吾妻耶山歩き H22 10-03(日)
仏岩登山口駐車場 11:09
日曜日なのに登山者は、一人もいない。
車を留め歩き出そうとしているとキノコ狩りらしき人の車が、横に止まった。登り口がわからないと言うので一緒に歩き出す。
山歩き行程 (写真を撮りながらなので、ゆっくりです。)
仏岩トンネル駐車場-23分-仏岩休憩4分-1時間5分-吾妻耶山頂 昼食休憩40分-53分-仏岩-21分-仏岩トンネル駐車場
全歩行行程 3時間26分(休憩44分含む)
吾妻耶山頂 12:41
誰も居ない少しガスが巻く神秘的な山頂には、六文銭の印が付く大きな石祠が並んで三棟有ります。
左は相俣村、中央が師田村・布施村・新巻村・羽場村、右が寺間村・石倉村・小川村・月夜野上組・月夜野町組と彫って有り同時期に建てられたようだ。
残念ながらの曇り空で景色は殆ど望めない。
ズボンの裾をめくると靴下が、赤く染まりヒルにやられてしまった。
吾妻耶山登山道
黒檜の根が張り出すようになると急坂はお終い。
ガレ場でシダの茂る谷間から岩場を見上げ、少し登るとテーブル上の山頂大地に出ます。
三角点は西側だが、頂上は東でカラマツの林を進んでいく。
熊棚
辺りを良く見ると、まだ新しそうな熊棚が沢山ありました。
これは堪らん、鈴を振り鳴らし、ホイッスルを吹きながら進む。
さっきまで雨に打たれ、濡れたブナ林はまるで新緑のようだ、季節を疑っていると、1本だけ紅く染まったドウダンツツジを発見。
「やはり秋なんだな」と実感が湧いてくる。
注意! 今年は熊が多く出ています。 まだヒルもいますので気を付けて下さい。
吾妻耶山登山道
右への巻き道が尾根に合流すると最後の急登です。
山行図
朝起きると生憎の曇り空、谷川岳はガスの中であろう。
ゆっくりしているうちに時間ばかり過ぎていく。
今年は、なぜか吾妻耶山に一度も登っていません。
蛭が多いので暖かい時期は遠慮しているためだ。
増して今年は、熊の目撃が一段と多いと言う。
里山は、意外と危険が多いものである。
低山の紅葉はまだ早いが、偵察に行って見ましょう。
仏岩 11:32
大きな仏岩に一緒の人もびっくりしていました。
北側に廻ると錆びた鎖が吊るしてあり、あまり登る人は居ないようだ。
木々の葉が落ちると全容が判るのだが、下の方がオーバーハングしていて不安定な感じです。
山頂まで、1時間と言うと此処まで一緒に来たキノコ採りの男性は引き返しました。
もうキノコどころでは、無いでしょうね!
赤谷越(仏岩峠) 11:34
標識にも熊の爪痕がある。
同行の人も仏岩まで行くと言う。
熊が怖くなり一人での行動が心細くなったのだろう。
熊に遭遇
もう直ぐ仏岩峠と云う所で、バキ・ガサガサと嫌な物音がしました。
直感で熊に気づき、目で追うと熊棚から一目散に右の赤谷方向に逃げて行きました。広角レンズを付けていたため、写真に撮れず終い。
吾妻耶山登山 H22 10月 3日
吾妻耶山 (単独行)
標高1,341m
天気:曇り
山頂気温:14.0℃