ヒノキのウロ 5:38
朝靄の中を登り、途中で東大山岳部の学生を追い抜いて、ヒノキのウロで一休み。
気温は、18℃と低くも湿度が高いので汗がでる。
ヒノキのウロまでは、45分で登る時もあるのに1時間も掛かってしまった。
今度は、ヒノキのウロ上の平地で休んでいると追い越されたので急いで切り上げまた先に行く。
急坂の低木樹林帯は、白毛門登山道で一番嫌になる所である。
じめじめした道を抜け、岩場を登りきると眼下に雲海が広がり、谷川岳が雲の上に浮かび上がって見えました。
何度となく白毛門に登っているが、始めて見る光景だ。
白毛門山頂 7:13
白毛門山は、天気の良い日に限る。
前回6月5日に来た時は、花曇りでぼんやり谷川岳が見えただけだった。
東大生は、東黒沢へ藪漕ぎに入ると言っていた。
朝日岳に向かう軽装の人に写真を撮ってもらい。オニギリ一個とコーラで腹を満たす。
笠ヶ岳避難小屋 8:15
避難小屋へ降りて行くとキスゲも多くなる。
朝日岳方向は、ガスが濃くなって山頂が隠れてきました。
この小屋に泊まって、朝日に染まる谷川岳を何時か撮ってみたな。
白毛門山への急坂
岩場には、ロープが有り冬場の苦労がうそのよう。
尾根に出て稜線を進む。
岩の上から振り返ると東大生が、登って来ました。
谷川岳が、雲海から突き出てカッコいい、惜しむらくは頂上の雲が邪魔。
土合 東黒沢登山口 4:37
出足は、くなったが、まだ馬蹄形縦走を諦めた訳ではない。
土合駐車場に車は、まだ少ない。
登山準備中に、学生の団体さんが横切って行く。
登山口の馬蹄形概念図を撮影し、いざ出発。
朝日岳へ
笠ヶ岳を振り返り、ニッコウキスゲのお花畑の大きさを確かめる。
小烏帽子を過ぎた所からガスが濃くなり。
何処を歩いているのやら判らない。
先行の2人には、どんどん離されている。
ピークを幾つ登ったのかも定かでない。
ガスが時折抜け、大石沢が見えました。
この先は、宝川が流れている。
青空が、見えたのですかさず歩いてきた道を振り返ると人は、誰も居ない。
朝日岳が、奥に見えると蛇紋岩地帯のお花畑に変化する。
ホソバヒナウスユキソウは、終わりに近いけどシモツケソウ・イブキジャコウソウ・オオバギボウシ・ニッコウキスゲ等多種の花が咲いていた。
笠ヶ岳へ
雪原となっていた場所は、草原が広がっていました。
アップダウンを繰り返しながら、鞍部まで進むが、どうしても先行者に追いつけません。
ザックの中の水や食料が、重く堪えている。笠ヶ岳への急坂は、もう休み休みだ。
山行図
相互リンクしている「気ままな男の山歩き」の赤城さんが、馬蹄形縦走をしたと言う。
やはり日が長い今のうちだろう。
連休が取れたので前の日、馬蹄形縦走を計画を実行に移すため、3:00頃より登ろうとしたが、目覚ましの手違いで起きたのが3:40。
出だしからつまずいてしまった!
結局登り出しが、4:37で辺りは明るくなっていました。
暑くなっても良い様に水分は、氷水・コーラ・お茶・オレンジジュース・スポーツドリンク等、3.5リットル以上用意した。足りない分は、朝日岳で補給しよう。
食料もオニギリ3個、菓子パン3個、ザルソバとカロリーメイト、きゅうりとトマト他十分である。
後は、天気次第で気合が変わり、ずっと気分の高揚が保てるかどうかにかかる。
失敗したら蓬峠をどちらかに下れる、左回りを計画しました。
笠ヶ岳山頂 8:06
キスゲの花が見える頃には、笠ヶ岳山頂が近い。雲海もだいぶ薄まって来ました。
先行者に写真を撮ってもらっていると後からまた登って来た。
朝日岳まで往復すると言う。
山頂で、パンをかじり水を飲んだだけで2人を追いかける。