清水峠へ
清水峠へ下る尾根筋は、一部新潟側が崩落している場所がある。
滑り落ちないように注意しながら足を運ぶ。
5月3日に縦走した人によると、此処が一番危険だったそうだ。
ご夫婦に写真を撮っている間に追い抜かれたが、この先でまた追いつきました。
大烏帽子へ
雪庇の残骸を越え大烏帽子へ向かう。
ウツボギ沢支流には、残雪が沢山有りました。
朝日岳 10:56
朝日岳に着くと、男女2組が食事中。1組は先行者でゆっくりお昼の準備をしている。
笠ヶ岳・至仏山・燧ヶ岳・景鶴山等の尾瀬の山々が近く感じられ、そして一通り写真を撮った。
私も、コンビニで買ったざるソバとおにぎりを食べ、コースタイムを計算すると余裕が無いので直ぐに出発した。
朝日岳へ
大烏帽子を越えても朝日岳へは、小ピークがある。
大石沢にも、残雪が有り、滑り降りられるほどだ。
朝日岳手前は、多種の花が咲くお花畑になる所であるが、まだ花は無い。
大きな岩を左に巻くと直ぐ山頂である。
蓬峠まで行くと先に進んだご夫婦は、どうしただろうか。
私は、撮影ばかりしているのでどんどん距離を離されました。
笠ヶ岳避難小屋 9:52
笠ヶ岳からほんの僅かな先に避難小屋がある。
水場が無いので不便だが、朝日の当たる谷川岳を撮影するため泊まる人も多いと聞く。
これから朝日岳までは、アップダウンが幾つも有り意外と距離が長い。
ミネザクラが咲く岩場を降り、小烏帽子へ向かう。
この下の鞍部は、ニッコウキスゲの群落になる場所である。
小烏帽子から振り返るとシャクナゲ越しに谷川山系と笠ヶ岳が並び素晴らしい光景を目にした。
雪原を下る
清水峠やこれから向かう七ッ小屋山を正面に見ながら林を降りていく。
右回りの馬蹄形縦走では、一番きつい登りになる所です。
潅木地帯を抜けると雪原有り、一気に降る事が出来ました。
清水集落から朝日岳を目指す人に行き会い様子を聞くと、車は集落終わりまでしか入れないとの事で、だいぶ長い距離を歩くという。
雪で首の後ろや腕を冷やし熱中症対策をとってみる。
ジャンクションピーク 11:48
ジャンクションピークからは、新潟から奥利根の山々が見渡せる。
巻機山が、近くに見え簡単に縦走出来るように見える。
でも道標には、難路と書かれていて道は無い。
大烏帽子山までは、行けそうでもその先は、残雪期でないと無理だろう。
巻機山
越後駒ヶ岳
中ノ岳
荒沢岳
朝日ヶ原
水場を探して宝川方向に向かって見たのだが、水場は雪原の下で見当たらず。
当てにしていたのに仕方が無い。
朝日ヶ原の東側に大雪原が、続いているのでこの際こちらを歩いてみよう。
3つの池塘は、雪の下で見えていない。
振り返ると、朝日岳近くまで雪原の帯がずっと続いている。
ジャンクションピークに近付き雪原が終わるとシャクナゲの道になった。
こちらは、8分咲程度で今が一番きれいな所だ。