掃部ヶ岳山頂 12:16
山頂には踏跡が有るが既に下ったようだ。
雪が熔け乾いた岩に腰を下ろす。南側しか見晴は無いけど、少し東に行った所から榛名湖が見えます。
まきまきさんとお昼を食べようとし、お茶を沸かすがなかなか沸騰して来ない。お昼なのに気温が2.5℃と低いので無理も無い。
じっとしていると冷えて来る。
居鞍岳を下る
居鞍岳からは、南斜面で雪は無い。
背の低い笹原は、今までの雪景色と違い気分転換となる。
頂上で1.9℃と寒かったが、雪が消えただけで暖かく感じられる。
先を見ると掃部ヶ岳と思しき物が見え、雪もありそうだ。アイゼンは、面倒なので外さずこのまま歩こう。
掃部ヶ岳山頂東
榛名湖が見えるポイントから覗くと、薄氷が張り始めたところだ。
寒くなったので写真を撮って引き返す。
居鞍岳登山口 14:40
尾根に登り上げ、自分達のトレースを見つけ辿って急坂を降りてゆく。
途中道を見失ったが、無事登山口に辿り着きました。
丸太階段ある整備された入口に、だまされるととんだ事になります。
掃部ヶ岳下山
雪のため、へいこら登った山道も下りは楽チンです。
居鞍岳手前の右折箇所も表示があるので迷いません。
居鞍岳の登りは、大変そうなので鉄塔巡視路方向に左へ巻く。
掃部ヶ岳へ
鞍部から尾根沿いに歩き、大鉄塔を右に見過ごし小ピークを3っ越えると左に榛名山系の見慣れた山が顔を覗かせる。
掃部ヶ岳山頂は直ぐそこである。
雪は少し深くなり、私が先頭を坪足で登って行く。
居鞍岳登山口 10:07
丸太階段を登ると、すぐ標識がある。
直進が尾根伝いの急登(整備されていない)右は、巡視路を行き山頂へとある。
急登が0:50、巡視路が1:15のタイムなので急でも尾根を行く事にする。
17号鉄塔からの道
鉄塔からは、岩櫃山方向が良く見える。
送電線も延々と新潟まで連なって鉄塔が並ぶ。
北斜面になると雪深くなり、巻道も等高線沿いで時間がかかりそうである。
尾根に戻る事にして登り上げる。
17号鉄塔 14:09
鉄塔から居鞍岳への道は、テープがありますが整備されていません。
巡視路経由で居鞍岳へ登るのは、だいぶ遠回りになるだろう。
鉄塔巡視路
カラマツ林の南西斜面は、日当りも良くポカポカして上着を一枚脱いでしまう。
途中沢が崩壊して倒木が道を塞いでいた。
16号鉄塔を左に見て、巡視路を進む。
居鞍岳下鞍部 11:19
居鞍岳を鞍部まで降りると送電線鉄塔の作業道と並行する。
木に古ぼけた道標があり、南に尾根伝いに行くと掃部ヶ岳北口、巡視路を北に進み乗り越え17号鉄塔から居鞍岳へと書いてある。
居鞍岳 10:57
頂上北に石祠が2つ背を向けて並んでいる。それぞれの集落の人達が祭ったのであろう。
三角点は、少し南に有り、周りに手作りの山名板が吊り下げて囲まれていた。
掃部ヶ岳からこちらまで足を伸ばす人達が多いのである。
居鞍岳へ
登山道は、獣の歩いた跡がくっきり残る。
喘ぎながらも登ると緩やかな尾根に吹き溜まりが出来ていました。
雪庇になるのだろうか、雪は20cm位ある。
急なので帰りは、巡視路の方が良さそうである。
目の前の丘が、居鞍岳であろう。雑木林で遮られ良く分からないが、尾根を外れないように登って行くのみである。
居鞍岳への急登
雪は、10cm程度であるが、念のためアイゼンを最初から着けて行く。
道は急登で、昭文社の地図も点線となり踏み跡程度とある。
動物の足跡のみで、この時期もちろん誰も登った形跡すらない。
猪の掘り返し跡が多数存在。
榛名湖を見下ろす