ヒメイチゲ(姫一華)
分岐路 13:03
3リットル以上持って来た水も少なくなったので旧道を南に降りてみる。
水場は、雪で埋まっていたので残雪の下から流れ出た雪解け水を確保する。
笹原を少し行くと、五十里尾根分岐を過ぎ,
笹刈の道は、以前より登り易かった。
気温が24.4℃まで上がり暑いなー。
キクザキイチゲ(菊咲一華)
ムラサキヤシオ(紫八潮)
イワナシ(岩梨)
マンサク(満作)
土合駅 18:23
土合駅まで一区間、10分の乗車である。
車内で車掌に、230円払いたちまち土合駅。
10分歩いて土合橋駐車場に戻る。
沢山いた車は、殆どいなくなり4台ほどか。
久しぶりにだいぶ歩きましたが、天気が良く最高の山歩きになりました。
林道終点 16:26
やっと林道に出ました。
渓流釣りの車や渡渉点で会った人の車が留っていました。
黒金沢出会の先にも、水場がありました。
渡渉点 16:01
水音が聞こえてくると渡渉点です。
小屋番さんかな?3人で石や木を使い渡りやすく作業中でした。
此処は、水量も少なく渡渉点と言っても危険はありません。
作業中を中断させ失礼して渡らせていただきました。
蓬峠を降る
笹原の奥の武能岳を顧みて、蓬沢を見下ろす。
左に仙ノ倉山、奥に残雪の多い苗場山が見える。
さすがに雲が多くなってきた。
蓬峠へ
七ッ小屋山を降りると少し乾いた小湿原がある。
この先は、蓬峠、七ッ小屋山を振り返り写真に収める。
湯檜曽川上流には、雪渓から流れ落ちる滝が見える。
平坦な道は、快適で笹刈された道の両側には、カタクリとシラネアオイが沢山咲いている。珍しくキクザキイチゲもあった。
疲れも無く快調に歩いたのでもしや、馬蹄形が出来るかな、と考えコースタイムを計算すると、まだ7時間も掛かる。
下山は、夜の9時なってしまうのでとても無理だ。
気温は、とうとう25.8℃まで上がり、今が一番暑い時間帯である。
大源太山分岐 13:50
笹原が無くなると平坦な尾根道でシラネアオイが目立つようになる。
雪の残る斜面を登ると大源太山への分岐
となる。此処を右に少し行けばピークで見晴が良い所ですが、今回は、電車の時間が気になりパス。
ナエバキスミレ(苗場黄菫)
イワウチワ(岩団扇)
七ッ小屋山頂 13:56
左に今まで歩いた山が見渡せ、七ッ小屋山が近付いた。
山頂は、馬蹄形縦走の中間点に近いのでぐるりと見渡せる。
大源太山が近いな、軽食を摂りコーラが旨い、時間が無さそうなのでパンをかじりながら先に進もう。
土樽駅 17:07
土樽駅には誰もいない。電車は、1時間以上余裕がある。
暑さでむっとした駅舎には、私独りだ。
後から若者が2人入ってきて、話をする。
西黒尾根から茂倉新道を降りてきたそうである。
今までゆっくり出来なかったので、十分に休息。
蓬新道
渡渉点を過ぎると、平坦になる。
蓬沢沿いの湿った岩がごろついた歩き難い道を道をひたすら進む。
へびが出そうだが、まだ出くわした事は無い。
蓬峠を降る
残雪の上を幾つか越して行く。
中には、アイゼンを付けていないので多少危険な箇所も有りました。
トラロープが渡している所を過ぎると、林の中をジグザグにぐんぐん高度を下げていく。
水場 14:53
蓬沢上部は、雪渓が残りますが、水場はしっかりありました。
樋から流れる水は、雪解けで冷たく美味しい。
タテヤマリンドウ(立山竜胆)
土樽駅へ
茂倉新道を降りてきた人達が、3人程橋を渡ってきた。
高波吾策さんの胸像を横目に土樽駅に向かう。
ヤマツツジ(山躑躅)
堰堤 16:22
真新しい堰堤が見えた。
此処から林道になると思いきや、また林の中に入っていく。
飛ばしたので電車には、ゆっくり間に合いそうだ。
蓬峠 14:43
蓬峠に到着、小屋番さんも誰もいない。
土樽駅まで3時間、18:12の電車に間に合うと思うが、念のため休まず下ろう。そして水も補給しなくては。