りてから乗るのだろう。
登山道で自転車に乗れる場所は有りませんから。

雪融け水

 セビオス岳先で道は、一旦下る。追い抜いてい行った単独さんが、酷いぬかるみで戸惑っていた。
一体何処を歩けば良いのだろう。
その先の登山道は、雪融け水が流れ川になっていて、ゴアの登山靴も水が入り込んで来た。

山頂への急登
「眠る男」映画撮影現場
花咲湿原分岐
武尊牧場 H.25  6月23日

武尊牧場駐車場  5:44

 私の他に車は5台、早くから来る人もいます。
ちなみにリフトは、8:30から運行で料金往復1,000円、片道800円也。
もちろんリフトなど使いません。
仕度をしていると3名程、舗装道路を登って行きました。

武尊山 2

武尊山の地図

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駐車場
売店兼リフト券売り場
東屋
登山口へ

登山口へ

 登山口手前辺りのレンゲツツジは、丁度見頃を迎えています。
リフトが動いていないので静かな高原を散策出来ました。
 この先の森の入口が、武尊山登山口となっています。

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