八海山歩き 1 H.26 10-12(日)
八海山避難小屋と千本檜小屋 9:00
三角屋根の八海山避難小屋、反対側の茶色い建物はトイレです。
あかさび色と白のドームが千本檜小屋で、二階建ての内部は広く、奥に祭壇もある。
反対側は管理人小屋と有料休憩所。
小屋の間の通路を通り、北側に抜ける。小屋広場には誰もいない。
裏に案内図がおいて有りました。
八海山 (単独行)
標高1,778m (入道岳)
天気:晴
山頂気温:26.9℃
火打山
米山
妙高山
山行図
九合目千本檜小屋より八ッ峰縦走地蔵岳
地蔵岳 9:12
山頂にお地蔵さんの頭の様な岩が有るから地蔵岳なのか、今にも落ちそうである。
こちらは、NHK大河ドラマ 天地人のオープニングの空撮箇所です。
眼下には、稲刈りの終わった魚沼盆地が広がります。
千本檜小屋を後に
西の薬師岳を見るとまだロープウェイからの登山者はいない。
広場に屏風道からの登山者が1人休んでいるだけだ。
小屋の人によると、昨日はとても混んだと言うので今日もいっぱい登るだろう。
そして台風のせいで連休のお客は、全てキャンセルとの事。
山頂紅葉の見頃は、先週で台風で葉が飛んで行ってしまいました。
地蔵岳-不動岳-七曜岳-白河岳‐釈迦岳-魔利支岳-剣ヶ峰-大日岳と続く。
さあ八ツ峰縦走が始まります
南に巻いて鎖を登り、まずは地蔵岳です。
六合目 7:41
鎖を幾つも登り、表示は無いが六合目でしょう。
5年前に枯れ始めていた尾根の松は、完全に枯れ木となっていました。
。
五合目 7:02
五合目で一休み。
紅葉が綺麗になって来ました。
日が射せばもっと鮮やかなのに残念です。
鎖場
四合目から先は、地図でも点線の鎖場続きの難路となる。
登り難い場所にすべて鎖が有るわけでもないのでけっこう大変だ。
魚沼盆地に霧が立ち込めている。
奥には、妙高山と火打山も見える。
四合目清滝より七合目へ
三合目 6:07
朝は寒かったのでベストを着たがだんだん暑くなって来た。
三合目の岩の下には、コンコン様が並んでいた。
屏風沢の支流を横切り、沢沿いを少し登る。
道は屏風沢の左を高巻いている。
屏風沢
増水した時のために渡篭がある。
水も少ないので歩いて屏風沢を渡る。
増水するような時期に難路の屏風沢コースを歩く人がいるのだろうか?
登山口駐車場 5:41
やっと明るくなった登山口駐車場には、私の他に5台だけ。
ヘッドランプの明かりが見えたので二合目のここから屏風道を登っているのだろう。
ロープウェイが動き出す8時前になるべく上まで登らねば八ッ峰縦走が鎖場渋滞になりかねない。
二合目駐車場より四合目清滝へ H.26 10月12日
八海山地蔵岳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
連休だが明日・明後日は、台風の影響で山歩きはとても無理である。
強風で紅葉が飛んで行く前にどこか登らねば。新潟の方が天気が良さそうなので八海山へ登りましょう。
高速道路を走り六日町に近付くと霧が出て来た。幸い明るくなった登山口は晴れていたので登れそうです。
八海山は、NHK大河ドラマ「天地人」で有名になりました。
修行のの山八海山は険しい八つの峰が連なり、西から地蔵岳・不動岳・七曜岳・白河岳・釈迦岳・摩利支岳・剣ヶ峰・大日岳と続く。
屏風道と八ッ峰コースは、鎖の連続で足場の悪い所が多く、脚力だけでなく腕力も必要とします。
初心者や体力に自信の無い方は、止めた方が良いでしょう。屏風道は下山禁止です。
※ 9月27日に山頂において男性の滑落死亡事故が有りました。
明日は台風が来るのにとても眺望が良い。
日本海に大きな佐渡ヶ島が浮かび、西には北アルプスの山並みも薄ら見える。
南は、巻機山の山塊が大きく広がる。
裏巻機もいつか歩きたいコースです。
東は、これから登る不動岳、その横に中ノ岳、越後駒ヶ岳の背後に磐梯山も判りました。
七合目より九合目千本檜小屋へ
七合目 8:00
高台に祠と鐘と像が有り、山伏が儀式をするのだろか?
八海山ロープウェイの営業時間は、土休日が8:00より17:00までです。
カメラを向けると動いていました。
国土地理院2万5千分1地図に加筆
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です。)
二合目駐車場-56分-四合目-25分-5合目休憩6分-51分-7合目-1時間-千本槍小屋-12分-地蔵岳休憩8分-56分-大日岳休憩7分
-27分-入道岳昼食休憩37分-34分-迂回路分岐-10分-新開道分岐-1時間8分-カッパン倉休憩9分-25分-稲荷清水水場往復5分
-41分-二合目駐車場 全工程 8時間58分休憩1時間12分含む
紅葉真っ盛り
七合目の先は、紅葉色濃くなった屏風沢左支流上をトラバースして行く。
この切り立った山肌の何処を一体登るのだろか?
鎖を握り横歩きで沢に降りる。
沢に降りたら今度は沢を登ります。
少し登ると右に曲り、沢から抜け出す。
振り返ると崖の紅葉が見事です。
ダケカンバが一本斜めに生えている。
豪雪で真っすぐ育たないのだろう。
鎖はまた続いている。
この鎖場も草刈りされて手入れが行き届いています。
ロープで体を確保しないと草刈りも出来ないのでは?
屏風道は、それほど人が登らないのに、とてもありがたい事です。
四合目 水場 6:37
高台から、紅葉に囲まれた大滝が綺麗に見えます。
水場は、屏風沢まで降りなければならないので止しました。
上から岩の下に修験者のお籠り堂の様な建物が見れる。
だいぶ傷んでいます。
小屋へ
連続した鎖場を越えるとやっと緩やかな尾根へ出て、八海山の八ッ峰と小屋が見えてきた。
やっと一旦鎖から解放されました。
写真を撮っていると後続者に追い越されてしまいました。